校長室のまど


6月:質のよい睡眠を~寝る子は育つ~



 朝の登校指導中、笑顔のない眠そうな子供が「昨日は12時に寝たから、まだ眠たい。」と話してきました。「いつも何時ごろに寝るの?」と聞いたところ「11時ぐらいか、もっと遅い。」という回答でした。                   

「世界一睡眠時間が短い日本の子供たち」と言われていますが、中名小学校の子供たちの睡眠時間はどうでしょうか。
 アメリカメジャーリーグでの活躍が、報道されない日がない大谷翔平選手。打者としてのホームラン数や打率がリーグトップ(6月末現在)であり、前人未到の唯一無二の選手であることは誰もが認めるところです。と同時にけがをしないため、休みなく試合に出続けていることも、大谷選手の強みとなっています。大谷選手は記者に、「体調管理で気を付けていることは何ですか。」と聞かれて、「一番は睡眠です。いつ寝るかの準備を数日前からしっかり計画的にしています。」と答えたそうです。大谷選手は、最低8時間、休日は12時間眠るそうです。大谷選手がけがをせず、良い結果を出している秘訣は、「睡眠」にあるようです。 約35年前には、栄養ドリンクのCMの「24時間戦えますか」というキャッチコピーが話題になりました。私は試験前に「一夜漬け」ばかりしていました。私の若い頃は、睡眠時間を削って頑張ることが美徳のように思われていた節があります。しかし、近年の脳科学や医学の発達で、それは間違いであることが実証されています。睡眠をしっかりとることで、感情が安定し、記憶力がアップし、仕事効率があがるそうです。そこで、子供たちに次のことを伝えたいと考えます。
  睡眠には、大事な役割があります。①頭や体を休める(脳や体の休養) ②疲れをとる(疲労回復) ③しっかり覚える(記憶固定) ④気持ちを落ち
着かせる(感情整理) ⑤病気になりにくい(免疫機能の増加) ⑥頭がよ くなる、背が伸びる(脳と体の成長)寝ている時間は何もしていないのでは
なく、睡眠にはこんなに大事な役割があります。ですから、遅くまで起きて  いないで早く布団に入り、しっかりと睡眠をとるようにしましょう。
 朝起きた時に前の日の疲れがすっきりとれている。そんな「質の良い睡眠」をとるためには、遅くとも夜10時頃までには寝て、十分な睡眠時間をとることが必要です。さらに、質の良い深い睡眠がとれていると、寝ている間も脳が働き続け、勉強したことや学んだことを整理整頓して脳に記憶させる仕事をしてくれます。子供たちが学校に来て、しっかりと「学習ができる」「運動ができる」という状態で家を出られるよう、睡眠を大切にしてほしいと思います。ご家庭でのご協力をよろしくお願いします。


5月:子供は言葉を食べて育つ


 本校では、毎月第一月曜日を「人権の日」と設定し、子供たちと人権尊重について考えたり、話し合ったりする機会を設けています。その際、常に話題に上がることは「言葉」です。何気なくつかった言葉が友達を傷つけたり、自分を傷つけたりすることがあります。
 話し合う子供たちからは、「言われて嬉しい言葉(ふわふわことば)をつかうといいよ」「相手の気持ちを考えることが大切だと思う」など、立派な意見が述べられます。しかし、いざ遊びや活動の場面になると、相手を冷やかしたり、煽ったり、悪口を言ったりしてしまいます。

 よりよい生き方を求めながら、人は誰もが心の弱さをもっています。言ってはいけない、つかってはいけないと分かっていても傷つける言葉をつかってしまいます。

 私は、「子供は言葉を食べて育つ」という心理カウンセラーのコラムに出会ったことがあります。その中には、『子供は周りの大人が発する言葉を吸収していきます。前向きな言葉は自らの存在の自信につながっていきます。一方でネガティブな言葉は、たとえそれが一度だけ発せられたものであっても、大きな心の傷として残ってしまうこともあります』との記述がありました。また、『子供は、褒められたい、認められたいという気持ちをいつももっています。 「ありがとう」「がんばっているね」「助かるよ」など、その子の存在を肯定する言葉は子どもの心の栄養になり、生きていく上で大切な心の基盤となります。厳しい言葉も、ときには必要ですが、それは、子供にとって心が栄養で満たされている状態ではじめて有効に働くものと考えます』とも記述されていました。
 子供たちが心の弱さを乗り越えながら、あたたかく優しい言葉を食べて成長できるよう、人と人が繋がり合う会話の環境をしっかりと整えていく必要があると考えます。子供は言葉を食べて育つのですから。


