校長室のまど

「子どもたちの心を支える人権の花運動」

 本日は5月1日,朝の活動は体育館にて「人権の花運動開会式」でした。

 喜入支所長,人権擁護委員協議会長と委員,そして地方法務局係長に御越し頂き,温かい雰囲気の中で「人権の花」であるヒマワリの種,肥料,プランター等が贈呈されました。

 併せて,本校6年生が考えた「遊ぼうよ その一言で 笑顔が増える」の言葉が記された立て看板も贈られました。

 人権擁護委員協議会長のあいさつの,「人は人によってお互いに支えられており,一人一人が大切な存在なのです。」や「子どもが正しく伸び伸びと成長するためには,大人の支えが必要です。」という言葉が印象的でした。

 今回頂いたヒマワリの種は,10月の大運動会の頃に満開となるように,子どもたちと大切に育てていきます。いつも,子どもたちを見守ってくださっている方々への感謝を,しっかりと心に留めて。

 

「先輩から後輩へ繋げる「安心のバトン」」

 本日は4月22日,朝の活動は「一年生を迎える会」でした。

 まず,2~6年生が,「ドキドキドン!一年生」を合唱し,体育館が温かい雰囲気に包まれました。

 続いて,一年生が一人一人,1.名前,2.好きな食べ物,3.将来の夢 について,元気よく発表しました。好きな食べ物は,11人中5人がイチゴで一番人気でした。将来の夢では,パティシエ,ネイリスト,花屋さん,野球選手等の他,アイドルもありました。

 最後は,4年生代表との「じゃんけん大会」を2回行い,3年生女子と5年生男子の二人が勝者となり大きな拍手が送られました。

 15分という短い時間ではありましたが,本校児童の優しさが十分に伝わってくる会となりました。一年生には,安心して先輩たちを頼り,伸び伸びと成長することを期待しています。

 

「準備することの大切さについて」

 本日は4月21日,8時25分からの全校朝会にて,「準備」の話とピアノ演奏をしました。

 まず,私が初任校で御世話になった初任者研修指導教官の「授業は,準備が8割を占める」という言葉を紹介しました。これは,授業者である教師に対して,十分に教材研究を行い本番に臨むことで,授業が上手く展開することを指しています。

 また,同時に児童・生徒が予習をして授業に臨むことで,内容理解が深まることも指しています。

 続いて,Mrs. Green Appleの「点描の唄」とあいみょんの「マリーゴールド」を演奏して,いきなりではなく準備のための練習を十分に行ったから弾けるのだということを伝えました。

 最後に,天才と呼ばれた物理学者のアイザック・ニュートンが遺した「準備ができている者にだけ,チャンスは訪れる」という言葉を紹介しました。天才は,何もせずにチャンスをつかんだのではなく,見えない所で「準備」という努力を重ねてきたのです。

 勉強,スポーツ,習い事を始め,全てにおいて練習や稽古と言われる「準備」が何より大切です。子ども達一人一人が,自分の立てた目標を一つでも多く達成できるように,継続的に「準備」を実践できることを心より願っています。

 

「第79回卒業式を終えて」

 本日は3月24日,10時から11時にかけて体育館にて挙行された卒業式から,3時間が経過しました。彩り豊かなパンジー,サイネリアやペチュニアがステージを飾る美しく温かい雰囲気の会場で,卒業生18人一人一人の思いが伝わってくる素晴らしい式となりました。

 中でも,卒業生と4・5年生が交わした「お別れの言葉」と「合唱」からは,いつまでも忘れることのできない大きな感動をもらいました。本日まで練習を重ねてきた児童,より良い式となるように細かな点まで指導をして頂いた職員,これまでの15年間立派に育ててくださった保護者と,いつも温かく子どもたちを見守っていただいてきた地域の皆様に,心より厚く御礼申し上げます。

 最後に,本日の式辞の中で紹介した,私が尊敬する人々の「心に残る名言」を以下に記すことにします。

1 人生はロールプレイング。主人公はあなたなんだから,あなたを幸せにするのはあなたし 

 かいない。あなた自身が主人公の面白い物語を創り上げてください。

                       (堀井 雄二「ドラゴンクエスト」製作者)

2 次にチャレンジできる人が,成功する人間であり,勝利する人間なのです。

                       (秋元 康 作詞家・音楽プロヂューサー)

3 自分が出したアイデアを,少なくとも一度は人に笑われるようでなければ,独創的な発想

 をしているとは言えない。        (ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者・実業家)

4 「好き嫌い」というのは,信用していないです。ずっと続けていたら,好きになるのではな

 いですか。                    (柳井 正 株式会社ユニクロ創業者)

5 何も咲かない寒い日は,下へ下へと根を伸ばせ。やがて,大きな花が咲くから。

                 (高橋 尚子 オリンピック女子マラソン金メダリスト)

