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きめ細やかで勢いのある学校づくりを目指して
〜学校評価ガイドラインに基づく実践・研究〜
鹿児島市立松元中学校
住 所 鹿児島市上谷口町2994−2
TEL 099−278−1101
FAX 099−278−4646
http://keinet.com/matsumoc/index.him
T 学校の概要
本校区である旧松元町は,平成16年11月の市町村合併に伴い鹿児島市となった。上谷口,福山,春山, 直木,入佐,石谷の6つの地区からなり,本校区の中心は,東経130度26分,北緯31度36分で薩摩 半島のほぼ中央,鹿児島市の西部に位置し,鹿児島市の中心より13km,西側は日置市に接している。
校区の総面積は50.42km2で,東西7.4km,南北11kmのほぼ三角形をなし,無数の丘陵と多 くの渓谷からなる。丘陵は,概ね標高150m〜200mの高原台地で畑地と林野からなる。渓谷は相合し て小川となり,流域に迫田を形成している。
校区内には,4小学校(松元,東昌,春山,石谷)がある。松元小は山あいにあるが,他の3小学校はそ れぞれ高原台地に位置する。従来から教育に対する校区民の関心は強い。昭和58年県立松陽高等学校の創 立開校以来は小・中・高校の一貫性ある教育活動に対する関心も高く期待も大きい。
U 教育活動の特色
1 教育目標
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自ら学ぶ意欲を持ち,豊かな心とたくましい体で,目的に向かって力強く実践してい く生徒を育成する。
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2 目指す生徒像
自 学 自ら求めて学び,思考・判断・表現する生徒
協 働 共に学び,共に励み,共に働き,思いやりのある生徒
健 康 心身共に健康で活力のあふれるたくましい生徒
実 践 目的に向かって最後までやりぬく生徒
3 重点目標
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(1) 学力水準の向上
(2) 生徒指導の充実
(3) 体力・気力の向上
(4) 教育環境の整備・充実
(5) 総合的な学習の時間・選択教科の充実
(6) 家庭・地域社会との連携
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4 努力点と具体的方策
努 力 点
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具 体 的 方 策
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1 学習指導の充実
2 生徒指導の充実
3 心の教育の充実
4 体力の向上と保健・安全 指導の充実
5 特色ある開かれた学校 づくりの推進
6 進路指導の充実
7 情操・環境教育の充実
8 情報教育の充実
9 人権同和教育の充実
10 国際理解教育の推進
11 職員研修の充実
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・ 諸検査・テストの適確な分析による生徒の実態把握,指導目 標の明確化と適切な評価,授業評価や研究授業の実施による 指導法の改善,少人数指導の充実
・ 積極的な生徒指導による信頼関係に支えられた学級経営, 教科経営,生徒会活動の充実,カウンセリングマインドに基づ く生徒への対応,サポートチームを中心とした不登校,いじめ 問題への組織的な関わり,家庭・地域との連携強化
・ 生徒と教師・生徒相互の望ましい人間関係の確立,心のノ ート等の活用,道徳の授業の充実,ボランティア活動を含めた 日常生活における道徳的実践力の育成
・ 学校保健委員会の充実,安全指導の強化,発達段階に応 じた指導の充実,部活動の充実
・ 特色ある教育活動の推進,地域の人材活用の工夫,各種便 り, HPによる情報発信
・ 諸検査結果の活用,情報収集,保護者・関係機関との緊密 な連携,教育相談の充実
・ 教師・生徒の協働による清掃・美化の徹底,教育環境の整 備,緑化活動・合唱コンクール等の充実,読書指導の推進・充 実,環境教育の推進
・ 情報活用能力の育成,情報通信ネットワークの整備・活用, パソコンを効果的に活用した授業の推進,生徒の技能向上
・ 啓発活動の推進,人権同和教育の視点立つ授業の実践
人権同和教育に関する研修の深化・資質の向上
・ ALTの積極的な活用,各教科による国際理解の深化,郷土 素材や郷土の人材の積極的な活用
