鹿児島学習定着度調査について

【令和2年度 鹿児島学習定着度調査】

 1月13日(水)に鹿児島学習定着度調査の国語・理科,14日(木)に社会・算数,15日(金)に鹿児島学習定着度調査の学習状況調査がありました。本調査は,本県の5年生が全員受ける学力検査です。5年生の子供たちは,これまでの学習の成果を発揮しようと真剣に取り組むことができました。国語は,ローマ字の読み・書きや慣用句,敬語,手紙の書き方等
理科は,もののとけ方(水溶液の定義),メダカの卵の成長,顕微鏡の使い方,水,空気と物の体積の変化,ゴムのはたらき等,算数は,四角形の定義,最大公約数・最小公倍数,四角形の面積等,社会は,日本の工業地帯,自動車工業,日本の海流・漁業等の問題が出題されていました。もう一息だった問題については,5年生が終了するまでに,くり返し家庭学習や学校で解かせる等して学習内容の定着に努めていきます。
 また,理科は,3年生の学習内容の「太陽とかげ」,「ゴムのはたらき」,4年生の学習内容の「物の体積と温度」等が出題される等,3・4年生の学習内容の定着を図るものも出題されていることから,3・4年生の子供たちにも今回の問題でできるものは取り組ませます。

 

【2月12日段階での結果】

 平均通過率では国語科・社会科で,県平均を上回りましたが,算数科・理科で県平均を下回りました。この結果を受けた本校の主な具体策もあわせてご覧ください。

 

 

〇 国語では,基本的な漢字の読み・書き,算数科では,四則計算の問題が十分満足な

 状況ではありませんでした。各学年における漢字・計算力の指導の充実に努めます。

〇 各教科とも質問されていることを的確に読み取り,それを基に自分の考えを順序良

 く説明する問題がもう一息でした。全学年において,教科書の問題等を活用し,結果や

 解き方を順序を表す言葉を使って,友達に説明する活動の充実に努めます。

〇 国語科では,決められた字数と言葉を使用して自分の考えを書く問題がもう一息でした。

 国語科の時間を中心に,決められた字数で自分の考えを簡潔に書く活動の充実に努めます。

〇 社会科では,新聞記事や表,グラフからわかることを書く問題がもう一息でした。授業に

 おいて,新聞記事や教科書の表,グラフ,写真等を活用し,読み取ったことを基に自分の考

 えを書く活動の充実に努めます。

〇 算数科では,速さや平均を求める問題等がもう一息でした。算数科の問題を解くときに目

 的に応じて図や絵を描いて求める活動の充実に努めます。

〇 理科では,実験や観察の結果について解釈し,自分の考えを書く問題がもう一息でした。

 実験や観察を通して分かったことを言葉だけでなく,図や絵を使ってわかりやすくまとめる

 活動の充実に努めます。

 

 

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