6 結果が出ない時でも決して諦めない姿勢が,何かを生み出すきっかけを作る。

          (鈴木 一郎 元プロ野球選手・通算最多安打数ギネス世界記録保持者)

7 どれだけたくさんのことをしたかではなく,一つ一つにどれだけ心を込められたかが大切

 です。                    (マザー・テレサ ノーベル平和賞受賞者)

 

「冬季オリンピックに学ぶこと Ⅲ」

 本日は2月27日,ミラノ・コルティナオリンピック閉幕後も世界中から称賛の声が絶えないフィギュアスケートのアリサ・リュウが伝えてきた言葉について,私なりに考えてみました。

「私は自分の物語や芸術,創造のプロセスを共有することが好きです。」

「ミスをしても,努力してきた事が失われるわけじゃない。それでも何かが残るし,物語になる。悪い物語もやはり物語であり,それは美しいと思うの。」

「休むことは悪いことじゃない。時には一歩引くことが,全体像を見るために必要なのです。」

「本当は好きじゃないことの中に無理やり喜びを見つけなさいとは,誰にも言いたくないの。」

「みんなには,自分自身と向き合う時間を持って新しいことや違うことに挑戦し,かけがえのない経験を積んで欲しいと思う。」

 彼女のキャリアそのものが,これらの言葉を実証していると言えます。2022年に16歳で北京オリンピックに出場したものの6位となり,直後に引退して約2年間スケートシューズをクローゼットにしまったまま過ごしました。父親は,当時の娘はスケートに近づくことすら避けていたと明かしています。PTSDを抱えていましたが,2024年に復帰して2025年の世界選手権を制覇しました。

 そして,今回のオリンピックで頂点へ登りつめます。悪い物語を無いものとして消し去らず,正面から受け止め乗り越えたからこそ,彼女は輝かしい物語を紡ぐことができたのでしょう。

 最後に,アリサが自分の金メダル獲得以上に,中井 亜美の銅メダル獲得を喜び,彼女を抱き上げてかけた言葉を御紹介して,本日は終わりにします。

「初めてのオリンピックでメダルを取れるっていうのは,本当にすごい事だよ!」

「亜美は本当に可愛くて,氷の上でとても幸せそうね。私も一緒に銅メダルを祝ってあげたいと,心から思ったの。」

 私たちに「飾らず無理せず自分らしく生きる」ことの大切さを教えてくれた彼女の物語は,これからも続きます。彼女と同時代を生きられる幸せを感じながら,少しでも近づく努力を重ね,彼女の素晴らしい教えを本校の子ども達にも伝えていきたいと,心から思っています。

 

「冬季オリンピックに学ぶこと Ⅱ」

 本日は2月24日,昨日イタリアのミラノ・コルティナで17日間にわたり開催された冬季オリンピックが,素晴らしい思い出を残して閉幕しました。我が日本選手たちは,スノーボードのハーフパイプ・ビッグエア,ジャンプスキー,スピードスケート,フィギュアスケートなど,過去最多となるメダル獲得を成し遂げました。

 私たちの心に「夢を見て叶えることの大変さと大切さ」を教えてくれた各選手の笑顔や涙が,記憶に残る言葉と共に,鮮明によみがえってきます。高木 美帆,深田 茉莉,村瀬 心椛,平野 歩夢,戸塚 優斗,木村 葵来,坂本 花織,中井 亜美,千葉 百音,鍵山 優真,佐藤 駿を始め,他にはない感動を頂いた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして,数々の「名言」の中でも,私の心に最も刺さった言葉が一つあります。それは,SPで首位から6.9点差の5位という厳しい状況を打ち破り,フリーの演技で大逆転の金メダルを手にしたフィギュアスケートペア「りくりゅう」の三浦 璃来選手の言葉です。金メダルは絶望的と言われる中,彼女はフリーの演技前に木原 龍一選手へ「私は今日,精一杯あなたのために滑る」と伝えたのです。そこには,メダルのためにではなく,7年間お互いを支え合い切磋琢磨してきた「仲間」のために全力を尽くすという美しく純粋な思いを感じます。

 これは,スポーツの世界だけではなく,教育現場でも大切なことだと思います。友達を思いやり共に力を合わせて運動会などの行事に取り組んだり,授業で問題を級友と一緒に考えて答えを導き出したり,あらゆる場面に生かせる貴重な教えです。

 私は,今回のオリンピックを通して,明日からも職員・児童・保護者,そして地域の皆様との信頼関係を大切にして,より高い目標達成のために共に努力していきたいと改めて考えることができました。

 