・ 長期休業中の研修の充実,学校評価システムの確立,外部 指導者の招聘による,資質向上のための研修の充実 |
5 特色ある教育活動
(1) 花づくりや花園の手入れを中心として,植物をはじめ自然を大切にできる生徒を育成する。
(2) 毎朝15分間の読書活動を行い,落ち着いた雰囲気で学校生活をスタートできる生徒を育成する。
(3) ノーチャイムの実施により,時計を見ながら自主的に行動できる生徒を育成する。
(4) 体育大会・文化祭等の学校行事を,実行委員会を中心に自分たちの力でやり遂げられる生徒を育成 する。
(5) 勢いのある学校の創造を合言葉に,自ら創造し,お互いに鍛錬し,感動を分かち合える生徒を育成 する。
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1
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美化活動
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各学級の整美部を中心として,登校後玄関等を中心に浅さ行を行っています。また,作業時間等に学級園の花の管理等を行うようになりました。苗作りから,植え替え,管理等を全て自分たちの力でやれるように,がんばって定着させたいです。 |

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2
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朝読書
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1日を落ち着いた雰囲気でスタートするために,朝読書を始めて5年目になりました。ノーチャイムと合わせて,時間が来ると写真のように読書を生徒自らスタートします。時間があるときは担任の先生も一緒に読書をしています。 |
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3
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ノーチャイム
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ノーチャイムによる学校生活を始めてから,6年目になります。「1分前行動」を目標にして生徒にも定着してきた様子が見られ,充実してきました。 |
4
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学校行事(体育大会)
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生徒会体育部を中心に実行委員会を組織し,実施計画・練習から当日の実施・運営まで全て生徒が中心になって体育大会を行っています。毎年,感動や躍動感に満ちあふれた体育大会になっています。
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学校行事(文化祭)
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生徒会文化部を中心に実行委員会を組織し,計画・立案,準備から運営・進行まで生徒中心となって文化祭を行っています。写真は,修学旅行で行った長崎の史跡を長崎の名産であるステンドグラス風に作った4畳ほどの壁画です。一つ一つ丁寧に生徒が制作しました。 |
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5
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総合的な学習(1年)
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集団宿泊学習,校区内美化活動等を行います。学級やグループで計画を立て,協力して活動を進めていくことを通じて,コミュニケーション能力を高めるとともに,互いのよさを認め合い,尊重しあってより良い活動にすることの大切さを学びます。 |
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総合的な学習(2年)
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職場体験学習や修学旅行での自主研修を行います。身近な職場での体験や,他県の町を巡る体験を通じて,社会を見つめ,社会の一員として生活することについて,どのような態度で臨めばよいのかを考え,学びます。
