学校について

(1) 校区のおいたち

  本校区は,鹿児島市の南部に位置する谷山の坂之上台地に広がる新興団地化した 地域で昭和54年4月1日母体校和田小学校から分離新設された錦江台小学校を拠点とした新しい校区である。

  当時,母体校であった和田小学校の児童数は,1,900名余りを数える大規模校として学校の収容能力からみても既に限界の域に達し,加えて本校区の一層の増加が予想される中で,分離新設を余儀なくされた和田校区から新たな錦江台校区をみるに至った。



(2) 地理的・歴史的概要

  鹿児島市は,昭和30年代の中頃から,人口が著しく増加し,市街地周辺の大地が切り開かれ,新しい住宅団地が次々に生まれ,住宅地のドーナツ化現象が顕著に見られるようになった。当錦江台校区もそのあおりを受けた1つの校区である。

  かつて,農村山間地帯として静かな集落地から今では大きな変貌をみるに至った。その突破口は坂之上,福平地区の農地の土地改良事業の実施であり,その背後地として切り開かれた団地である。まず,坂之上団地が出現し,鹿児島経済大学(現鹿児島国際大学)の学園作りが急激に行われ,校区内の地理的条件を大きく変える引き金になった。次に進行したのが慈眼寺団地の造成であり,鹿児島市南部の最大の団地として,ますます開発に拍車をかけた。このような周辺の地理的構造が大きく変化した中で,昭和54年4月1日に新たな小学校「錦江台小学校」の誕生をみるに至った。

  本校区は,北と東は和田校区,南は福平校区,西は錫山校区に接し,傾斜地の台地に広がる住宅地である。また,史跡の名所慈眼寺公園をすぐ間近にひかえ,文教学園の地として大学や大学附属幼稚園,大学の屋内運動場等の施設が存在するなど,東洋一を誇る火と煙を吐く雄大な桜島を眼前に仰ぎ,眼下に青く美しく澄み渡る錦江湾と市街地,大隅半島を一望する風光明媚なまさに景勝の地にある。

                   
     本校音楽室から見た桜島