4月:一人一人が輝く学校に (Ver.令和6年度)


1 令和6年度がスタートしました!
 校庭の桜、春の息吹は子供たちの新たなスタートを応援してくれている、そのような気持ちになってきます。
 令和6年度が始まりました。4月8日(月)には、一つずつ学年が上がった子供たちを迎えて始業式行い、また6名の新入生を迎えて入学式を行いました。76名の児童とともに令和6年度のスタートです。一つ学年が上がった子供たちの明るい笑顔と晴れ晴れとした顔つきからは、「嬉しいな!頑張ろう」そんな様子が感じられました。
 今年度も職員一同、しっかりと子供たちに寄り添い、しっかりと指導・支援をしてまいります。

2 今年度、こんな学校を目指します!
  中名小学校の教育目標は「ふるさとを愛し、確かな学力をもち、心豊かでたくましい”中名の子”を育成する」です。昨年に引き続き「一人一人が 輝く学校」を合言葉に教育活動を進めてまいります。始業式では、「あいさつ日本一の中名小学校を一緒につくっていきましょう」「なりたい自分をめざして努力しましょう」と話をしました。一人一人のよさを認め合いながら、 互いに高め合える学習活動を工夫しながら、一人一人が輝けるよう努めてまいります。
  今年度も保護者・地域の皆様のご支援・ご協力の下、全職員で指導・支援をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


3月:「して」を「すれば」に変える


 日増しに春の訪れを感じるようになったきました。校舎前のプランターには,パンジー,ビオラ,マーガレット,ツルコザクラの花たちが3週間後に迫った卒業式に彩りを添えるために,鮮やかな色をつけて出番を待っているように見えます。

 さて、私は、携帯電話を忘れて外出先で困ったことが何回かあります。

 忘れ物が多い子供がいたとします。今日も体育があるのに、体操服を玄関に置き忘れている。そんなとき、大人たちは・・・。
 「どうしてあなたはいつも忘れるの!」とつい思っていしまいます。そのうち「何回言ったら分かるの!」と脅してみたり、「そんなだらしない子は、ちゃんとした大人にはなれない!」と呪いをかけてみたり、「今度忘れ物したら、おやつ抜きだからね!」と罰を与えてみたり・・・。でも、それで忘れ物をしなくなったという話は、あまり聞きません。
 忘れ物をした子供は「どうして」と言われても、忘れたから忘れたのであって、理由なんて答えられません。この「どうして」とか「なんで」という問いかけは、過去の原因を追及する言葉、つまりマイナスの言葉かけ、言われた側は責められ、否定されたと感じ、言い訳を考え始めます。
 「して」を「すれば」に変えること。私はそれが最適解だと考えます。「どうしていつも忘れ物するの!」と叱る代わりに、「どうして忘れ物をしなくなるのかな」と聞く、ということです。「どうすれば」というのは、未来に向かって解決を促す質問です。すると、頭の中では自動的に「どうすればいいかな」と考え始めます。思考力を育てていくチャンスです。具体的な方法を考えられるように促し、自分で決められたら(判断力)、それを言葉にする(表現力)、そして、自分で工夫して決めたことはやる可能性が高い(主体性)。こうした思考錯誤が自力解決への歩みです。
子供に解決策を考えさせるには、私たち周囲の大人の粘り強い忍耐力も必要です。この解決を促すアプローチをするのとしないのとでは、必ずや大きな差になると思います。
 
 携帯電話を忘れて困った私は、どうすれば忘れないかと自問自答して、部屋から出るドアの近くに充電器を置くこと、玄関を出る際に「鍵・携帯電話・財布」と声に出して確認することにしました。以来、携帯電話を忘れることは、なくなりました。

まもなく令和5年度も終わろうとしています。保護者の皆様・地域の皆様には,一年間,本校の教育活動への御協力・御支援をいただきありがとうございました。

 


