鹿児島県高校総体について
2020年05月13日
本日,令和2年度鹿児島県高等学校総合体育大会中止決定の連絡がありました。
とても大きなことだと考えたので,放課後,運動部活動生に集まってもらって,係の先生から中止の報告を行いました。
体育館に入ってきて部活動ごとに整列をする皆さんを後ろで見ていましたが,集まる意味を察したかのように,気持ちを抑えて静かに淡々と,そしてとても美しく整列した姿に玉龍部活動で積み重ねた日々の重さを感じさせられました。
高校総体を目指してきた者にとって「中止」はあまりにも大きな衝撃です。
今は,何を言っても何を聞いても,受け止められないかもしれませんね。集会の後,急いで準備して必死にボールを追う姿,ひたすら走る姿を見て,どこにも持って行きようのない気持ちを今必死に何とかしようともがいているのだなあと,辛くなりました。
文化部活動生でも同様に,高校生としての集大成を実現できなくなった人たちもいます。皆さんが,それぞれの活動を,目標を持って楽しくできる日が少しでも早く戻ってくるように願うばかりです。日常が戻るよう感染防止を徹底しながら願うことしかできないことを歯がゆく思いますが,「明けない夜はない」チーム玉龍で乗り越えられると信じています。