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総合的な学習(3年)
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進路の決定に向け,高校調査,高校訪問等を行って自分は将来どのような生活をしていくのか,具体的に考え,情報を集めて進路決定に結び付けていきます。それと同時に,コース別学習やボランティア活動に取り組み,社会を知り,社会に貢献することの大切さを学びます。 |

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V 実践・研究の内容
1 全校体制で取り組む学校評価
(1) 学校評価について,全職員の共通理解を図る手だて
学校評価について,全職員の共通理解を図る手だてとして,まず,学校評価検討委員会 を年度当初1回と各学期末1回の計4回実施し,事前に検討した上で,全体的な職員研修 (年間5回)や職員会議(各学期末3回)を実施した。また,必要に応じて,教科・領域 部会も開いた。
学校評価検討委員会で評価項目や指標,実施回数,対象者,評価の仕方等について検討 した後,職員研修で全体で検討,職員会議や教科領域部会では特に評価の集計結果を基に 分析や改善策を検討した。
○成果(よかった点等)
・ 学校評価検討委員会で検討した後,全職員で職員研修等でさらに検討し,共通理解 を図れた。
○残された課題
・ 学校評価検討委員会の時間が十分確保できない。
・ 役割分担をもっと明確にし,小グループ(教科・領域部会や係会及びそれぞれの分
担)から全体に繋ぐ継続した研究を行う必要もある。
(2) 校内学校評価検討委員会の設置と仕事分担
ア 構成員
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| 職 名 等 |
氏 名 |
主 な 仕 事 分 担 |
| 校 長 |
○ ○ ○ ○ |
委員長 |
| 教 頭 |
○ ○ ○ ○ |
副委員長 |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
研究・推進の調整(教務主任) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
調査・研究(1学年主任) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
調査・研究(2学年主任) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
調査・研究(3学年主任) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
調査・研究(生徒指導主任) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
研究の企画・運営(研修係) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
教育方法の改善(教育方法係) |
| 教 諭 |
○ ○ ○ ○ |
調査・統計(調査統計係) |
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 構成メンバー全員が揃った学校評価検討委員会 は時間の確保が難しかったため,研修係,教育方 法係,調査統計係の3名以外は企画委員会のメン バーであるので,毎週1回行っている企画委員会 の中でも必要に応じて学校評価に関する検討を行 った。学校評価検討委員会の開催時間の設定,必 要な各種資料の収集・準備等については,校長, 教頭,教務主任が中心となり調整した。
○ 成果(よかった点等)
・ 企画委員会の中でも必要に応じて,話し合い をする時間を設けたことで,検討する機会を増やすことができた。
○ 残された課題
・ メンバー全員が揃った学校評価検討委員会の時間の確保どうするか。
・ 主な仕事分担をさらに明確化し,効率よく研究を進める。
2 PDCAサイクルを生かした学校評価年間計画
・ 年間計画
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月
|
上
中
下 |
自 己 評 価 に 関 す る こ と |
学校関係者評価
に関すること
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学 校(市教委関係) |
生徒アンケート |
保護者アンケート |
地域アンケート |
| 4 |
下 |
職員研修 |
