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1.『研究テーマについて』
(1) 「ことばの広がり」とは
○ 「聞く」「話す」「読む」「書く」という言語活動における相互作用により,「考える力」「感じる力」
「想像する力」「表す力」が高まることであると考える。具体的には,「考える力・感じる力・想像する力」
を生かしながら物語や説明的文章をじっくりと読み深めることにより,最終的に自分の考えや思いなどを具体的
な発言や文章として表すことができる状態を指す。また,以下にあげる国語知識をしっかりと理解しながら物語
や説明的文章を読み進めることができること,お互いのコミュニケーション能力が高まることを目標とする。
・語彙(個人が身に付けている言葉の総体)
・表記に関する知識(漢字や仮名遣い,句読点の使い方等)
・文法に関する知識(言葉の決まりや働き等)
・内容構成に関する知識(文章の組立て方等)
・表現に関する知識(言葉づかいや文体・修辞法等)
・その他の国語にかかわる知識(ことわざや慣用句の意味等)
(2) 「喜び・楽しみ」とは
○ 国語知識を理解することから生まれる成就感や表現できたことへの達成感を喜び,そして子どもたちの内面か
ら生まれる主体的な活動や働きかけを楽しみと考える。
・喜び・・・・語彙力が増えた喜び,文章が書けた喜び,表記された内容が理解できた喜び,発表できた喜び
・楽しみ・・・語彙力を増やす楽しみ,文章を書く楽しみ,内容を理解する楽しみ,発表する楽しみ
(3) 「生き生きと学ぶ」とは
○ 子どもたちが主体的に働きかけながら問題解決に取り組んでいる姿と考える。具体的は,次のようなケースが考
えられる。
・子どもたちが学習の目的を明確に理解し,めあてを持って学習に取り組んでいること。
・子どもたちが学習の方向や方法に見通しを持ち,活動していること。
・子どもたちが言語活動をに浸り,喜びや楽しみ合うことにやりがいを見いだしていること。
・子どもたちが学習に集中し,ある一定時間(あるいは期間)継続して取り組んでいること。
・子どもたちが学習をした結果としての満足感・充実感を持っていること。
(4) 「基礎・基本」とは
○ 大きく次の2つに分けることができると考える。
・学習指導要領に示された各教科における指導内容
学習指導要領の中に明記された内容は,系統性などを踏まえながら,それぞれの学年で確実に定着させ
ていくことが大切である。
・学習方法(学び方)
それぞれの学年発達段階に応じた,各教科における学び方を学ばせていくことが大切である。具体的には,
学習問題の立て方,問題解決の方法,「深める」段階での話し合いの方法,パソコンの操作などが考えられる。
(5) 「確実な定着」とは
○ 国語科・算数科における基礎・基本が,次学年以降においても継続して子どもたちに身についていることで
あるととらえる。そのために国語科においては,語句・用語についての理解を深めるとともに,登場人物の心情
に迫ったり筋道を立てて文章を構成しながら,理解・表現能力を高めていくことが大切であると考える。
2.研究の仮説
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3.研究の実際
(1) 2年生道徳研究授業(平成16年5月31日実施)
主題名 物を大切に
資料名 「おもちゃの診療所」
研究授業の反省(K・J法より)
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過程 |
よ か っ た 点 ・ 効 果 的 な 指 導 |
改 善 が 必 要 な こ と |
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つ か む ・ 見 通 す |
○先生が,とても表情豊かに子どもたち ○導入での写真の提示の仕方は,子ども ○なかなか発言できない子どもへも声を |
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調 べ る |
○ワークシート記入の際は,一人一人へ ○自分の意見を黒板にはる時の子どもた |
●「おもちゃ」ではなく,道具が良かっ |
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深 め る |
○先生が児童役として話し合いに参加し |
●価値の焦点化を図ることができたのだ ●授業の一番の山場が,漠然としていた。 |
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ま と め る |
○子どもたちの意見や,つぶやきを大切 |
●授業内容以外で,姿勢が気になりまし |
研究授業の反省(授業研究:指導助言より)
○ 授業から
・「返事」をさせてからの発表が必要。
・一人一人を大切にしている。
・板書の工夫がよい。
・先生の意図的な板書の工夫がとても素晴らしい。
・ワークシートに一人一人の写真がはってあって,子どもた
ちが自分たちのこととして考えることができた。
○ 実態把握をした上で授業を行う。
・教師がどれだけ実態を把握しているかが大切。
・子どもたちへ,できるだけ具体的な場面を考えさせる。
(なぜ大切にできないのか・・・価値葛藤)
・今までの自分を考えることで,自分自身にしっかり振り
返らせることが大切。
※ ワークシートは,ぜひストックしてほしい。
※ 「道徳とは・・・」
・小学校・・・「人間としての生き方の自覚」
・中学校・・・「人間としてよりよく生きる基礎・基本」
(2) 4年生国語科研究授業(平成16年6月21日実施)
単元名 本の世界を広げよう
教材文 「白いぼうし,本のさがし方,作品をしょうかいしよう」
研究授業の反省(K・J法より)
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過程 |
よ か っ た 点 ・ 効 果 的 な 指 導 |
改 善 が 必 要 な こ と |
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つ か む ・ 見 通 す |
○学習へつながる環境づくりが徹底され |
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調 べ る |
○線の引き方がとても参考になりました。 学習の基本が,身についていると感じた。 ○児童が学習の方法や範囲をしっかりと ○教師の指示を良く聞いて,線を引きな |
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深 め る |
○全員に発表の機会が与えられていて, |
●黒板を子どもが使用する場があっても ●黒板の構造が少し難しいと感じた。 ●「よかったね」の読み取りや,学習後 |
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ま と め る |
○ほとんどの子が,書く・読む・聞く時 ○元気な先生,元気いっぱいの子どもた |
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研究授業の反省(授業研究:指導助言より)
○ 単元で,どんな力をつけるために,どのような指導計画を立てればいいのかを考えなければならな
い。
○ 実態に応じた指導計画を立てなければならない。
・読取単元でいくか,読書単元でいくかの選択は,担任でしっかり考えて進めていけばよい。
・その選択によって,内容や活動・評価規準及び子どもの姿も変わってくる。
○ 読解については,叙述に即して進めていきたい。
・「目で見て,口で読んで,耳で聞く」ことを大事にしていきたい。
・1回目よりも2回目は少しでも変化が見られるように手だてをしていきたい。
○ 一人一人の読みの違いを生かしていくといった場合,お互いの意見の広がりを生かすことができる。
○ 表現をすることは,単なる活動ではない。
・ねらいをはっきりさせることで,活動の内容を深めていく。
○ 評価について
・子どもの自己評価と,教師の評価とが近づいていくことが
望ましい。
・前時,本時,次時につながっていくような評価カードの工
夫が必要。
・内面まで含めた形で評価項目を作る。
次回の研究授業へ向けての継続事項及び課題
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継 続 事 項 |
課 題 |
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○学習計画表を作成し,子どもたちへ見通し |
●前時,本時,次時につながっていくような |
平成16年度鹿児島市学校教育研究大会に関わる教育実践経過最終報告