5月号

 体験活動の大切さについて

 新年度が始まって一ヶ月近くが経とうとしています。子どもたちの元気な声が学校の中に響き渡っています。
 先日、全校児童で「城山登山」があり一緒に山頂まで同行しました。この学習は、新緑を見、小鳥のさえずりに耳を傾け、身近な自然の生命の息吹を感じ取るとともに環境を大切にしようとする意識や態度を養うことをねらっています。
 情報化社会の進展とともに、子どもたちの自然や社会等の直接体験が少なくなってきています。直接体験の減少は、子どもたちの認識力の低下をもたらすように思います。例えば1年生にアサガオの一生を30分のビデオに収録して見せることは簡単です。しかし、アサガオの種をまき、水をかけ、双葉が出て感激し、本葉をさわり、まきひげの不思議さに驚くといった直接経験を通してこそ、アサガオを真に認識することができるのだと思います。なぜだろう、どうしてそうなるのかと疑問をもつ直接体験をたくさんさせたいものです。

名山小学校 校長 末永 利治