2月:3つの幸せ


 つぼみだった正門近くの白梅が開花しました。やわらかな日差しとやさしい香が届き、春の訪れを梅の花が教えてくれているようです。1年生の植えたチューリップの球根も芽を出し始めています。日没時刻も少しずつ遅くなり、植物は、本格的な春の訪れを待つかのように、準備をしているようです。
 イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんは、幸せには3通りあるとおっしゃられています。
 1つ目は、「してもらう幸せ」です。赤ちゃんの時にお母さんがお乳をくれたり、おしめを取り替えてくれたり、抱っこしてもらったりすると、うれしくて笑顔になります。大人でも困っている時に、誰かに助けてもらうとうれしくて幸せな気持ちになります。
 2つ目は「できる幸せ」です。字が書けるようになる、自転車に乗れる、鉄棒ができるようになるというふうに、今までできなかったことができるようになると、うれしくて幸せな気持ちになります。
 では,3つめの幸せは何でしょうか。それは「してあげる幸せ」です。誰かに喜んでもらえることをして,たくさんの人を笑顔にすることです。より長く続き,より多くの人と共に分かち合うことができる幸せとも言えます。この幸せこそ,人間として最高の幸せです。私たち大人もそのことに喜びを感じるから仕事に精を出せるのではないでしょう  不思議なことに人間は,自分一人だけの幸せを追求すればするほど不幸に陥りやすいようです。逆に,他者の幸せを願って努力する人は,いつの間にか幸せになっていきます。自分の努力の結果は自分以外の誰かが受け取ることになりますが,他者の喜びを自分の喜びとする人は,周りから好かれ,頼りにされます。
 つまり,究極の幸せは,「他者から大事にされること」あるいは「他者から必要とされること」につきるのではないでしょうか。
自分が人の役に立っていると実感したときに味わえる喜びこそ、この上ない幸せであるという生き方を,子どもたちに伝えていきたいものです。


1月:謹んで新春のお慶びを申し上げます


 コロナの終息で賑わいが戻り、心穏やかな正月を迎える中、大きな地震が能登半島を中心とした地域を襲いました。この度の震災による被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
 さて、本校としまして2024年は「一人一人が輝く学校」を合言葉に、竜が天高く昇るごとく子供たちが様々な場面で活躍し、輝けるよう着実な成果を積み重ねていきたいと思っています。引き続き今年も、ご支援ご協力よろしくお願いいたします。
 1月1日元旦「令和6年度年賀式」が中名校区公民館で行われました。とてもよいお天気で爽やかな1年のスタートとなりました。中名小学校の児童を代表して6年生が、新年の抱負を述べました。

  

 明けましておめでとうございます。2024年新しい年の始まりです。今年、中学生になるぼくは、3つの目標を立てました。

 一つ目は「、国語の漢字をがんばる」です。理由は、5年生の時、漢字テストで点数が低かったからです。漢字テストでいい点をとるために、「漢字の宿題をていねいに書く」「毎日の漢字テストでていねいに書いて満点をとる」を目標にがんばりたいです。今、少しずつですが、点数もとれるようになってきました。このまま続けていきたいです。
 二つ目の目標は、「ラグビーのスキルを上げる」です。周りが大きい人ばかりで怖い時もありますが「怖がらない」 「さぼらない」「姿勢を低くしてタックルにいく」を目標にがんばりたいと思います。そして、Aチームに入って、誰よりも強くタックルにいく選手として活躍したいです。
 三つ目は、「友達と仲良くする」です。ぼくは、以前ちょっとしたことで腹を立てて、友達とけんかになることがよくありました。けんかをした後は、後悔することがほとんどでした。でも今は、ちゃんと我慢ができるようになり、毎日楽しく過ごしています。これからも友達と楽しく仲良くやっていきたいと思います。
 地域の方には、綱引きや朝の見守りなどでお世話になっています。ありがとうございます。 様々な交流の中で一番心に残っているのは、朝のあいさつです。ある日、「おはようございます」というぼくのあいさつに「ありがとうね」と温かい言葉を返してもらいました。ぼくは、とてもうれしくて「あいさつしてよかったなあ」という気持ちになりました。これからもあいさつをずっと続けていこうと思います。
 小学校卒業まであと少しです。この三つのことを目標に、両親や地域の方への感謝の気持ちを忘れずに、今年の干支の竜のように強く高く羽ばたきたいです。

 さあ、令和6年のスタートです。一方、学校では、令和5年度のまとめとなる学校生活が始まります。登校日は、1~3・6年生で 53日、4・5年生で 54日しかありません。残りわずかとなった一日一日を大切に、価値ある体験を積み、大きく飛躍してほしいと願っています。

 

