3月2日 お別れ遠足を実施しました
2021年03月04日
3月2日(火),子供たちが浮足立つ中,『鹿児島市立ふるさと考古歴史館』にてお別れ遠足を実施しました。出発時は曇天で多少の不安はありましたが,到着するころには晴れ間も見えてきてそんな不安も杞憂に終わりました。
始まりは館内見学から。子供たち全員がそこの展示物に興味津々で,疑問を職員の方に投げかけていました。その質問にも丁寧に答えを示してくださり,鹿児島の歴史に触れるいい機会になったのではないかと思います。
次は『勾玉作り』と『火おこし体験』です。
勾玉作りでは一生懸命にヤスリで削るところから始まりましたが,これがなかなかに形を整えることが難しく,あちらこちらで四苦八苦する姿が見られました。しかし,時間いっぱい頑張った結果,一人一人つるつるピカピカの勾玉ができあがり,素敵なネックレスとなりました。火おこし体験は,10グループに分かれて行いました。「まいぎり」という道具を使って火種を作り出し,それに酸素を送り込むことで発火させました。協力して起こした火は,囲んで眺めてみたり暖まってみたりしました。
体験学習の後は,外と中で食べる組に分かれて,それぞれ友達や先生とお弁当を食べ始めました。おやつタイム時には,好きなものを分け合う姿も見られ,とても楽しそうな様子でした。
自由時間では,館内の遊びコーナーやクイズコーナー,外の広場などで遊びました。古代服を自由に着ることができるコーナーもあり,それぞれおしゃれな着こなしをして当時の生活へと思いを馳せました。
思い出がたくさんできた一日になったのではないかと思います。
皆様もコロナが落ち着いたらぜひ,「鹿児島市立ふるさと考古歴史館」を訪れてみてはいかがでしょうか。