|
|
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|
5
|
下
下 |
学校評価検討委員会
見直し・検討
(運営委員会) |
見直し・検討
|
見直し・検討
|
見直し・検討
|
|
6
|
上
中 |
(協力校研修会)
職員研修 |
|
|
|
|
7
|
上
上
下
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自己評価実施
学校評価検討委員会
職員会議
自己評価書作成 |
アンケート実施
集計
|
アンケート実施
集計
|
|
学校関係者評価委員会 |
| 8 |
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|
|
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|
学校関係者評価書作成 |
10
|
上
中 |
(運営委員会)
(協力校研修会) |
|
|
|
|
| 11 |
中 |
職員研修 |
|
|
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12
|
上
下
下
|
自己評価実施
学校評価検討委員会
職員会議
自己評価書作成 |
アンケート実施集計
|
アンケート実施集計
|
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学校関係者評価委員会 |
| 1 |
中 |
職員研修 |
|
|
|
学校関係者評価書作成 |
2
|
上
中
中 |
(運営委員会)
(協力校研修会)
職員研修 |
|
|
|
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3
|
上
中
下
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自己評価実施
学校評価検討委員会
職員会議
自己評価書作成 |
アンケート実施集計
|
アンケート実施集計
|
アンケート実施集計
|
学校関係者評価委員会
学校関係者評価書作成
|
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学校評価年間計画をもとに,自己評価やアンケートを実施し,集計結果をもとに学校 評価検討委員会で検討した後,職員会議の中で全職員による分析や改善策を話し合い, 共通理解を図って共通実践に努めた。また,自己評価書を作成し,学校関係者評価委員 会で話し合い,学校関係者評価書を作成した。このようなPDCAサイクルを通して, 学校運営の改善に計画的に取り組んだ。
○ 成果(よかった点等)
・ 学校評価検討委員会,職員研修,職員会議等で共通理解を図り,自己評価
や各種アンケートの評価結果の分析・改善策をもとにPDCAのサイクルで
学校運営の改善を図った。
○ 残された課題
・ 学校運営の重点課題等に応じた評価項目や指標の分析結果をさらに焦点化
して改善を図る。
・ 自己評価や各種アンケートの評価項目や指標のスリム化及び実施回数等の
評価計画の見直しを図り,負担が少なく効率的な評価計画に改善する。
3 自己評価の工夫・改善
(1) 自己評価シートの見直しと作成
・ 自己評価シート(一部抜粋 別紙資料参照)
自己評価シートの見直しや作成をするにあたって,留意したことや工夫したことは次 のような事項が挙げあれる。
・ 4段階評価にし,真ん中に当たる普通の評価を省いた。
・ 学校教育目標や主な校務分掌等に照らし合わせた評価項目と改善策等の記述欄を設 定した。
・ 1学期から3学期までの評価を同一シートに記入して,各自が前学期の評価や取り
組み等を把握しやすくした。
・ 評価項目によって,担任,個人,全体など評価の対象の区別及び生徒の状況,教師
の取組別の評価にし,誰が何を評価するか明確にした。
○ 成果(よかった点等)
・ 評価項目や指標を見直し,数項目ではあるが整理・統合・削除等をして評価項目の
精選を図れた。
○ 残された課題
・ 学校経営の重点課題等に応じた評価項目や指標の焦点化やスリム化を図る。
・ 評価項目や指標の各種アンケート(生徒・保護者・地域住民用)との関連をさらに
図る。
(2) 自己評価の実施と処理
自己評価は,各学期末に3回実施し,各項目毎に4段階の評価者数の割合と評価平均を 算出し,帯グラフで表した。また,記述欄に書いてあった事項については,記述内容をま とめた。集計結果の評価平均3未満の項目については,職員会議等で原因及び具体的な改 善策を話し合い,改善に向けて共通理解を図り共通実践した。
