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T 研究主題について                       
 
1 研究主題

基礎学力の定着を図る指導法の工夫  

〜 生徒が自ら取り組み,考え,理解する教科指導をめざして 〜
 
 
2 研究主題設定の理由
 
  基礎・基本の確実な定着,自ら考える力の育成,個性を生かす教育の充実等を図り,豊か な心とたくましく生きる力を身に付けた生徒の育成を目指して,平成14年度から実施され た学習指導要領は実施後3年間が経過しているが,様々な見直しを迫られている。そこで, 総合的な学習の時間の導入,選択教科の拡充等により,一人一人の生徒がどんな力を身に付 け,どんな力が不足しているのかをしっかりと把握することを通して,今後の教育課題を明 確にし,日々の教育実践を重ねていかなければならない時期にきている。
  そのような中で,本校では総合的な学習の時間に,今まで教科の中で十分に発展させるこ とができなかったり,教科の枠を越えることができなかったりしたものを発展・統合させて 取り組み,実際の社会の中で,「生きる力」に結びついていく学習が少しずつではあるが, できつつある。しかし,一方では必修教科の時数削減等による学力の低下に対する危惧の声 も出てきた。今まで授業の中で復習してきたことが,時間的な余裕がなくなり困難になって きた。その結果,基礎・基本の定着は十分図られているのか,発展・応用の土台となるべき 基礎学力は十分なのか,また,真に「生きる力」に結びついているのか,「生きる力」につ ながる基礎学力とはどんな力かなど実践を進めていくうえで多くの課題が出てきた。
  そこで,本校では,それらの課題を解決するために,生徒が自ら取り組み,考え,理解す る教科指導の研究に焦点をあて,「生きる力」の土台となる基礎学力の定着を図る指導法の 在り方を探ろうと考え,本研究主題を設定した。           
 3 本校における基礎学力のとらえ方
  基礎学力についての定義やとらえ方は様々であるが,本校では基礎学力について次のようにとらえ,全職員で共通理解を図りながら,実践を重ねていくことにした。  
 
 
 基礎学力とは,将来生徒たちが自らの個性を生かし,それぞれの生活環境の中で直 面する様々な困難を主体的に解決したり,よりよい生き方を創造したりする等社会生活 を営む上で欠かせない基本的な知識・技能・態度等であると考え,具体的には,学習指 導要領の内容を基礎的・基本的な内容ととらえた。そして,それらをより確実に身に付 けることが基礎学力の定着につながると考えた。
   基礎学力は,単に知識,技能,態度だけではなく,それらを融合し,状況に応じた思考  や判断,行動ができる力である。基礎学力が定着することによって,各教科における応用  ・発展的な学習が可能になってくる。各教科で培われた応用・活用能力は選択教科や総合  的な学習の時間での学習をとおして「生きる力」へとつながると考えた。
 
 
 
 
 
           
 
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