学校紹介
校区の特徴
本校区は旧松元町の東南部で,海抜191mの台地にあります。
校区からは鹿児島市中心部への通勤や通学が多く,最近は校区のあちこちに,住宅が新築され,都市的色彩を強め,世帯数も漸次増加しつつある校区です。従って,社会的にも経済的にも環境が変化しつつあり,古き良き伝統を生かしながら新しい考えを取り入れて発展していく地域です。校区民は純朴で人情に厚く,特に長い歴史と伝統に支えられた土地だけに,最近,考え方の多様性はあるものの,堅実で協調性に富み,教育にはきわめて理解が深い地域です。
校歌
昭和29年 創立80周年記念に制定
作詞 沖 元恕 作曲 武田 恵喜秀
一 朝に仰ぐ桜島 燃ゆる力をたたえつつ
正しく強く朗らかに いそしむ吾等光あり
二 夕に望む桟敷原 広き心をはぐくみつ
ゆたけくさとくあたたかに つとむる吾等望みあり
三 上山岡のいや高く はるけき伝統かがやかし
理想の旗をかざしつつ 共に進まん手をとりて
※ 平成29年度4年2組の子どもたちが歌っています。
校章
昭和3年の頃,桜の花びらの中に春と書かれた校章であったが,昭和33年に現在の校章へと改定された。現在の校章は,昔から春山校区は,お茶の栽培がさかんで,春の周りには4枚のお茶の葉をあしらったデザインとなっている。
学校基本情報
全校児童 520名(令和6年4月現在)
1年生・・・ 86名(3学級) 2年生・・・ 94名(3学級)
3年生・・・ 93名(3学級) 4年生・・・ 79名(3学級)
5年生・・・ 80名(3学級) 6年生・・・ 88名(3学級)
※特別支援学級在籍含む
特別支援学級・・・34名(6学級)
職員数 39人(県費職員31人 市職員8人)
学校の由来
幕末から明治維新へと激動する中にあって「部落ノ開発ハ若イ青少年ノ教育ニアリ」というかたい信念のもとに、慶応3年(1867年)5月4日、四元六兵衛為徳が自宅を開放し、私塾による教育を始めたことが由来と言われる。
その後,廃藩置県の直前,薩摩藩には,本学校,小学校,明治4年(1871年)10月,伊集院郷第35郷校の分校となり,春山馬場905番地に新校舎を建設した。これが,春山小学校の起源である。
明治8年(1875年),12月規教則の改正が行われ,春山小学と改称となる。
明治19年小学校令の公布により春山簡易科小学校へ改称。
明治25年10月に小学校令改正により春山尋常小学校と改称。
大正13年に高等科が設置され,春山尋常高等小学校と改称。
昭和16年に春山国民学校と改称。
昭和23年に上伊集院村立春山小学校と改称。
昭和35年に町制施行により,松元町立春山小学校と改称。
平成16年に鹿児島市と合併し,鹿児島市立春山小学校と改称し,現在に至る。