「冬季オリンピックに学ぶこと Ⅰ」

 本日は2月20日,午前2時50分から4時間,ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート女子シングルフリーに出場した24人全員の演技を観戦しました。会場は,大きな歓声と温かい拍手が響きわたり,まるで感動的な1本の映画を鑑賞しているような気持ちに包まれました。

 特に,最終第4グループで登場した千葉百音 選手,中井亜美 選手と坂本花織 選手の堂々とした美しい演技には,これ以上ない大きな感動を頂きました。彼女たち3人は,それぞれに輝く個性をもち,ダブルアクセルやトリプルアクセルを始め,素晴らしい技術力と表現力で観衆を魅了しました。

 同時に,応援していた私たち全員に,大切なことを3つ教えてくれたと思います。それは,

1 努力してきた自分自身を信じきること

2 共に高め合ってきた仲間を応援すること

3 大舞台での貴重な体験を心から楽しむこと です。

 私は,中名の子どもたちに,彼女たちが教えてくれたことを伝えていきます。そして,一人ひとりが学んだことを心に抱き続け,それぞれの夢の実現へ向かって努力を重ねてくれたら,この上ない喜びです。

 

「棒踊りが結んだ絆」

 本日は2月13日,昨日12日に私が師匠と呼んで尊敬している「中名棒踊り保存会」の会長が,本校を訪問されました。実は,昨年の11月,草刈り作業中に怪我をされて療養中だったので,久しぶりに児童たちと会っていただけました。

 昼休み時間,師匠に気づいた児童たちが駆け寄り,「師匠お久しぶりです!元気になられたんですね。」「今年も棒踊りを頑張るので,よろしくお願いします!」などと,次々に声をかけてきました。また,昨年12月7日の「中名校区公民館まつり」で棒踊りを披露した後,師匠から美味しいドーナツと図書券をいただいたことを覚えていた一人が,「今年もドーナツと図書券を楽しみにしています!」と弾ける笑顔でお願いしていました。

 最も私が師匠に感謝しているのは,棒踊りの練習と発表を経験できたお陰で,子どもたちが大きな自信と郷土への誇りを持てたことです。なかなか勉強や運動では結果を出せずにいた子どもが,棒踊りを披露して多くの皆さんから声援と拍手をいただいたことで,何事にも積極的にチャレンジしようとする姿を見せてくれるようになりました。

 師匠と児童の微笑ましい再会の場で,私は改めて本校の教育目標である「ふるさとを愛し,確かな学力をもち,心豊かでたくましい中名の子を育成する。」を大切に実践する思いを,更に強く致しました。

 

「春の到来を待ちながら」

 本日は2月3日,「節分」の日であり,明日は二十四節気で春の始まりとされる「立春」です。寒さが厳しいけれど,この日を境に寒さが明ける冬から春への転換点とされています。

 校長室の窓から庭を眺めると,寒風の中でモミジ,ソテツ,ツツジたちが,じっと春が訪れるのを待っています。そんな中で,サザンカは美しく凛と咲く赤やピンクの花々で,私たちを元気づけてくれています。草木のように,寒さに負けず「希望の春」を待とうという前向きな気持ちになります。

 また,隣の1年生教室からは,発問に対する答えを発表する子どもたちの元気な声が聞こえてきます。2階・3階へ上がると,他学年の児童も,それぞれの課題に集中して取り組む姿が見られます。子どもたちが,一つ一つの学習と経験を積み重ね,自信をもって中学校へ進学してほしいという気持ちになります。

 一方,いつものようにアメリカのCNNとイギリスのBBCが発信する最新ニュースを読むと,「理想を打ち砕く厳しい現実」を突きつけられます。大国アメリカ,中国,ロシアを始め自国の利益を最優先する風潮の中で,これまで膨大な時間をかけて大切に育て上げてきた民主主義や国際協調は「風前の灯火」と言えます。

 私たちは,何故このように利己主義が横行する世界に生きているのでしょうか?崇高な理想を掲げながら,どこで躓いたのでしょうか?ある研究者が指摘するように,「皮肉なことに,社会が成熟し豊かになればなるほど,人々は不寛容で独善的になる」ものなのでしょうか?

 この混沌として希望を持ちづらい時代に,一筋の希望の光と感じる一つの言葉があります。それは,「奪い合えば足りない。分け合えば余る。」で,書家で詩人でもあった相田 みつを氏が遺したものです。彼が私たちに伝えているのは,当たり前のことであり,決して難しいことではありません。しかし,世界は真逆の方向へと突き進んでいるようです。「まだ領土が足りない!まだ食料が足りない!まだ資源が足りない!まだ財産が足りない!まだ名誉が足りない!」と欲望を追求した先に,真の幸福が待ってくれているのでしょうか?それとも……。皆さんは,どのように考えますか?