○ 自己評価を実施し,集計,処理する上で,留意したこと・工夫したことなど
・ 集計結果を帯グラムで表し,結果を分かりやすくした。
・ 各学期の評価結果を同一シートに載せ,評価の推移を明らかにし,改善策等の推進
がなされているか確認できるようにした。
○ 成果(よかった点等)
・ 評価結果の集計等の処理を業者に依頼したため,他の校務(業務)や指導の時間を
取られずに済んだ。
・ 各学期の評価結果を同一シートに載せたことで,改善策等の推進がなされているか
確認しやすかった。
○ 残された課題
・ 成果指標と取組指標を明確にし,評価の目的を把握した上での評価結果の処理及び 改善策等の検討を行う。
・ 自己評価や各種アンケートを自校内で負担を少なくして処理する方法を検討する。
・ 自己評価処理(結果)シート(一部抜粋 別紙資料参照)
 (3) 自己評価書の作成
・ 自己評価書(一部抜粋 別紙資料参照)
 自己評価書は,自己評価や各種アンケートの集計や分析結果を基に職員会議や各教科・ 領域部会及び各係で検討した内容を教頭がまとめた。作成する上で,自己評価及び各種ア ンケートの集計及び分析結果を抜粋し,成果や課題及び対応策をまとめ,特に,結果等は グラフに表すなど分かりやすく示した。また,自己評価と各種アンケートの関連について も分析し,明らかになった結果等も表した。
○ 成果(よかった点等)
・ 学校評価の結果や改善策を整理することにより効果的な改善が図れた。
・ 評価結果と帯グラフや分析・改善策等をセットにして表したので改善への取り組み が図りやすくなった。
○ 残された課題
・ 達成度が低く課題のある評価結果の要因や原因の明確化を図り,取り組み計画を立
てて改善に役立てる。
4 外部アンケート(児童生徒・保護者・地域住民)
(1) 各アンケートシートの見直しと作成
・ 生徒アンケートシート及びアンケート処理結果(一部抜粋 別紙資料参照)
・ 保護者・地域住民アンケートシート及びアンケート処理結果(別紙資料参照)
 生徒と保護者の各アンケートは,各学期末の3回,地域住民のアンケートは学年末に1 回実施し,各項目毎に4段階(地域住民用は4段階+「分からない」の5段階)の評価者 数の割合と評価平均を算出し,帯グラフで表した。集計結果の評価平均3未満の項目と自 己評価結果とのずれがある指標については,職員会議等で原因及び具体的な改善策を話し 合い,改善に向けて共通理解を図り共通実践した。
作成にあたっては,各アンケートともに4段階評価にし,真ん中に当たる普通の評価を 省いた。また,実施方法等について次のような事項に留意した。
【生徒アンケート】
・ 「一日の学校生活の自己診断」と「授業に関するアンケート」の2種類を実施した。
・ 「授業に関するアンケート」は生徒全員が全教科について実施した。
【保護者アンケート】
・ 評価項目は16個と少なめに設定した。
・ 改善策等の記述欄を設定,前向きな意見や改善の立場での記入を依頼した。
【地域住民アンケート】
・ 4段階評価にしたが,「分からない」の選択肢も挿入した。
・ 評価項目は15個と少なめに設定した。
・ 地域での生徒の様子についての評価項目も入れ,評価しやすいように工夫した。
・ 改善策等の記述欄を設定,前向きな意見や改善の立場での記入を依頼した。
○ 成果(よかった点等)
・ 自己評価の結果と各種アンケートの結果を比較検討し,評価の状況や改善策等の推 進がなされているか確認したり,評価のずれ等について検討した。
・ 評価結果の集計等の処理を業者に依頼したため,他の校務(業務)や指導の時間を
取られずに済んだ。
○ 残された課題
・ 評価項目や指標の精選及び自己評価項目や指標との関連をさらに深める。
・ 評価の目的を十分説明し,アンケートへの協力体制づくりを行い,アンケートの回
収率を上げる。
・ 自己評価や各種アンケートを自校内で負担を少なくして処理する方法を検討する。
5 学校関係者評価
(1) 学校関係者評価委員会(外部評価委員会)の設置と開催計画
ア 構成員
| 所 属 等 |
氏 名 |
学校評議員 |
備考(委員長等) |
| ○○駐在所(巡査部長) |
○ ○ ○ ○ |
○ |
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| 主任児童委員(生活指導支援員) |
○ ○ ○ ○ |
○ |
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| ○○校区公民館運営審議会委員長 |
○ ○ ○ ○ |
○ |
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| △△校区公民館運営審議会委員長 |
