校区の概要
歴史的環境
 旧鹿児島市の北部,上町地区に位置し,中世の島津氏の築城となる東福寺城や清水城,そして,近世の内城の城下町として古くから発達した地域である。後になって磯別邸が造られ,上町一帯は,薩摩藩の政治,経済,文化の中心の中心的な役割を果たしていたものと思われる。本校区には,文化的,歴史的遺跡が多く残されており,仙巌園(磯公園),尚古集成館,西郷隆盛蘇生の家,琉球人松,福昌寺跡,本立寺跡,鹿児島五社,春日遺跡等は特に有名である。また,明治時代に活躍した森有礼,伊藤祐亨,五代友厚,藤島武二の生誕の地でもある。
地理的環境
 東に多賀山,西に玉竜山,北に葛山と三方を由緒ある小山に囲まれ,かつては「鹿児島の床の間」と言われ,その環境の良さを誇っていた昔日の面影は,時代の流れと共にその姿を消していき,今では山手の一部にそれらしき様子をしのばせるものがわずかに残っているだけである。
 本通りは,国道となり,トラック,バス,自家用車等の交通量が多い。以前は校区も狭かったが,新しい住宅地の出現や昭和45年の竜水小との統合,また,昭和51年には新祇園之洲の埋立工事が完成により,現在では校区も一段と広くなっており,バス通学児も多く,6km以上の遠方から通学する子どももいる。平成5年8月の稲荷川の氾濫で校内1階が浸水し大改装がなされた。平成6年,祇園之洲を通るバイパスが一部開通し,朝夕のラッシュが多少緩和された。
社会的環境
 本校区は,柳町,浜町,春日町,清水町,池之上町,稲荷町,皷川町,坂元町(一部),東坂元町(一部)吉野町(一部)からなり,保護者の教育に対する関心は高く,PTA活動の出席状況も良好であり,学校への協力も極めて積極的である。平成14年11月の創立90周年記念式典では,保護者をはじめ校区住民,同窓会会員等の方々が多数参加し,盛大なものとなった。校区住民の地域活動も活発で,各町内会活動や校区公民館活動,あいご会やスポーツ少年団活動,錦江湾横断遠泳同好会,家庭教育学級,婦人学級,成人学級等の活動も活気に満ちている。