学校紹介

校歌

　　　・　本校は、鹿児島中央駅から北方に約１０ｋｍの所に位置し、ゆる

　　　　やかな傾斜状の台地に広がる花野団地の南端にある。学校の南側に

　　　　は花野川が流れ、その向こうには千年団地が広がっている。学校は、
　　　　まわりを皆房、花野の山々が囲み、南東に桜島を眺望する場所にあ

　　　　り、学習環境にきわめて恵まれている。東は川上校区、南は西伊敷、

　　　　伊敷校区、西は犬迫校区、北は小山田、皆与志校区に接し、児童の

　　　　通学距離も学校を起点としてほとんどが２ｋｍ以内である。
　　　・　本校区は、千年団地、花野光ヶ丘団地（平成４年に花野団地から

　　　　地名変更）、皆房、花野地区からなっている。皆房、花野地区は平

　　　　安時代からあったといわれ、文化的な史跡、伝統的な行事も多く残

　　　　されており、両地区に伝わっている棒踊りには、例年高学年の児童

　　　　も大人に交じって参加している。
　　　・　本校区の戸数は、各町内会の調査によれば約２７００戸ほどであ

　　　　る。中でも、花野光ヶ丘団地は、戸数１４００と本校区の約半数を

　　　　占めている。また、本校区は、市内から離れているが、バスの便が

　　　　きわめてよく交通上の不便さをあまり感じない。千年団地では団地

　　　　を南北にバス路線が走り、花野光ヶ丘団地にも縦横に走っている。

　　　　皆房、花野地区も道路が整備され、ところによっては日に５０便以

　　　　上のバスの便がある。
　　　・　学校が創立された当初、医療施設、銀行、交番等の施設は隣接の

　　　　伊敷団地にあったが、現在は、小児科医院、歯科医院、簡易郵便局

　　　　等の施設やスーパーなどの大規模店舗もある。

　　　　　人口の都市集中化傾向の中にあって､鹿児島市も昭和３０年代中
　　　　ごろより人口が増加し､市周辺地区の台地は切り開かれて住宅地域
　　　　が見られるようになった。本地域も、昭和４６年に千年団地が、昭

　　　　和５２年は花野団地の造成が始まり、伊敷（いしき）小学校、川上

　　　　（かわかみ）小学校の児童数が急増した。花野団地から川上小へは、

　　　　約６ｋｍ近くあったり、皆房（かいぼう）から皆与志（みなよし）

　　　　へは、人家のない道を通ったりで保護者は学校の建設を待ち望んで

　　　　いた。
　　　　　本校は、昭和６１年４月１日に開校し、現在、創立３2周年の学校
　　　　である。創立時は２７名の職員と６００名の児童で一丸となって歴史
　　　　と伝統を拓く第１歩を踏み出した。児童の３９６名は伊敷小、１６０

　　　　名は川上小、１１名は皆与志小からであった。