○ ○ ○ ○ |
○ |
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| 前PTA会長 |
○ ○ ○ ○ |
○ |
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| PTA会長 |
○ ○ ○ ○ |
○ |
|
| 鹿児島市立○○小学校教頭 |
○ ○ ○ ○ |
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委員構成については,校区内の4小学校区から最低1名は選出し,委員の所属先もで きるだけ多くの所属先から構成するように配慮した。また,学校評議員との兼務が6名, 学校評議員以外には学校評価に詳しい校区内の小学校教頭を1名選出した。依頼につい ては,年度当初,校長・教頭で電話や訪問などして,学校関係者評価委員会の概要を説 明して依頼した。
○ 成果(よかった点等)
・ 小学校教頭1名を委員として配置したことにより,専門的で客観的な意見等を出し
てもらえた。
・ 地域で生徒と接する機会の多い委員が多く,学校や生徒の状況をある程度把握した
上で意見を述べてもらえた。
○ 課題
・ より専門的な意見等を客観的に挙げられる委員をどのように選出し,構成するか。
・ 組織内の役割分担を明確化する必要がある。
イ 学校関係者評価委員会開催計画等
学校関係者評価委員会の開催にあたっては,校内評価検討委員会や職員会議(研修) 等を事前に行った上で,次のような計画で学校関係者評価委員会を開催した。
月 |
旬 |
学校関係者評価委員会 |
委員への情報提供内容 |
学校参観等 |
校内学校評価委員会 |
毎
5
7
9
11
12
3
|
下
中
下
下
初
下
下
|
第1回学校関係者評価委員会
第2回学校関係者評価委員会
第3回学校関係者評価委員会
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学校便り
学校関係者評価委員会資料
学校関係者評価委員会資料
学校関係者評価委員会資料
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授業・施設参観
体育大会
かごしまの教育県民週間自由参観及び文化祭
授業・施設参観
授業・施設参観
|
校内学校評価委員会
校内学校評価委員会
校内学校評価委員会
校内学校評価委員会
|
○ 成果(よかった点等)
・ 分析結果等をまとめた資料をもとに質疑や意見交換を行うことができた。
・ 毎回,授業及び施設参観の時間も設定し,学校や生徒の状況を把握してもらい,意
見等を述べてもらえた。
○ 残された課題
・ 校内の話し合いを早目に行い,資料作成及び配布を委員会開催以前に行い,資料の
検討をしてもらった上で話し合いができるようにする。
・ 資料の量が多く,もっと焦点化した資料の作成が必要である。
 (2) 学校関係者評価委員への情報提供や委員による学 校参観
・ 学校関係者評価委員への情報提供
資料提供や授業参観等,委員に学校の教育活動 や学校運営等について理解してもらうために,学 校関係者評価委員会開催時に短い時間ではあるが, 校長・教頭が案内・説明をしながら全学級の授業 ・施設参観を行った。
また,委員への情報提供や委員による授業参観 については次のように計画した。
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時 期 |
方 法 |
内 容 |
毎月
7,12,3月
体育大会,文化祭,県民週間「自由参観」開催時
|
学校便り
学校関係者評価委員会の中で
案内状送付
|
学校の行事や様子及び生徒の受賞等
校長・教頭が案内・説明しながら全クラスの授業及び施設参観
自由に参観(可能であれば案内・説明)
|
|
○ 成果(よかった点等)
・ 全学級の様子を見ていただくことにより,学級や学年・全体の生徒や学校の状況に 触れながら,学校評価について話ができた。
○ 残された課題
・ 各学期末の学校関係者評価委員会開催時にその学期の自己評価書の作成が間に合わ ないため,前学期の自己評価書で意見を求めざる得なかった。
(3) 学校関係者評価書の作成
・ 学校関係者評価書(一部抜粋 別紙資料参照)
○ 学校関係者評価書を作成する上で、留意したことや工夫したこと
・ 限られた時間の学校関係者評価委員会での話し合いの内容だけでなく,委員から
の普段の指摘事項なども含めて作成した。
・ 出された意見の中からポイントを絞って簡潔にまとめた。
○ 成果(よかった点等)
・ 学校関係者評価委員会での内容を教師が把握できるため,評価の在り方や指導等
