分散登校

2021年09月07日

 報道にありますように,鹿児島市内の小学校は,コロナウイルスの蔓延防止に躍起になっています。

 本校では,2学期がスタートした9月1日から,分散登校をしています。

 午前3時間授業のち給食,午後は給食後3時間授業という形態です。一人1枚ずつの簡易パーティションを机上に設置し,休み時間ごとにうがい・手洗いを実施,教室内は換気をよくし,子どもたちどうしにもあまりくっついて話をしないように呼び掛け,教室からいったん出たときはその都度入口にあるアルコールで消毒をさせています。今日でこの形の登校も4日目を終え,職員も子どもたちも少しずつリズムをつかめつつあります。

 しかし,蔓延防止の観点からみると,これでもまだこわいです。

 見ていて,最も注意が必要だと感じるのは,私たち教員の目も,保護者の目も離れている下校時です。

 登校時は,地域の方など,たくさんの方が登校を見守ってくださっていますが,昼の入れ替わりの時や,放課後などはなかなか見守りができません。

 子どもたちを見ていると,肩を組んだり,手をつないだりと,非常に接近している子どもたちがおり,見かけたときには「少し離れて歩こうね」と,声掛けはしていますが,あまり効果はないように思います。

 子どもたちは登下校中マスクをしっかりするようになっています。意識は高まっていると思うのですが,分散登校をしても友達とぴったりくっついて歩いてしまうと,感染しないかなと心配です。

 2学期はじめとあって,久しぶりに会った友達と交流したい子どもたちの気持ちもよく分かりますが,今は,私たちが何度も呼び掛け,さらに意識づくりをしていかねばならないと思います。

トップへ