学校長あいさつ

 

                                      

ごあいさつ

 皇徳寺中は,建学の精神として校訓「敬愛・自主・向学」を掲げており,令和5年度で創立34年目となります。皇徳寺ニュータウンの成長と共に,一時期は千人を超える規模でありましたが,現在は430人前後で安定しています。

 

 さて,4月6日の入学式に新入生128人を迎え,全校生徒421人で令和5年度を無事スタートさせることができましt。子供たちは,明るく素直で,毎日授業や部活動に一生懸命取り組み,落ち着いた学校生活を送っています。

 

 朝,正門付近で登校の様子を見ていると,木々の緑,赤や黄色,ピンクの花々,さわやかな風とともに元気なあいさつを返してくれる生徒たちに元気をもらいます。ボランティア清掃をしている生徒,あいさつ運動をする生徒,友達と楽しそうに笑いながら登校してくる生徒。1日の始まりにふさわしい光景です。

 

 皇徳寺中学校のスローガンに「チャンス・チャレンジ・チェンジ」とあります。中学校3年間でたくさんの体験をして,様々な価値観にふれてほしいと思っています。同級生や部活動での先輩・後輩,先生方と力を合わせて授業や部活動,学校行事などを行っていきますが,順調なときばかりではありません。友達と意見が合わなかったり,部活動がきつくてやめてしまいたいと考えることもあるでしょう。でも実はそんな困難な時こそ,「チャンス」なのだと思うのです。

 

  3年生は,いよいよ学校の中心として活躍する時が来ました。日常生活でも学校行事でも最上級生として後輩たちをリードしてほしいと思います。そして,1年後は,自分が選択したそれぞれの道を歩む時が来ます。悩みながら苦しみながら,何度も何度も自分との対話を重ね納得した進路選択をしてほしいと思います。

 

 2年生は,いよいよ後輩を迎えました。1年間で学んだことを,後輩に教えていってほしいと思います。そして,学校のリーダーである3年生を支えることも大きな役割です。部活動でも学校行事でも皆さんの存在はリーダーと同じくらい重要です。今年の後半には3年生から生徒会,部活動のバトンを受け次ぐことになります。それまでしっかり力を蓄えてほしいと思います。

 
 1年生には,できるだけ早く中学校生活に慣れて,様々な人に出会い,あらゆる機会に勇気をもって挑戦し,自分を伸ばしてほしいと思います。1年後,自分はこんなことに打ち込んだ,成長できたと言えるような充実した毎日にしてほしいと思います。
 
 皇徳寺中学校の生徒一人一人が,よりよい自分を求めて力を高めていける学校となるよう職員と力を合わせ努力してまいります。中学校時代は,人生の中でも大きく変化する時期です。将来の生き方についての関心も高まる中で,時として悩み,不安になるときもあります。そのときに寄り添い,生徒が自らの可能性に気付いて前に進めるよう助言のできる教師集団でありたいと考えます。保護者の皆様,地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。

鹿児島市立皇徳寺中学校 校長 山下 久美子

 

 

 

                                    

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