 

「教師を続けてきた御褒美」

 本日は1月13日,私事ですが,昨日12日に私の恩師が天皇陛下より叙勲を賜ったお祝いを,市内のホテルで開催できました。

 恩師が校長を務めた中学校の元同僚も多数「叙勲記念祝賀会」に出席し,中には15年ぶりに再会する先生もおられ,大変嬉しく,また有り難く感じました。

 さまざまな思い出話が飛び出す中で,私は「地道に教師を続けていれば,このような御褒美もあるんだな」と感慨深く聴いておりました。

 当時は皆が「日々是決戦」と言える緊張感を抱きながら,お互いに支え合う固い絆で結ばれていました。その要が私たちの恩師であり,あの方が校長であったからこそ,職員一同が結束して生徒指導を始め乗り越えられたのです。

 教師に限らず,長い人生の途中では困難に直面することもあります。しかし,力を合わせて進んだ先には,必ず温かい光明に包まれる日がやって来ます。その事を信じて,今日からもこの仕事を天職として,自分のスピードで一歩一歩前進してまいります。

 

「やる気が弾ける新学期」

 本日は1月8日,2週間の冬休みが明けて,3学期始業式や「縦割り清掃」を行いました。

 私が何より驚いたのは,朝いつものように7時半に正門を開けると,すでに多くの子どもたちが集まっていたことです。先に私に気づいた1人の子どもが「校長先生,明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」と大声を上げると,他の子どもたちも元気なあいさつをしてくれました。

 こちらもあいさつしながら階段を降りていくと,次々に登校してきました。気づくと,約15分間でほとんどの子どもが登校できました。 中には,昨年いつも8時ギリギリに登校していた子どももおり,新学期にかける「やる気」を感じることができました。

 また,始業式で児童代表あいさつを務めた2年生男子は,次の3点について堂々と発表することができました。

 1 自信がもてるようになるまで,あきらめずに勉強をやり抜く。

 2 体力づくりをして,もっと速く走れるように努力を続ける。

 3 何事でも,逃げたりせずに1度はチャレンジしてみる。

 私は,この力強い誓いの言葉を聞いて,「私たち教育者は,子どもたちに教えると同時に,教わることも多い」と,改めて感じました。

 今年は「午年」なので,中名小の子どもたちと共に,掲げた目標の実現へ向かって力強く駆け抜けることを心に誓いました。

 

「心強い新年の誓い」

 本日は1月1日,中名地域恒例の「年賀式」が,午前10時より中名校区公民館で開催されました。地区コミュニティー会長と私の挨拶の後,本校を代表して6年生が登壇しました。

 彼女は,主に英語検定試験,簿記検定試験への挑戦と,郷土の伝統芸能である「中名棒踊り」の継承についての誓いを述べました。特に,私たち大人と共に稽古を重ね,運動会及び公民館まつりで披露した中名棒踊りを大切に思う気持ちが,強く伝わってきました。

 私は,小学校を卒業後も稽古を続け,後輩たちに技術を伝え,一緒に棒踊りを継承していく彼女の決意に感動し,同時に頼もしさを感じました。それはまさに,日頃から私が大事にしている「ゆずり葉の精神」に繋がる言葉でした。

 本日は,故郷の伝統を守り抜き,次世代へ繋げていこうとする児童の思いを大切に育み,更に伸ばしていきたいと心に誓う良い機会となりました。

 

「笑顔の集団下校」

 本日は12月25日でクリスマス,昨日は2学期終業式の後,子どもたちは各地区ごとに集団下校しました。まず,本校のシンボルツリーである楠の巨樹の下に集まり,私から次の2点について伝えました。

 1 いつも,交通安全には十分注意して行動すること。

 2 冬休みの宿題は,無理なく計画的に取り組むこと。

 その後,子どもたちは班ごとに下校しました。その際,私が「良いお年をお迎えくださいね!」と声かけすると,「ありがとうございます。」「先生も良いお年を!」や,中には先取りしてハイタッチしながら「A Happy New Year!」「明けましておめでとうございます!」と応える児童もおりました。

 みんな共通して満面の笑顔で,「待ちに待った楽しい冬休み」の始まりに,期待がふくらんでいる様子でした。次にみんなと会える日は,1月8日となります。再び笑顔で挨拶できることが,今から楽しみです。

 

「学年を超えた絆」

 本日は12月16日,朝8時25分から40分にかけて,今年最後の「仲良し音楽」を体育館で行いました。

 まず,全校児童が声をそろえて「小さな世界」を歌いました。ハーモニーを意識した70人の歌声が,体育館中に響き渡りました。

 続いて「サンタクロースがやってくる」では,上級生と下級生が交替でタンバリン等の楽器を奏でながら,元気よく合唱できました。歌の後半部分では輪唱にもチャレンジしましたが,初めてとは思えないほど息がピッタリ合っていました。

