ご挨拶

子供が育ち 教師が育つ

校長先生写真校長先生写真

 本校は,創立141年,鹿児島大学教育学部代用附属として103年目を迎える伝統と歴史のある学校です。昨年度,創立140周年を記念して,「子供が育ち 教師が育つ」という記念碑が建立されました。本校の歩みは,教育研究,教育実習,地域貢献に大きな役割を果たし,本県の教育振興の一翼を担ってきました。
 本校にひとたび足を踏み入れると,西郷南洲翁ゆかりの学校としての誇りや,「田上魂」として根強く受け継がれている先輩方の教育研究に対する熱き思いなど,伝統的校風として校内に脈々と息づいている品格と伝統を感じずには居られません。この田上小には,長い年月とともに,この学校に関わり,温かく見守ってくださった多くの人たちの願いが込められています。全ての人が,田上小をとても大切に思い,田上小で学べたこと,一緒に過ごした仲間とともに成長できたことを誇りに思っていることを強く感じます。
 本校の子どもたちは生き生きと輝いています。それは,「教師は授業で勝負する」という実践的な研究にこだわりをもって取り組んできた田上の研究の成果です。先輩方や同僚を信じ,理想の授業を追い求めた努力の積み重ねが,長い歴史と伝統にさらに重みを加え,磨きを掛けて田上小を輝かせているのです。
 一世紀を超える研究と実践の積み重ねは,ただ単に時間を刻んできた訳ではありません。どのように社会が変化しようと,田上小は不易の伝統に立ち返るとともに,変化する時代に柔軟に対応して新しい伝統を築き,「子供が育ち 教師が育つ」学校として弛まぬ努力を続けていきたいと思います。

学校紹介

校長先生写真

 本校は,明治9年に創立され,今年141周年を迎える歴史と伝統のある学校です。
創立当時,郷土の偉人である西郷隆盛さんが,農作業をするための野屋敷が本校区内にあり,そこへ出かける道すがら,「どれ,わたしが門札を書いてあげましょう。」と言って,揮毫された「田上小学」の門札が,今も学校の宝物として大切に保管されています。
元来,農村地帯に建てられた学校ですが,周辺は次々と開発され,近くには高速道路のインターチェンジ,九州新幹線開通とともに一段と賑わう鹿児島中央駅などがあり,交通の要所として都市化が進んでいます。
 また,大正3年から現在まで,鹿児島大学教育学部代用附属校としての歴史があり,毎年,たくさんの大学生が教育実習に励んでいます。公立の学校でありながら,附属小学校としての役割も担っているのです。
 さらに,例年,5〜6月の年度始めに開催している公開研究会は,今回で97回目を数え,毎年県内外から多くの参加者が集まり,本県教育研究の年中行事として定着しています。

鹿児島大学教育学部代用附属小学校として

 本校は,今年度,代用附属設置103周年という年を迎えました。この103年の歩みは,先輩方が理想の授業を追い求めた弛まぬ努力の歩みでもあります。
 しかし,学校は生きものです。受け継いだものを守るだけでは,伝統はやがて滅びしてしまいます。変化に合わせて進化していくために,時代の流れの中で時代の要請に応えながら,新しいものや考え方を見付け出して,それと合わせて次の世代に渡していくことで,伝統は新しい息吹を吹き込まれ生きて受け継がれていくものだと思います。この伝統を大切にし,これからも研究と実践を積み重ねていきたいと考えています。

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