12月:課題意識をもちながら、こだわりをもつ                      


 校庭のイチョウが黄金色に色づき、葉を落とし、朝晩のひんやりとした空気とともに、晩秋を感じる季節となりました。子供たちは、2学期も残すところあと3週間あまりとなり、学習のまとめや運動に一生懸命取り組んでいます。
 さて、先月は市小学校陸上記録会が8日に行われ、本校からは6年生10名がエントリーし、練習に励み、本番を迎えました。市内各校から選抜された選手が集まる大会でしたが、中名小の子供たちは笑顔いっぱい、緊張を楽しんでいるようでした。参加した全員が全力で競技に臨み、自己ベストの記録もたくさん出ました。他校の選手と競い合い、大きな声援に後押しされながら広いグラウンドで競技ができたことは,大きな自信と経験につながったと思います。思うように本来の力を出せず、悔しい思いをした子供もいましたが、今回の経験をとおして、また大きく成長できたと思います。終了した時の子供たちの笑顔は、「やりきった」という満足感にあふれていました。
 競技には、勝ち負けが必ずついてきます。その勝ち負けにこだわるのも良し、自分の記録の更新にこだわるのも良し、応援する態度にこだわるのも良し、いろいろなこだわりがあっていいと思います。こだわりをもつということは、言い方を変えれば、「課題意識をもつ」ということに繋がります。何も意識しないで、言われるがままに、ただ漫然と大会に参加している人と目的(課題)意識をはっきりもち、自分から進んで参加している人とでは、結果も心持ちも明らかに違います。「大会で優勝する」とか「必ず1位をとる」などの目標でなくても、「美しいフォームで走る」「タイミングよくバトンパスをする」「精一杯応援する」「競技を楽しむ」などのこだわり(課題意識)をもって、大会に参加することで、目に見える成績以上のものが得られると思います。また、私たちが生活を送る上で、常に課題意識をもち、こだわるものにはこだわることで、生活や行動がよりよい方向へ改善されていくものと思います。
 本校は「一人一人が輝く学校」であることにこだわっています。子供たち一人一人のよさが輝くように学校の環境を整え、子供たち一人一人と丁寧に向き合っていくことを大切にします。

 

 


11月:言葉に思いを込めて


 校庭の木々も色づき始め、葉を落とし、朝晩のひんやりとした空気とともに、秋の深まりを感じる季節となりました。子供たちは2学期の折り返しの中、毎日の学習や市小学校陸上記録会、市音楽発表会をはじめとする各種大会に向けての練習に毎日一生懸命取り組んでいます。
さて、本校では、11月1日(水)から7日(火)までの1週間を「人権週間」としています。この期間に、いじめや差別などについて考え、お互いを大切にすることを学ぶ機会を設けます。例えば、道徳の時間や人権擁護委員による人権学習会や集会、校内放送による人権作文の紹介、人権コーナーの設置、人権に関する本の紹介等様々なことに取り組みます。
 また、「相手を思う温かい言葉づかい」という点に重点を置き、お互いを大切にするための「言葉」について考える取組も行います。  
 
一秒の言葉

「はじめまして」この一秒ほどの短い言葉に一生のときめきを感じることがある
「ありがとう」この一秒ほどの短い言葉に人のやさしさを感じることがある
「がんばって」この一秒ほどの短い言葉に勇気がよみがえってくることがある
「おめでとう」この一秒ほどの短い言葉に幸せにあふれることがある
「ごめんなさい」この一秒ほどの短い言葉に人の弱さを見ることがある
「さようなら」この一秒ほどの短い言葉が一生の別れになる時がある
一秒に喜び 一秒に泣く 一生懸命 一秒 

 

 私たちは一日の中で何度、人と言葉を交わすのでしょうか。 人はたった一言の言葉に喜び、励まされ、時には傷ついたりします。ほんの一秒足らずの言葉にも、大きな力が秘められています。わずかな時間で伝えられる言葉によって、どれほど多くの感情や思いが込められているのでしょうか。言葉のもつ力について考えるきっかけとなればと思い、校長室前の掲示板「校長室のまど」で子どもたちにの「一秒の言葉」という詩を紹介しています。人の心を明るく幸せにする「言葉」も、暗く不幸にする「言葉」も、同じ言葉です。詩の中にある「ありがとう」や「がんばって」も、人を馬鹿にするような言葉も、同じ「一秒の言葉」。わずか一秒で言える短い言葉であっても、ある時には「花束」となり、ある時には「ナイフ」ともなります。「一秒の言葉」がもつ不思議な力です。
 ご家庭でも日頃、何気なく使っている言葉について、親子で話し合ってみてください。

 


 