 たった15分間の体験でしたが,きっと子どもたち一人ひとりの記憶に残る素敵な時間となったことでしょう。

 

「一つのことに力を合わせる大切さ」

 本日は12月15日,本校では昨日「PTA資源リサイクル活動」を行いました。朝8時半までに中名校区公民館に保護者,6年生と職員5人が集まり,校区内から持ち込まれた一升瓶,空き缶や段ボール等を,状態を確認しながら仕分けました。

 寒い中ではありましたが,声を掛け合い率先して作業に取り組む6年生の姿に,頼もしさを感じました。仕分けに要した時間は30分ほどでしたが,集まったみんなが「地域のために一つになれた貴重な時間」でした。子どもたちには,この経験を今後の考え方や生き方に活かしてほしいと願っています。

 

「温かく子どもたちを支える郷土の絆」

 本日は12月13日,本校では8時30分から10時10分にかけて「校内持久走大会」を開催しました。前日まで天候が心配されましたが,本番では雨が降ることもなく,最後の6年生まで持てる力を存分に発揮することができました。

 コースの沿道では,保護者の皆様を始め多くの地域の皆様も応援してくださいました。子どもたちは,大きな声援と拍手に元気をいただいて,練習の時以上の「粘り強さ」を見せてくれました。

 私は,この約30年間,鹿児島の各地区を経験してきましたが,ここまで子どもたちを見守る人々の温かい気持ちを持久走大会で感じたことはありません。今日は改めて,親から子へ,子から孫へと受け継がれる「郷土の絆」を実感することができました。これからも,たくましく未来を拓く子どもたちへの応援を,よろしくお願いします。本日は,寒風の吹き渡る中,誠に

ありがとうございました。

 

「大切にしたい伝統行事」

 本日は12月10日,午前中に本校の5年生が「餅つき」を体験しました。会場となった体育館前には,朝8時から保護者や中名コミュニティー協議会の皆様が集まり,子どもたちの支援をしてくださいました。お湯を沸かすための火起こしから,分かり易く丁寧に教えていただき,子どもたちは日頃できない貴重な体験をすることができました。

 お餅は,熱いうちにちぎって丸めないと硬くなるので,限られた時間の中で作業することが難しかったようです。しかし,手順を覚え慣れてくると,一人ひとりの表情に自信と達成感が見られ,後半は全員が笑顔になりました。数え切れないほどのお餅ができて,全学年の友達のために一人分ずつ袋詰めして配ることができました。

 この体験を通して,5年生は次の3つのことを学習できたと考えます。

 1 自分たちで苗を植え育てて,収穫・乾燥・脱穀したもち米でお餅をつくる達成感

 2 伝統的方法による餅つきで,みんなと一つのことを協力して成し遂げられた喜び

 3 保護者,地域の皆さんと学校職員に見守られながら活動できたことへの感謝の心

 本日は,子どもたちの「満面の笑顔」をつくってくださった参加者全員への感謝の気持ちで,寒空のもと心が温かくなりました。

 

「郷土の伝統芸能を守る心」

 本日は12月8日,昨日は晴天のもと「中名校区公民館まつり」が,多くの来場をいただき盛大に開催されました。

 「中名棒踊り」では,入場→地突き→縦踊り2回・横踊り2回→退場まで,伝統に則った形で実施できました。特に小学生は,7月から重ねてきた稽古の成果を,存分に発揮することができました。本校の卒業生も参加して,伝統芸能の素晴らしさを見る者に伝えてくれました。

 また,私も教頭先生始め職員と共に参加して,感動を分かち合うことができ,大変嬉しく感じました。このかけがえのない「中名の至宝」を,棒踊り保存会の皆様と一緒に継承していきたいと,心から思う貴重な時間でした。

 「中名小職員バンド」では,モンゴル800の「あなたに」と,なにわ男子の「勇気100%」を,会場の皆様と一体となって楽しく演奏できました。本校の児童と卒業生たちは,ステージの前に陣取り,集中して聴き入っていました。この体験を通して,更に子ども達が音楽に親しみ,ピアノ,ギター,ベース,ドラム等の楽器演奏に興味を持ってくれたら,私にとってこの上ない喜びです。

 他にも,卒業生のダンス,中名弁での紙芝居,中名バレーボールチームの歌と踊り等,郷土愛と地域の強い絆を実感できる素敵な公民館まつりでした。演芸を披露された皆様と,会場にお越しいただいた全ての皆様に,心より感謝申し上げます。誠に,ありがとうございました。

 

