進 路



      


平成19年度
進路情報「道」2007

号数 9号 10号 11号
発行日 9/3 9/3 9/21

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平成19年度
進路学習(総合的な学習「進路学習との関連)・・・ここをクリック

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これまでの取組

進路学習



3年間を通して
親子で学ぶ「進路学習」

 中学校における進路学習とは,『上級学校・職業に関する知識や自己理解をもとに,生徒1人1人が自分の進路を自分の力で選択していく力を身につけていく活動』であるといえます。また,「人間としての生き方に関する学習(指導)」であるとも言えます。

そして,この学習を充実させるためには,1年生からの段階的な進路学習が大切になってきます。系統的な学習により,自己理解を深め,多くの情報から自分の進路を的確に決定していく判断力がついていくからです。

本校では系統的な進路学習を行っていくために,下のような計画で学習を行っています。

1  年  生 2 年 生 3 年 生
テーマ 大きな夢を持つ 夢と希望をつきあわせる 夢と希望をつきあわせる
学習内容 自分の将来の進路に感心を持ち,自分自身を知ること(自己理解)の必要性や,将来の希望を考えていきます。 自分の個性や職業・上級学校の種類を理解し、自分にふさわしい進路を選択しようという学習をします。 自己理解と,進路学習,進路情報等に基づき,自分にふさわしい進路を主体的に選択・決定していくための学習をします。
学級活動の題材名

@私たちの将来の希望

A働く人々の姿

B働く人々の仕事と考え

C人と個性

D自分の特色,友達のよさ

E男女の協力

F自分の進路と将来設計

G進路計画の必要性

H進路計画の立て方

@A人はなぜ働くのか

B職業とは何だろう

CD職業の内容を調べよう

E職場体験学習への取組み

F職場体験発表会への取組み

G人はなぜ学ぶのか

H個性を生かす場を求めて

I学ぶ制度を調べよう

J中学卒業後に学ぶ道

K自分の力を高めていこう

L自分は何に向いているか

M適正を生かす進路を選ぼう

N進路計画を立てよう

@先輩の姿に学ぶ

A生き方について考える

B将来の生き方を考える

C自分を見つめなおす

D進路先を調べてみる

E進路計画の修正

FG進路を最終決定する。

H自分の道を切り開こう

I卒業期を迎えて

J受験の手続と心得

KL受験・面接の心得

M将来の生活への心構え

NO希望にあふれて

体験活動

○集団宿泊学習

○社会人に学ぶ授業

○職場訪問体験学習

○修学旅行

○職場訪問体験学習発表会

○先輩に聞く

○高校めぐり ○高校説明会

○自分らしい生き方を考える授業


 この計画に見られるように,伊敷台中学校では学級活動の年間計画に基づき,3年間を通した系統的な進路学習を行っています。また,「生きる力」の育成を図っていくために,啓発的体験活動や問題解決的学習にも取り組んでいます。

学級活動の年間計画では,(3)の項目を学級活動における各学年の進路学習の内容とし,学校行事や各学年の活動と連携させながら,学習の計画を立てるようにしています。

また,学級活動における進路学習の系統図も作成しています。これは,1年生からの段階的な進路学習を3年間通して行っていくために作られています。そして,系統的な進路学習を通し,自分をよく理解し,多くの情報から自分の進路を的確に決定していく判断力を育成させることをねらいとしています。

1年では「大きな夢を持つ」,2年では「夢と希望をつきあわせる」,3年では「自分で進路を決定する」という学年ごとのテーマをかかげ,進路学習を進めていきます。

また,総合的学習とも関連させながら啓発的体験活動を計画的に取り入れています。総合的な学習の時間の目標でもある体験的・問題解決的学習と進路学習を関連させながら,1年では「社会人に学ぶ」授業2年では「職場訪問体験学習」3年では「生き方を学ぶ」授業の活動を行い,これらの活動を通して,職業や生き方についての関心を高めると共に「生きる力」の育成を図りたいと考えています。

他の学校でも同様の活動が行われていると思いますが,本校ではより地域の人材や実態に合った体験的学習をするための工夫として,PTSという形式で進路学習を進めています。


PTSについて詳しく知りたい方は,左のメニューにある「PTS」のボタンをクリックしてください。


下記の啓発的体験活動もPTSの活動として取り組まれています。

●1年生「社会人に学ぶ」授業

これは学級活動で取り扱う「働く人びとのすがた」や「働く人びとの仕事と考え」の題材に関連した活動で,様々な職種の社会人を招き,仕事の内容や働く大変さや喜びの話をしてもらうものです。

平成13年度は10名の社会人講師を招き授業を行いました。そして,生徒は自分の希望を元に,それぞれの講師の会場に分かれ,講演を聞きました。そして,保護者と共に質問や意見交換をしました。

この活動では,保護者と共に講師の検討や依頼などを行い,できるだけ生徒の関心の高い職種の社会人を探すようにしています。

●2年生「職場訪問体験学習」

2年生では学級活動の「職業の内容を調べよう」の題材に関連させ「職場訪問体験学習」を行っています。

事前の学級活動では,職業に対する知識と関心を高めさせるため調べ学習を行い,当日の訪問体験学習では,職場の雰囲気を感じたり,働く人の考えなどを理解したりする学習を活動の目的としています。

