2020年06月17日

 最近は,アレルギーなどをもつ児童への配慮や,鳥インフルエンザ,エサの問題などで,飼育動物は限定的である学校が多いです。

 また,家庭でも,ペットが飼えない環境もよく聞かれます。

 現代の子どもたちは,1つの命と長期間向き合い,誕生から死までを見届ける機会が減っているとも言われています。

 大切な存在が消え去り,二度と会えない気持ち,胸に大きな穴が開いて,いつまでも埋まらないようなあの気持ち。

 決して味わいたくも,子どもたちに味わわせたくもありませんが,それでも,どこかで出会うことがあります。

 子どもたちに人の命だけでなく,万物の命への尊厳の心を,もっと育てていかねばと思う出来事がありました。

トップへ