「心を一つにできた音楽会リハーサル」

 本日は12月4日,1校時に3・4年生が午後1時20分から開催される「市小学校音楽会」のリハーサルを体育館で行いました。

 まず,斉唱の「チャレンジ!」では,全員がピッタリ合った振付で,元気いっぱいに歌えました。続いて,合奏の「ミッキーマウスマーチ」では,リコーダー,鍵盤ハーモニカ,木琴,鉄琴,小太鼓,大太鼓等を,心を合わせて演奏することができました。

 これまで,懸命に練習を重ねてきた一人ひとりが,自信をもってステージに立つ姿を見て,川商ホールでの本番も大丈夫だと確信しました。

 ぜひ,子どもたちに「仲間たちと奏でる音楽」を全身で楽しんでほしいと,心から思う素敵な時間でした。

 

「本物に触れる素晴らしさ」

 本日は11月18日,3・4校時に校庭にて全学年対象の「ジョギング教室」を開催しました。鹿児島銀行陸上部の監督,コーチと選手が来校して,速く走るためのトレーニングを紹介していただきました。一つ一つ丁寧な説明の後,実際に児童が取り組むスタイルで,水分補給の時間を入れながら約80分間の体験学習でした。

 子供たちは,初めて経験する本格的なトレーニングを,心から楽しんでいました。感想の中には,「教えてもらった方法で練習を続け,陸上記録会などで良い結果を出したいです。」というものもありました。

 また,指導した陸上部の皆さんには,「小学生とトレーニングしたり走ったりできて,とても楽しかったです。」と言っていただき,大変嬉しい気持ちになりました。

 別れ際に,話は早いですが,「ぜひ来年も,本校に来て子どもたちに御指導ください。」とお願いしました。本物のアスリートの指導に触れることができた,本当に充実した有意義な時間でした。

 

「喜入地域の郷土を愛する心」

 本日は11月12日,先日9日に「喜入地域総合文化祭」が喜入公民館の大ホールで開催されました。11時から行われた文化講演「津軽三味線との出会い,和の世界で生きていく」では,講師の本田 浩平さんによる素晴らしい演奏もあり,会場は大きな拍手に包まれました。

 また,本校からも日本舞踊とチアリーディングで児童たちが出演し,日頃の練習の成果を存分に発揮することができました。きっと,一人ひとりの記憶に残る,かけがえのない素敵な時間となったことでしょう。

 更に,郷土芸能である「喜入太鼓」では,中名地区の皆様も舞台に立たれ,勇ましい姿で太鼓を鳴り響かせておられて大変感動しました。

 休憩をはさんで,約5時間の舞台発表でしたが,喜入地域の皆様の郷土を愛する心に触れることができた,貴重な経験でした。

 併せて,展示された陶芸,木工,絵画等の作品も素晴らしく,改めて文化水準の高さを実感しました。私は,この喜入地域で生活し,教育に携わることができて幸せ者だと,心から思いました。

 

「地域への熱い思い」

 本日は10月13日,昨日は「喜入地域体育大会」が,喜入中学校グラウンドで盛大に開催されました。8時20分の開会式から12時10分の閉会式終了まで,気温が34℃まで上がる中,参加した選手全員が,中名・喜入・瀬々串・前之浜それぞれの威信をかけて健闘しました。

 選手宣誓は本校の6年生2人が務めましたが,見ていた来賓の方々が「素晴らしい!」と絶賛されており,大変誇らしく感じました。100m走,かけっこ,玉入れ,輪回し,グランドゴルフ,長縄跳び,地区対抗リレー,喜入音頭等,全ての場面において,自分の地区は勿論,他地区の選手にも惜しみない拍手と声援が送られ,温かく清々しい気持ちになりました。

 この約4時間の中で体験した全ては,ふるさと喜入への深い愛情と「結の精神」に基づいて

おり,同じ時間と空間を共有できた喜びと感動を,参加した私たちに与えてくれました。ここに改めて,中心となって大会を企画,準備,運営してくださった役員の皆様に,感謝の意を表します。誠にありがとうございました。

 

「秋季大運動会で発揮された中名魂」

 本日は10月5日,本校の第78回秋季大運動会が盛大に開催されました。直前まで天気が心配されましたが,閉会式終了まで雨が降ることはなく,絶好の運動会日和となりました。

 朝7時には応援団員を中心に登校して,本番直前の最終確認を行う姿が見られました。開会式から心地良い緊張感に包まれ,子ども達一人ひとりの「絶対に運動会を成功させる!」という気迫を感じ取ることができました。

 かけっこ,短距離走,長縄跳び,地域の伝統芸能「中名棒踊り」,応援合戦,紅白対抗全員リレーや,保護者と地域の皆様に御協力をいただいた喜入音頭,玉入れ,輪回し,親子種目等,誰一人大きなケガもなく,笑顔で終えることができました。大会結果は白組の優勝でしたが,最後まで健闘した紅組に対しても,惜しみない拍手が送られました。

