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平成23年度 校内研修
 研究テーマ

学ぶ愉しさを感じ,確かな学力を身に付ける算数科学習

〜1単位時間の指導のあり方を見つめて(2か年計画)〜



○ 「学ぶ愉しさ」とは


 本校では,子どもたちが学ぶ愉しさを味わうためには,受動的な学びから主体的な学びとなるような授業を展開していく必要があると考えています。その主体的な学びとは,子どもたちが課題に対して問題意識をもち,既習の内容や方法を生かして問題解決に取り組む姿ととらえました。このような学習を進めていくことで,「この考えを使ったら解けた」「新しい考えや方法を発見することができた」「次は別の方法や考えでやってみたい」などのように,自分で解決できた喜びや算数の本質的な価値に触れる愉しさ,友達と学び合う愉しさ,探究する喜びなどを味わうことができると考えています。そして,このような主体的な学びから感じられる喜びや愉しさは,子どもたちの「学ぶ意欲」を高め,「確かな学力」を身に付けることにつながると考えられます。

○ 「確かな学力を身に付ける」とは

 学校では「生きる力」を育むことが求められています。その「生きる力」とは,「基礎・基本的な内容を確実に身に付け,いかに社会が変化しようと,自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力,自ら律しつつ,他人とともに協調し,他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性,たくましく生きるために健康な体力など」と表されています。「確かな学力」というのは,その「生きる力」の中で「知」の部分にあたるものであり,「確かな学力を身に付ける」とは,学習指導要領で示された学習内容である「基礎・基本」を基盤とし,思考力や判断力,表現力などの能力がバランスよく身に付いた姿と本校ではとらえました。
                    
仮説1
 1単位時間の学習において,導入を工夫し,自力解決力や相互解決力を身に付けさせながら問題解決の学習を展開していくならば,子どもたちは学ぶ愉しさを味わい,確かな学力を身に付けることができるであろう。
  〜研究の視点〜
   ○ 1単位時間の指導過程のあり方を設定する。
    (学習課題→学習問題→見通す→調べる→まとめる→生かすの学習過程)
   ○ 導入の工夫を図る。(教材の工夫,課題提示の工夫)
   ○ 自力解決力・相互解決力の育成を図る。(ノート指導,ペア学習の設定,練り上げの工夫)
仮説2
 子どもの実態に応じたT・T指導や少人数指導などの指導形態の工夫・改善を図れば,子どもたちは学ぶ愉しさを味わい,確かな学力を身に付けることができるであろう。
  〜研究の視点〜
   ○ 指導形態の工夫を図る。(T・T指導や少人数指導の確立)
 仮説3
 物的環境を整え,業間タイムの工夫・改善を図れば,子どもたちは学ぶ愉しさを味わい,確かな学力を身に付けることができるであろう。
   〜研究の視点〜
   ○ 物的環境を整える。(校舎内の算数コーナーの設置)
   ○ 業間タイムの改善・工夫を図る。(算数チャレンジの実施,問題作成)