3月19日
新聞を見ても,いろいろな学校のホームページを見ても,休校中のみなさんを応援するメッセージでいっぱいですが,やはり学校に集まって,活動することが一番!
火曜日は,短い時間でしたが,久しぶりに登校して楽しそうに笑っているみなさんに私たちも元気をもらいました。もうしばらく休校が続きますが,次の登校日25日を楽しみにしながら,毎日頑張りましょう。
今日は,今年度の大学入試前期試験国語の問題に使われた文章は,どんな本から選ばれたのか見てみました。なかなかに手強いです。書店や図書館に並んでいても,手に取らないかも・・・と思えるタイトルもあります。でも受験生はこれを読み,整理し,考え,問いに対して答えをまとめるわけです。普段から読書体力がないと到底こなせません。面白そう! と思えるものもあります。これらは,問題を解くよりもとにかく早く読んでみたい!と思うかもしれません。入試問題を見ていると,改めて,自分の興味関心だけではなく,様々な文章に触れることの大切さを感じます。小論文の学習の中や模試の中で出会ってしまった本を,たまには腰を据えてじっくりと読んでみたいものです。
さて,次のタイトルを見て,みなさんは,読んでみたい!と思うでしょうか? 興味があったら探してみて下さいね。
京都大学「体験と告白」(小川国夫)
一橋大学「情動の哲学入門 価値・道徳・生きる意味」(信原幸弘)
東北大学「なぜヒトは学ぶのか 教育を生物学的に考える」(安藤寿康)
筑波大学「小さな建築」(隈研吾)
大阪大学「バナナの皮」(島木健作)
九州大学「国語の教科書」(吉本隆明)
九州大学「傍らにあること 老いと介護の倫理学」(池上哲司)
広島大学「月夜のダイニング」(吉田修一)