5月11日からのことについて
2週間の休校期間を経て,昨日は久しぶりの登校となりました。授業や友人との再会に笑顔や安堵の表情が見られたことは嬉しいことでした。
さて,5月11日より鹿児島市立小中高の教育活動再開が決定しました。学びの場が保障される一方,日常が戻ったわけではなく,感染のリスクはこれまでと変化ありません。教育活動を行うためには,これまで以上の感染防止対策が求められることを,職員一同確認し,生徒に対して指導しているところです。具体的には,次の通りです。
1 健康について
(1) 毎朝,自宅で検温を行い,熱や風邪症状などで体調がすぐれない場合には,自宅待機と
します。症状によっては医療機関を受診してください。
(2) 登下校や授業中はマスク着用とします。
(3) 登校したら,石けんでの手洗いと顔洗い(顔は,ウェットティッシュやぬれたタオルで
拭いても可)を徹底します。
(4) 休み時間(15分確保)ごとに,手洗い(消毒液での消毒も可)を徹底します。
2 教室環境について
(1) 常時窓等を開けて換気をします。
(2) 生徒間のスペースを可能な限り確保し,対面とならないような授業展開をします。
(3) 消毒液を各教室に設置し,休み時間や昼食の前後にこまめに使用させます。
・特に,昼食前の4限終了後は各自で机の消毒を行います。
・食後の消毒は,各クラスの担当が清掃時に行います。
3 昼食について
(1) 学食を利用する生徒は,入り口にある消毒液で消毒し,間隔をおいて並ぶようにしてい
ます。また,座席は半分にし対面にならないような配置にしてあります。
(2) 教室では,職員の指導や生徒会の企画(感染防止のためのDVD・ミニ講演や生徒会立候
補者演説のTV放送)を行うなどして,自席で昼食をとるようにしています。
4 部活動について
(1) 春休み中の対応と同様,「2時間以内」「道具や入り口,更衣室などの消毒の徹底」
「体育館など換気の徹底」「検温の記録など健康管理の徹底」に留意して実施します。
(2) 当面の間,週休日の部活動は実施せず,練習試合等も行いません。
5 その他
個人でも消毒液を持ち歩くことを推奨します。ご家庭や個人で必要な場合は,保健室前の
タンクに消毒液を準備していますので,容器を持参して補充してください。消毒液は,安全
な微酸性電解水で,遮光し涼しいところでの保管で2週間程度の消毒効果があります。
以上,できる限りの防止対策をとっていきますが,一人一人が危機感を持ちながら生活することが重要です。各ご家庭の協力なしでは感染防止は徹底しませんので,ご理解いただき,感染防止に最大限の協力をお願いいたします。不安や心配は尽きませんが,迷うようなことがあれば,遠慮なく相談ください。