生かせば資源
♪誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた♪ 童謡『ちいさい秋みつけた』の3番には“ハゼの葉 赤くて入日色”とあります。夕方に映える葉です。
昨日の朝の活動は読書ボランティアの皆様による読み聞かせがありました。5・6年はU様『この世でいちばんすばらしい馬』という物語でした。ディープインパクトやオグリキャップの名前はありませんでした。
真剣に聞いています。読書ボランティアの皆様も「子どもたちが本当に、真剣に聞いてくれていました。」という感想が多かったです。
3・4年生はH様です。『うみのそこたんけん』という本です。小池辺りは海の底から3~40cm上げたところに真鯛のポイントがあります。
他にも2冊読んでくださいました。お仕事前の貴重な時間にありがとうございます。
1・2年生にはT様が『ゆでたまごひめ』など。ゆでたまごは軽く塩を振って食べるとおいしいですね。口の中の水分がほとんど持っていかれますが。
本年度の読書ボランティアの皆様による読み聞かせは、今日が最後でした。本当にありがとうございました。いつでもまたお待ちしております。3学期は職員による読み聞かせもあります。
それでは、先週金曜日に3年生以上を対象にした『ごみの3R教室』~わたしたちにできること~の様子をお伝えいたします。
講師として来校してくださった方は、かごしま環境未来館のO様です。まずは、現状について説明やクイズです。「3Rとは何でしょう?」という問いに「リデュース・リユース・リサイクルです。」と答えていました。
子どもたちのタブレットには、予習の跡がありました。日頃の教科から派生し「こんな学習(行事)があるから調べておこう。」という姿勢が見えます。おそれいります…。見習います。『自転車操業・刹那主義』そんな言葉を封印せねば。
予習したからこそ、その内容を講師の方に教えてもらって深く知ることができますね。次に、「鹿児島市のおよそ60万人から出されるごみの量と、それに伴う金額はどのくらいでしょうか。」
20万トンを超えるのですね!そして58億円以上! ちなみにこの『20万トン』は想像できないですね~。
平和リース球場(鴨池球場)の約5杯分といったらピンときますね!(ほんとにピンとくるか?と…独り言。)しかも、すりきり盛りかな、普通盛りかな、日本昔話盛りかなとつぶやきそうでした。
そんなわたしの思いを横に、子どもたちは「そうなんだ!」と感嘆符の顔つきでした。
次は実演です。いろいろな分別を体験します。
キャップが付いた茶色い瓶は?元気はつらつですが、何ごみ? 答え合わせは後で。
ぬいぐるみとお弁当箱は?
ヨーグルトが入っていた容器は分かるかな。でも、ベルトは難しそうだね。
一人一人渡された物を分けています。講師の方から「間違ってもいいんだよ。」と声を掛けられ、“勘”で入れる子も。
「牛乳パックは簡単だと思う。」
プラスティック容器類がたくさんたまっているようです。
「ここに入れよう。」「間違えてもいいよね。それで覚えるかもね。」と言いながら。そうですね。人間だもの。
そして、答え合わせ。ちなみにキャップ付き瓶、キャップは金属類で、瓶はビン。お弁当箱は“容器として単独で売っているもの”は燃やせるゴミ、お弁当屋さんに食べ物として売っているお弁当の容器は、洗えばプラスティック容器類、洗えなければ燃やせるゴミだそうです。そしてベルトはできれば金属のバックルを切って金属と燃やせるゴミだそうです。あと、『缶と瓶は同じ袋に入れて缶はつぶさないように』とのことでした。缶がビンのクッション代わりになって割れるのを防ぐそうです。『へぇ~』というボタンがあったらきっと連打していました。
「各自治体によって違いますし、年度によって変わることもあるので、分別カレンダーを見てくださいね。」ということでした。まずは、自分ができることを考えましょう。
今日学習したことの感想を発表する子どもたちです。「生ごみはできるだけ水を切りたいです。」
「必要なものを買い、長く使ったり、大切に使ったりしたい。」など、いろいろな感想を持ったようです。明日は勤労感謝の日で、働く自分への御褒美の缶ごみは2本までにしようと思いました。お後がよろしいようで。
明日から学校は4連休です。それでは皆様よい週末を。