一本柳の由来
初代一本柳
原良小学校は,昭和30年1月10日,2年生181名で出発しました。それまでこの場所(原良小の敷地)は,「原良田んぼ」と呼ばれるくらい広々とした田んぼだったということです。田んぼの境目には,たくさんの柳の木が植えられ土手を守っていました。
その後,原良小学校第一期工事が着工された時,学校用地内にあった一本の柳の木を,校区の人々は,この地に生き続けてきた柳を「開校記念の木」として保存することにし,大切に育ててきました。
子供たちも職員も,この一本柳に生活の目標を見出して強く,たくましく,がんばってきたのです。
二代目一本柳
平成12年1月頃。植えられたばかりの二代目一本柳。
原良小学校開校以来,子供たちの成長をあたたかく見守ってきた初代一本柳。
しかし,平成5年の「八・六豪雨水害」や,たび重なる台風によって,たくさんの傷を負ってしまいました。
いろいろな方々によって,傷の手当てがなされましたが,ついに平成11年に枯れてしまい,初代一本柳は,撤去されることになったのです。
その後,原良小学校のシンボルである一本柳を復活させようと,PTA等多くの方々の協力を得て,平成12年1月に,創立45周年を記念して二代目一本柳が植樹されました。
平成15年7月頃の二代目一本柳。成長著しいですね。
三代目一本柳
原良小学校の更なる発展とともに成長し続けた二代目一本柳でしたが,平成28年虫食い等の傷みが酷く,倒木の危険があるということで16年の短命でその幕を閉じました。
そして,平成29年3月2日。三代目一本柳が植樹されました。子供たちとともにすくすくと育っています。
原良小学校の子供たちとともに,力強く元気よく伸びていってほしいというのが,皆の願いです。