数年前までは西郷さんの馬が落ちたがけが見えていたが、もう上に住宅ができてセメントのがっしりしたがけの下に石ひがうつされた。

 その当時の面影は今はもうない。道は広くなり、車もたくさん行き来している。
 西郷さんが、馬にいもをつんで、歩いていたかと思うと、ふしぎな感じさえする。それにしても落ちるとは馬もたいへんだっただろう。