 本日の成功は,これまでの6年生を中心とした練習の積み重ねと,職員の入念な準備の賜物です。私は,人と地域に恵まれ本当に幸せ者だと,改めて実感できる素晴らしい一日でした。明日からも,職員,保護者,地域の皆様と共に,たくましく未来を拓く中名小学校の児童のために尽力することを,自分自身と約束しました。

 

「郷土の伝統を大切に守る意志」

 本日は10月1日,2・3校時に「運動会予行」を行いました。全児童が,かけっこ,応援合戦,長縄跳び,喜入音頭や紅白対抗リレーに,一生懸命取り組み応援することができました。

 中でも,20分間行った郷土の伝統芸能である「中名棒踊り」は,地域保存会の皆様の協力もいただき,勇ましい姿を披露することができました。これまで,4・5・6年生は夏休み中から練習を重ね,一つ一つの動きを時間をかけて身に付けてきました。お互いの速さがなかなか合わず,苦労する場面もありましたが,約70日間で美しく仕上げました。そこには,保存会の皆様の丁寧な指導と,伝統を誇る棒踊りを何とか身に付けたいという子ども達の思いがありました。

 郷土の伝統芸能は,このようにして次の世代へと確実に受け継がれていきます。本日の運動会予行は,子ども達に対しての安心感とともに,頼もしさも感じることができる素敵な時間でした。

 

「学年を超えた団結心」

 本日は9月24日,朝の「仲良し体育」の時間から1時間目終了まで,運動会全体練習を行いました。曇り空で気温は高くなく,練習にはちょうど良い天候でした。開会式と閉会式の細かい動きを確認した後,5分間の給水タイムをとり,「全員リレー」の編成確認を行いました。すると,子どもたちがキビキビと動けたお陰で,実際に走る時間が生まれました。

 リレーを始めてみると,練習というより「本番」同様に全員が懸命にトラック半周を走り,仲間にバトンを繋ぐ姿がありました。また,バトンパスに慣れていない1年生に,優しく教える6年生の声も響いていました。そこには,1人として「練習だからこのくらいでいいや」という気持ちは感じられませんでした。

 この光景を見ていて,思い出したことが1つあります。それは,フランスの作家で飛行士でもあったサン=テグジュペリの作品「星の王子さま」で,キツネが王子さまへ伝えた「心で見なくちゃ,物事は良く見えない。大切なことは,目に見えないんだよ。」という言葉です。キツネは,表面的なことではなく,友情,団結や絆といった目に見えない内面的な価値の大切さを,現代を生きる私たちに教えてくれています。今日は,目には見えないけれど確かに存在する大切な心を,改めて子どもたちから教えてもらいました。

 

「児童の心が一つにそろう瞬間」

 本日は9月5日,朝の活動は「仲良し音楽」でした。1年生から6年生まで,一緒に9月の歌を歌いました。

 1曲目は,若松 歓さん作詞・作曲の「南風にのって」でした。「僕の思いが風にのって,君の街まで届いたらいいな。」「どこまでも,どこまでも,追いかけてみたいよね。」「いつだって忘れない,君と感じた南風。」と歌われる作品のイメージを大切にして,みんなで元気よく合唱できました。

 2曲目は,花岡 恵さん作詞,橋本 祥路さん作曲の運動会の歌「ゴーゴーゴー」でした。10月5日の運動会本番へ向けて,まず紅組・白組それぞれの団長があいさつを行い,続いて音を確認しながら,一人ひとりが体育館いっぱいに響き渡る声で精一杯歌うことができました。

 この15分の間に,私は目には見えない「心が一つにそろう瞬間」をはっきりと感じました。そこには,上級生のように気持ちを込めて歌おうとする下級生の心と,下級生のお手本になれるように自信をもって堂々と歌おうとする上級生の心が共存していました。

 自分の「役割」を果たそうとする児童の真摯な姿に触れ,改めて「教師は,教えること以上に,子どもたちから教わることの方が多い。」ことを実感する,とても素敵な時間でした。

 

「自分事として考える,かけがえのない平和」

 本日は8月21日,出校日の全校朝会で,80年前の8月6日に広島へ投下された原爆の惨禍について話をしました。

 まず,実際に家族が被爆した,当時小学3年生と5年生の方の詩を朗読しました。かけがえのない大切な家族を失った人々の悲しみを,児童と共有しました。一人ひとりが,静かな体育館内で,配布した資料の中の詩を,集中して目で追う姿がありました。

