平成19年度学校教育研究大会  研究実践経過(中間報告)

 平成19年度「校内研修計画」概要について(ここをクリックしてください)

研 究 主 題
「心の教育」の充実を図る指導はどうあるべきか
〜個性を尊重するとともに,他者を思いやる心をもつ生徒の育成〜


2 本校の「心の教育」の取組

 (1) 
朝のふれあい活動 (火曜日を除く毎朝8:10〜8:15)
    一日の始まりを,担任と生徒との心のふれあいの場とする。

 (2) 
全校読書の実施(毎週月曜日8:15〜8:30)
    週の始まりを心静かにスタートする。(生徒・職員全員での取組)
    朝の読書活動 水〜金(8:15〜8:30)1・2年生で実施。3年生は1学期のみ実施

 (3) 
朝のあいさつ運動の推進
    生徒会執行部を中心としたボランティアが校門に立ち,登校してく友達と挨拶を交わす。

 (4) 
道徳教育の充実
    思いやりの心を育て,道徳的実践力を高める道徳教育の充実・・・道徳の時間と体験活動の深化

  ○ 重点・・・指導計画の見直し,実践と評価・改善 
    ・ 各行事との関連(適時性)を持たせるための価値の配列表の作成
    ・ 副読本の活用の工夫と心のノートの活用

 (5) 
個に応じた教育相談活動の充実
    全学年毎学期(年3回)の教育相談の実施
     1・2教育相談・・・6/22,25,26,27 12/4〜7 2/26〜2/29
    3年三者相談・・・7/9〜7/13 12/3〜12/7

 (6) 
ハートフルタイムの拡充
    講話や体験を通して,人間としての生き方や人間尊重の精神,社会性,豊かな心について考えさせ,
    実践していく意欲や態度を育てる。
    平成19年度・・・1学期「映画鑑賞」:2時間  
    2学期「ストレスマネジメント」:2時間
    3学期「立志式における講話」:1時間
    平成18年度・・・1学期:「礼儀作法・マナー教室」
               2学期:「ストレスマネジメント」
               3学期:「立志式記念講話」

 (7) 
芸術鑑賞
   芸術・文化活動にふれさせ,情操を高める。
   平成19年度・・・
R&R スチール・オーケストラによる民族音楽の演奏会

   平成18年度・・・市小・中学校芸術鑑賞劇場「寄席」・”じゅげむ”ってなに!

 (8)  
性教育の充実
  ・ 性教育講話の実施 ・・・学校医・助産婦により,全学年実施
    親子で聞く性教育講演会の実施(3年生徒・保護者対象:日曜参観授業時)
  ・ 発達段階に応じた性教育授業の実践
    1・2年生   12/14(金)PTA授業参観時  「性教育授業」の実施・・・「命」について 
    3年  12/20(木)性教育授業・・・警察署から講師を招聘し,「電子・携帯メール,サイト,性被害」

    平成18年度「性教育授業」各学年テーマ
    1年「生命誕生」,2年「生命の大切さ」,3年「講話:新しい命を授かって」

 (9)  
特別支援教育の充実・・・校内委員会「心の教育推進委員会」と就学指導委員会とのタイアップ
    特別な教育的支援を必要とする生徒の障害や特性の理解,指導について校内支援体制の確立を図る。
    校内研修の実施・・・10/15(月)鹿大附属護学校
    心の教育推進委員会・・・不登校生の現状把握とこれからの対応についての協議の場

 (10) 
職員研修の充実
     カウンセリング法の研修等を実施し,生徒の内面的理解に努める。

 (11) 
ボランティア活動の推進
    体験的な活動を通した「心」と「生きる力」の育成

 (12) 
部活動の充実
    心身の健全な発達と豊かな情操の育成 「心・技・体」の充実


 成果と課題
 (1) 成果
  @ 「いじめ問題を考える週間」を設定し,4月に学活,9月に道徳で学年同一テーマ,資料のもとに授業を展開できた。
  A 発達段階に応じた進路学習(啓発的体験)を継続的・計画的に行っていることで,自己理解の深化,進路選択能力の
    育成につながった。
  B 性教育において,講話(形態の工夫)と授業を組み合わせた実践により,活動が定着しつつある。
  C 「就学指導委員会」と「心の教育推進委員会(特別支援教育委員会)」の位置づけ・役割を明確にしたことで
    生徒理解や個別の支援計画の作成など具体的な動き出しができた。
  D 教育相談活動を毎学期設定したことで,生徒との対話(悩みやいじめ等の把握)の時間確保ができた。 

 (2) 課題
  @ 道徳教育の充実の視点から,「道徳の時間」の充実と各教科,特別活動や他の領域との関連をさらに強めていく
    ことが必要である。
  A 「心の教育」の重点として取り組む諸活動の系統性をさらに強化し,活動の目的等で関連をはかり,計画的な運営
    を行うことが大切である。
    (活動計画・内容の見直しと精選,教科・道徳・特別活動・総合的な学習の時間との関連の明確化)
  B 特別支援教育において,個別の支援計画の作成・実施に努めているが,不登校生徒の増加やプログラムの複雑
   化による,相談室の機能化(カウンセラー,担当者の連携)に課題がある。
  C 「心」と「生きる力」を育成するための体験的な活動やボランティア活動を進路学習,総合的な学習の時間等との関
   連で精選し,位置づけていくことが必要である。
  D 師弟同行による朝読書・短学活・給食・清掃活動など,全教育活動を通して生徒と教師,生徒同士のふれあい活
   動を見直し心の教育の基礎を培うことが必要である。