中洲小学校開校150周年記念事業

 中洲小学校は,令和3年度に開校150周年という意義深い年を迎えました。

 150年の歴史を振り返ってみると,明治4年,旧高麗町奈良原屋敷隣に第9郷校として,この地の有志の方々によって設立されました。

 明治9年に中洲小学校と改称

 明治10年に西南の役で校舎を焼失し改築

 大正2年に高麗町から現在の学校敷地に近い上之園町に移転改築

 大正11年に荒田小学校,昭和12年には武小学校が創設され,それぞれに児童の一部が転学

 昭和20年6月,戦災により校舎の一部を残して焼失し,現在のこの地に校舎が改築され,さらに昭和61年までに現在の校舎・体育館・給食室が完成

 戦後76年,あらゆる苦難を乗り越えて,学力・体育面の両面において,本県内外に広く名声を博して今日に至っています。この間,多数の卒業生を社会に輩出し,有為有能の人材を育成してきました。

 もともと,わが中洲小学校は,上之園,高麗,上荒田の三方眼を校区にもち,明治維新以来多くの偉大な人物を生んだゆかりの地でもあります。また,中央町は,鹿児島の陸の玄関地でもある鹿児島中央駅を抱え,校区全体が教育に熱心な街であります。

 開校150周年を迎え,開校の当時を忍び,現在を思えば,隔世の感があります。わたしたちの胸には,この輝かしい伝統の力が脈々として流れ,中洲小学校を母校にもつ誇りや校区に住む幸せを感じます。この輝かしい伝統を受け継ぎ,将来の理想に向かって躍進させることは,真に意義あることと存じます。

 

〇 開校150周年記念事業

 ・ 航空写真 ・ 記念品販売 ・ 記念誌作成 ・ 記念式典2部

〇 開校150周年記念事業趣意書及び募金要項

 

○ 開校150周年記念事業として,本校のブドウの木(明治の先人 長澤 鼎にゆかりの深いも

 の)の整備,吉田にある学林地のブルーベリーの本校校庭への移植,中庭の観察池の整備等,   

 金管バンドへの楽器寄贈を行いました。

 

 

 

    きれいになった中庭の池

 

 令和3年10月24日 開校150周年記念 秋季大運動会

 ※ ドローン撮影及びバルーンリリースをしました。

 

       バルーンリリース

 

令和3年11月3日 ドローン撮影

 ※ 児童が参集しない形でドローン撮影を実施しました。

 

 ドローン撮影のために,おいた文字の一部(150の一部)

 

ドローン撮影のために,おいた文字の一部(中洲小の中

 

 

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