 続いて,先日の広島平和記念式典において,手元の原稿をほとんど見ずに発表した,子ども代表の佐々木 駿さんと関口 千恵璃さんの「平和への誓い」を朗読しました。特に,「事実を自分のこととして考え,平和について関心をもつこと。」「一人一人が相手の考えに寄り添い,思いやりの心で話し合うことができれば,傷つき,悲しい思いをする人がいなくなる。」「周りの人たちのために,ほんの少し行動することが,いずれ世界の平和につながる。」「たとえ一つの声でも,学んだ事実に思いを込めて伝えれば,変化をもたらすことができる。」そして,「私たちが,被爆者の方々の思いを語り継ぎ,一人一人の声を紡ぎながら,平和をつくり上げていきます。」という言葉に重点を置きました。

 今回,アジア太平洋戦争を,決して過去の出来事としてではなく,現在を生きる一人ひとりが「自分事」として考え行動する大切さについて伝えることができました。同時に,子どもたちも,それぞれ自分に置き換えて真剣に受け止めてくれたと感じています。約15分という短い時間ではありましたが,子どもたちが平和について考え,自分にできる「小さな一歩」を踏み出してくれたら,この上ない喜びです。

 

「先輩から後輩へつなぐ大切な教え」

 本日は7月18日,「終業式」を始め,子どもたちにとって1学期を締めくくる大切な1日となりました。縦割りの美化活動では,6年生が中心となって下級生に必要な指示をしながら,一緒に清掃作業を行いました。学年を超えた「協働」の姿に,頼もしさを感じることができました。

 また,帰りは「集団下校」の形をとり,体育館で安全指導を行った後,各地区ごとに担当の先生方と一緒に家路につきました。その際にも,6年生が声をかけて下級生を並ばせ,それぞれに先導して行きました。

 私は,これらの様子を見ながら,ある教えを思い出しました。それは,奄美大島の初任校で正門に飾る門松を作るため,当時教務主任を務めていた先生と一緒に,裏山へ「ゆずり葉」を採りに行った時のことです。先生は,「門松と言えば,普通は松・竹・梅ですね。では,なぜ奄美では梅ではなくゆずり葉を飾ると思いますか?」と問いかけました。私が,「分かりません,なぜですか?」と答えると,先生は,「ゆずり葉は,次の新芽が出て,確かに育ってきたことを見届けてから葉を散らします。だから,命が確実に代々続いていくことを象徴する縁起の良い植物なんです。」と教えてくれました。

 これは,先輩から後輩へ大切なことを伝え,更に後輩が次へつないでいく姿に重なります。私たち教職員は,この途切れることなく続く営みを支援し見守っていく存在であり続けたいと,改めて心に誓いました。

 

「仲間を応援する心からの思い」

 本日は7月2日,プールでの「校内水泳学習参観日」でした。2校時に5・6年生,3校時に3・4年生,そして5校時に1・2年生の参観を行いました。2校時には,学校運営協議会の皆さんにも参観していただきました。

 児童は,それぞれに合わせて25m,50m等を泳ぎました。クロール,平泳ぎ,バタフライを始め,得意な泳ぎ方でチャレンジしました。一人ひとりが懸命に泳ぐ姿は素晴らしかったですが,更に感動を覚えたのは,プールサイドで応援する子どもたちの姿でした。

 友だちが泳ぎ始めると,自然に応援の拍手が起こり,ゴールするまで続きました。その後,プールサイドに上がってくると,再びねぎらいの拍手が送られました。この光景から,「心から仲間を応援し励ましたい」という子どもたちの素直な思いが伝わってきました。気温32度を超える暑さの中で,心の中を清々しい風が吹き抜けていきました。

 

「学年を超えた思いやりの心」   

 本日は6月10日,朝の活動は「仲良し体育」でした。雨が降っていたため,全児童が体育館に集合し,15分間活動しました。

 準備体操の後,学年ごとに手をつなぎ,「前」の指示で前へ,「後ろ」の指示で後ろへ,「右」の指示で右へ,「左」の指示で左へ一歩跳びます。続いて,「前」の指示で逆の後ろへという具合に,指示された方向の逆へ跳びます。これは少し難しくて,特に低学年の児童は上手くいかず,笑いながら「悪戦苦闘」していました。

 次に,同じく学年ごとに手をつなぎ,フラフープを手を使わずにとなりの友達の方へ移動させていきます。最後の友達まで移動できたら,もとの位置へ手を使わずに戻します。練習の後,本番では「最後に終了した学年が体育館の窓閉めをする」ことになりました。みんな懸命にフラフープを移動させましたが,結局1年生が最後になりました。

 その後,私は素晴らしい光景を目にすることになりました。1年生に窓閉めは大変だと感じた上級生たちが,一斉に窓閉めを始めたのです。すべて閉め終えるまで数十秒の出来事でしたが,清々しい感動を覚えました。学年を超えた思いやりの心に触れ,改めて教育の道に進んで良かったと実感できました。このような素晴らしい子どもたちを育んでくださった保護者,地域の方々と本校職員に対して,感謝しかありません。

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