キャリア・スタート・ウィーク

「キャリア・スタート・ウィーク」とは

 子どもたちの勤労観,職業観を育てるために,中学校において5日間以上の職場体験を行う学習活動です。平成17年度より,文部科学省では,厚生労働省,経済産業省等の協力を得て,全国の138の地域において本取組を開始しています。平成19年度までに全国の公立中学校約1万校において実施することを目指しており,そのためには,教職員のキャリア教育に対する共通理解はもとより,職場体験の機会の確保など社会全体,国民一人ひとりの協力が必要になります。

(文部科学省ホームページより抜粋)

「なぜ,5日間なのでしょうか。」

 5日間の職場体験を実施することにより,子どもたちの体験や体験先との人間関係が深まるとともに,子どもたちにとってはたらくことのすばらしさ,喜び,厳しさなどの理解が進むなど,様々な効果が期待されます。例えば,緊張の1日目,仕事を覚える2日目,仕事になれる3日目,仕事を創意工夫する4日目,感動の5日目など,時間の長さが生徒一人ひとりの心に変容を与えることが期待されます。

(文部科学省ホームページより抜粋)


 平成17年度職場体験学習に参加した生徒,受入先企業や事業所,保護者,学校の教職員からは,次のような声がありました。

☆ 教職員
・ 企業や事業所で生き生きと働く生徒の姿が見られた。
・ 認めてもらうことで積極性が出てきた。
・ 各受入先を巡回訪問し,企業や事業所との交流を通じ,見識見聞が広がり,地域との連携の必要性,生徒観・教育観等の意識革命の契機となっている。
・ 事前指導における意識付けの徹底,事後指導における今後の学習への継続性の強化を図りたい。
☆ 生徒
・ 社会がこんなに厳しいものだということが分かり,もっと厳しくならないといけないと感じた。
・ これから大きくなって成長していく中で,この2日間みたいに学ぶこともこれからあると思う。そのときも何にでもチャレンジする心を持ち,頑張れるよう,この2日間で学んだことを生かしていきたい。
・ 働くということは社会に貢献するという意味を持っていることに気づいた。
・ 今まで将来のことを考えていなかったけれど,少しは考えてみないといけないと思った。どんな職業を目指すのか考える機会になった。
☆ 生徒を受け入れた企業や事業所
・ 社会の中でどのような仕事があるか,実際に子どもたちが職場体験することは,いいことだと思う。そして,どんな仕事も社会に役立っていることを実感し,理解していくことで,社会に関心が持てる人に育ってほしい。
・ 子どもたちは可能性があり,その可能性を周りの大人たちで応援することが大切であると感じた。
・ 子どもたちを迎えることで,職場が活気づくなど従業員も勉強になった。 
☆ 保護者
・ 家では頼りなく感じていた子どもが,大きな声を出し,生き生き働いている姿を見て感動した。
・ 自分の好きなこと,興味のあること,得意なこと,進む道など,親子で話すいい機会を与えていただいた。どんな職場でも「苦労して働いている」ということが体験して分かるだけでも貴重な学習だと思う。

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