の在り方の改善に役立った。
○ 残された課題
・ 学校関係者評価委員の作成者(現在は教頭が話し合いの内容をもとに作成)をど
のように決定するか。(作成できる人材の確保)
・ 学校関係者評価書をどのようにまとめるか,今後も改善や見直しが必要である。
(4) 学校関係者評価による学校の教育活動や学校運営の改善、学校の自己評価の内容や方法 の改善と成果や課題
○ 学校の教育活動や学校運営について
・ 自己評価や教育活動の状況と課題及び学校運営の改善に向けた取り組みについて,
学校教育の改善につながる具体的な意見を聞くことができた。
○ 学校の自己評価の内容や方法について
・ 自己評価の内容や項目について,より分かりやすい文言や内容の修正が必要な指標
等についての提言を受け,内容等の改善に役立てた。
○ 成果
・ 学校が実施してきた活動や内容についての学校評価が適切であったか具体的な提言
を受け,次学期の学校運営や教育活動及び学校評価の改善に取り組めた。
○ 残された課題
・ 学校関係者評価をもとに,さらに自己評価の客観性を高めるとともに,学校運営の
改善が適切であったか学校内でも再検証し,学校運営の質を高める。
6 学校評価の結果や学校情報の公表
(1) 学校評価結果や学校情報の公表
月 |
旬 |
公 表 内 容 |
主な対象 |
場・方法等 |
4
6
7
9
10
11
12
1
3
|
上
中
中
下
上
中
上
下
上
下
下
|
学校経営方針・教育目標等
学校経営方針・教育目標等
学校や生徒の状況
自己評価,生徒・保護者アンケート結果及び自己評価書
1学期保護者アンケート結果
実践研究中間報告(1学期自己評価書・外部評価書等)
学校や生徒の状況
自己評価,生徒・保護者アンケート結果及び自己評価書
2学期保護者アンケート結果
自己評価,生徒・保護者アンケート結果及び自己評価書
実践研究のまとめ報告(2学期自己評価書・外部評価書等)
|
1年生保護者
全保護者
全保護者
外部評価委員
全保護者
全
保護者・地域住民
外部評価委員
全保護者
外部評価委員
全
|
入学式
PTA総会
学校便り
日曜参観
外部評価委員会
学校便り
ホームページ
かごしまの教育県民週間(自由参観等)
外部評価委員会
学校便り
外部評価委員会
ホームページ
|
○ 公表について、留意点や工夫点
・ 結果の公表だけでなく,次への改善点や学校の方針及び取り組みについても併せ
て公表する。
・ 学校便りやPTAなど普段から学校の情報を発信したり,自由参観等で授業や生
徒の様子を参観できたりする機会を設ける。
・ 昨年度同様,ホームページで公表し,学校評価を公表し,誰でもいつでも学校の
取り組みをみられるようにする。
○ 成果(よかった点等)
・ 公表することにより,保護者や地域住民が学校の評価を総合的にとらえることが
でき,学校の説明責任の一端を担った。
・ 公表した内容について新たな保護者等の意見もあり,学校運営の改善につながっ
た。
○ 残された課題
・ 効果的・効率的に内容を公表するための公表内容の精選や重点化及び教職員や生
徒の個人情報の配慮の仕方を考える。
Y 研究の成果と課題について
1 成果
・ 学校評価の研究により,学校評価の方法や内容も向上してきた。また,教職員の意識も
高まり,全体で組織的に取り組む姿勢も向上したことにより,評価結果を基にして,基礎 学力の定着や生徒指導の充実等,諸教育活動への改善策や改善に向けた取り組みも効果を 上げるようになってきた。
・ 学校評価の取り組みやその公表及び保護者や地域住民アンケート等の依頼などにより, 学校運営や教職員の諸教育活動及び生徒の実態や状況に対する関心は上がってきている。
2 課題
・ 学校評価の内容の重点化や実施方法の工夫等をして,効率的に実施・集計・分析を行い, 学校運営の改善に効果的に役立てられるよう工夫・改善していく必要がある。
・ ほとんどの保護者が,学校評価のアンケート等へも協力的であるが,その必要性を感じ ない保護者や協力的でない保護者もいる。さらに,理解してもらうための方策を考え,実 践していくことが必要である。
・ 学校評価の内容や実施方法は,今後少しずつ改善を加えていくことは考えられるが大き く変わることはないと考えられる。しかし,毎年教職員や生徒・保護者は変わるため,学 校評価の目的や内容及び実施方法等について,説明したり協力を依頼したりして浸透させ, 校内での組織的取り組みの体制づくり及び保護者等の学校の教育活動への関心を向上させ 協力体制を築くことが,年度当初の大切な取り組みとなる。
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