理科の部屋(6年生)

理科の部屋では授業での実験や観察を紹介しています。

臨時休業中の家庭学習でも活用して下さい。

 

【物の燃え方と空気】

燃えているろうそくに集気ビンをかぶせると・・・・・・

 

 

 

→ ろうそくは消えました。

 

どうすればろうそくを燃やし続けることができるだろう?

次の3つの方法のうちどの方法が燃やし続けることができるか考えてみましょう。

 

1 上にすき間がある場合           2 下にすき間がある場合(かぶせます)

    

 

3 上と下にすき間がある場合

 

 それぞれの方法のろうそくが燃え続けたか,消えたか理由も考えてみよう。

 

【結果】

1  上にすき間がある場合

→ 燃え続けました

 

空気の動きをけむりで確かめてみましょう。

→ 上にすき間がある場合は,けむりがビンの中に入ってから出て行く様子がわかります。

  つまり,空気が入れかわっていることがわかりますね。

 

2 下にすき間がある場合

→ 消えました

 

空気の動きをけむりで確かめてみましょう。

→ 下にすき間がある場合は,けむりがビンの中に入っていきません。

  つまり,空気が入れかわっていないということがわかりますね。

 

3 上と下にすき間がある場合

→ 燃え続けました

 

空気の動きをけむりで確かめてみましょう。

→ 上と下にすき間がある場合は,下のすき間に近づけるとけむりが入っていく様子がわかります。つまり,空気が入れかわっている様子がわかりますね。

 

1~3の実験で,ものが燃え続けるためには,空気が入れかわることが必要ということがわかりましたね。実際に実験した時のノートもふり返ってみましょう。

 

 

→ 【空気の中の物を燃やすはたらきのある気体はどれだろう?】

空気の中の「ちっ素」「酸素」「二酸化炭素」のうち,物を燃やはたらきがあるのはどれか調べました。

 

【二酸化炭素の場合】

 

 

 

→ ろうそくは消えてしまいました。つまり,二酸化炭素に物を燃やすはたらきはない。

 

【ちっ素の場合】

 

 

→ ろうそくは消えてしましました。つまり,ちっ素に物を燃やすはたらきはない。

 

【酸素の場合】

 

 

 

→ ろうそくは,はげしく燃えました。つまり,酸素には物を燃やすはたらきがある。

 

この実験では,酸素には物を燃やすはたらきがある。二酸化炭素やちっ素には物を燃やすはたらきはないということがわかりました。

次回は,物が燃える前と後では空気がどのように変わるか調べてみましょう。

何か空気の変化はあるのでしょうか。予想しておきましょう。

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