事業所によって受け入れ可能な時間帯が異なるので,A終日訪問,B午前中訪問,C午後訪問というように分かれて活動します。各事業所には,生徒の訪問希望をもとにグループをつくり,公共の交通機関を使って移動します。

平成13年度は60の事業所で訪問体験学習が行われ,当日生徒たちは学校に集合したり,それぞれの事業所に直接集まったりして活動しました。

職員だけでは,60の事業所すべての生徒引率・管理をする事が出来ないので,保護者の協力をえて現地での人員確認や健康状況の把握・学校への連絡等を行ってもらいました。また,参加された保護者には活動の様子を写真に残したり,体験的な活動をさせてもらえる事業所では生徒と一緒に活動に参加したりしてもらっています。そして,職員は自分の担当の事業所を回り,保護者と連携をとりながら,訪問体験学習の様子を確認していくようにしています。

活動後は次の学習につながるよう,調べたり体験したりした事を新聞としてまとめ,他のグループや他学年にも発表するようにしています。

このように2年生では,事業所の開拓や訪問の相談,当日の訪問体験学習の参加まで保護者と共に行っています。

●3年生「生き方を学ぶ授業」

3年生ではPTSをもとにした進路学習として「生き方を学ぶ授業」を行っています。

具体的な内容として,夏休み前に「先輩に聞く授業」,二学期には「高校めぐり」,「高校説明会」,「自分らしい生き方を考える授業」があります。保護者には,当日の活動への参加や講師の検討などの協力を得ています。

「先輩に聞く授業」⇒これは学級活動の「先輩の姿に学ぶ」の題材に関連させた行事です。

本校の卒業生を招き,受験についての心構えや,高校生活についての話をしてもらうものです。平成12年度は5名の高校1年生に来てもらい,体育館で3年生全員に対し,話をしてもらいました。平成13年度は高校生活の流れや辛さや喜びをよく知っている3年生に来てもらい,高校生活の中での体験をもとに,具体的な話をしてもらいました。

「高校めぐり」「高校説明会」⇒これらは学級活動の「進路先を調べてみる」題材と関連しています。

本校は鹿児島市内にありますが,生徒はどの高校がどこにあるのかをよく知らないというのが実態です。そこで,数年前からバスに乗り,鹿児島市周辺の公立・私立高校を見て回る行事を組んでいます。平成13年度は総合的な学習の時間の一環として2日間「高校めぐり」を実施しました。このことにより,正門や校舎が見える所まで行き,高校の場所や学校の様子をゆとりを持って確認をすることができています。また,鹿児島市周辺の公立・私立高校の先生方に来ていただき3年生全員と保護者に対し高等学校の説明をしていただく「高校説明会」も総合的な学習の時間として2日間に分け実施しています。

 ○「自分らしい生き方を考える授業」⇒これは学級活動における「生き方について考える」や「将来の生き方を考える」題材に関連した活動で,様々な立場の人をから「生きるということ」について話をしてもらったり意見交換をしたりする内容です。

平成13年度は,鹿児島市消防局中央消防署所長,押し花作家,メルヘンスポーツの方を招いて行いました。この行事においても,講師の検討や依頼の相談・当日の運営など教師と保護者が協力して行いました。また,当日の活動には保護者も参加し,生徒・教師・保護者の立場から様々な意見や質問を出し合いました。このように保護者の協力と進路学習に対する理解が,体験的な学習を可能にしています。当日は講話の後,生徒と保護者でグループをつくり「自分らしい生き方」について意見を交換し合いました。また,講師の方にもそれぞれのグループに入ってもらい,話合い活動に参加していただきました。

進路情報紙「伊敷台」

各学年における,進路学習にともなう啓発的体験活動をより充実させていくには,保護者の協力や理解が不可欠です。

そのためには,保護者や地域に対して学校がどのような進路学習を行っているのかを知ってもらう事が重要になってきます。

そこで,本校では保護者に対する情報発信のひとつとして,平成12年度から進路情報紙「伊敷台」を発行しています。3年生や保護者に対し,進路に関する様々な情報を知ってもらうためです。

しかし,進路情報紙が保護者の手元に届かない場合もあったようです。そこで,平成13年度年からは進路情報紙を1・2年生にも配布するようにしました。それぞれの学年の生徒や保護者に対し,他の学年がどういう学習をしているのか,また今後進級したらどういう学習をしていくのかを知ってもらうためです。

また,全校生徒に配布する事で,1年生の段階から進路について家庭で話をするきっかけとなったり,生徒や保護者の会話の中で進路の話題が出てきたりすることをねらいとしました。そうする事によって,進路情報紙の存在を知ってもらい,進路に対する興味を持ってもらおうと思ったからです。

また,今後3年間全学年に進路情報紙が発行された場合,3年間で3度情報を得ることになります。このことで,3年生になってからはじめて進路についての情報を知ったという生徒や保護が少なくなると思われます。

将来自分がどのように生きていきたいかという,大きなテーマについてゆっくりと,時間をかけながら検討していくためにも,早くから進路に対する情報を知っておく必要性があります。また,生徒の意欲を高めたり保護者の協力を得たりするためにも,体験的学習の内容を事前に知ってもらうことが大切でした。このような目的と理由により,現在全学年に進路情報「伊敷台」が発行されています。

◎進路情報「伊敷台」については随時更新します。内容はこのページの上にある『進路情報「」2007』のボタンをクリックして見てください。