10月:全国学力・学習状況調査について


  4月18日、文部科学省による全国学力・学習状況調査が6年生に実施されました。平成19年度に始まったこの調査は、児童の学力や学習状況を把握・分析し、児童への教育指導の充実と学習状況の改善に役立てることを目的としたものです。この調査結果が文部科学省から届きましたので、概要をお知らせします。(「教科に関する調査」と「質問紙調査」を実施)

    教科に関する調査…国語、算数       

出題内容                
(1) 身に付けておくべき学習内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい 知識・技能等
(2) 知識・技能を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等   

【自校・市・全国の平均正答率の比較】

 〈全国平均正答率を100とする棒グラフ〉 

                                         

【自校の課題に対する改善策】

〈国語〉
 条件に合わせて書くことに課題が見られました。「書くこと」の授業アイデアとして,情報と情報との関係に印を付けたり矢印でつないだりながら,視覚的に捉えさせるような手立てを取り入れていきます。また,視覚的に捉えさせるために,効果的なICT機器の活用に努めます。
〈算数〉
「正三角形の意味や性質についての理解」について課題が見られました。図形の学習では,観察や構成などの活動を通して,直線や平行や垂直の関係と,図形を構成する要素と関連付けて,図形の性質について考えさせる手立てを講じていきます。その中で,どのような図形ができるかを考えさせ,実際に紙を折ったり,切ったりしてできたいろいろな図形から理解させるなど指導を工夫して取り組みます。
 「伴って変わる二つの数量の関係について考察すること」について課題が見られました。ある数量を比べようとするとき,見つけた規則性を基に筋道を立てて考え,知りたい数量の大きさを求めることができるような手立てを講じていきます。活動の中で,数量の変化の特徴を調べさせたり,その特徴を用いて問題を解決させたりする授業展開を実施していきます。
〈質問紙調査)
 児童質問紙の結果から,家庭学習の時間が「1時間より少ない」児童が合わせて44%いることから家庭学習の取組に課題が見られました。家庭学習について,意識した取組ができるように児童アンケートの結果を踏まえ,家庭と連携した取組を推進します。 

                      


9月:平和への願い    ~全校朝会で~                                               


 今年は、戦後78年を迎える年です。8月21日出校日の全校朝会では、「戦争・平和について考えよう」というテーマで絵本の読み聞かせと以下の内容で話をしましたので紹介します。

 

 


 終戦間際の広島。中学1年生のしげる君は、歯医者になってお父さ

んの後を継ぐことを夢見る少年でした。しかし、勉強ができる環境ではなく、空襲によって火災が広がるのを防ぐために家を壊す「建物疎開」という仕事に、毎日毎日出かけていました。8月6日の朝、お母さんのシゲコさんが作った大豆と麦の混ぜ飯のお弁当を持って、元気に仕事に出かけたしげる君の姿が、シゲコさんにとって最

後に見た姿。原爆投下後、2日間探し回って見つからなかったしげる君の姿は、3日目の朝、骨となった姿で、真っ黒に焦げたお弁当箱を抱えるような姿でシゲコさんに発見されました


戦争はなぜ起こってしまったのでしょうか。78年前、どうして長崎と広島に原子爆弾は落とされてしまったのでしょうか、誰が起こしたのでしょうか。悲しいけれど、それは私たち人間の仕業です。人の心が起こしてしまったことなのです。私たちの身近なところにも「戦争の種」「戦争の芽」はあります。「いたずら」や「けんか」「いじめ」「なかまはずし」「無視」などです。「意見や考えが合わないこと」「思い通りにならないこと」は、国と国との間でもあるし、誰と誰との間でもあります。大切なことは、相手の立場に立って考えてみること、話し合って解決しようとすること、相手の心をわかろうとすることです。力で抑え込もうとしたり、自分の言い分だけを通したりすると、自分の中に「戦争の種」「戦争の芽」を生んでしまいます。戦争・平和とは何か、そして「自分たちに何ができるのかを家族で話し合ってみましょう。そして、私たちの願いを未来の平和に繋いでいきましょう。
 今学期も保護者・地域の皆様と力を合わせて全力で取り組んでまいります。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。


 戦災と復興資料(防空頭巾、配給切符、罹災証明書、母子手帳、家計簿)を鹿児島市よりお借りし、校長室前の廊下に展示しています。平和の大切さを改めて感じる貴重な資料です。ご興味のある方は是非お立ち寄りください。

 9月14日(木)まで展示しています。

  

 


 

 

 

                      

      

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