閉会式は始まり~人権の花~
校舎横の一本銀杏は、輝きながら落葉し、地面に同じ色の絨毯を敷いていきます。
手のひらに落ち葉をいっぱい集めようとしている1年生。今日で11月も終わり。この時季だけの光景です。
学校図書館では、『おうほう ぼうしコンテスト』を開催中です。自分のオリジナルのきのこぼうしをデザインしていました。
保健室廊下には、友達の表情が変わるパネルがあり、「こんな時にはどう、言葉をかけようか…。」と相談しています。友達の心を思いやる優しい子どもたちです。
優しい心を育む、人権の花・ひまわりが初冬にほころんでいます。今日は『人権の花 閉会式』がありました。
5月に開会式を行ってから約半年が過ぎました。あゆみちゃんとまもるくんもみんなを見ています。
鹿児島地方法務局のS様が子どもたちへ、この運動へのお礼や趣旨などをお話をしてくださいました。
今日は閉会式ですが、子どもたち一人一人が書いたことのテーマは「学校生活を楽しく送るために 今からみんなでできること」です。わたしにはスタートだったのですね。あなたにはゴールでも。
子どもたちもじっくりお話を聞いています。桜島支所より支所長のS様も来校してくださいました。
種を植えた時から、水やり、真夏の暑さや降灰対応、これまでの様子をスライドで振り返りました。四季の移り変わりが子どもたちの表情からも伝わります。担任はきっと意識して、ひまわり色の服なのでしょう。
収穫した種はまた、来年、どこかで芽を出させることでしょう。
児童代表お礼の言葉です。自分の経験を結び付けながら、自分の言葉で伝えることができましたね。
感謝状の贈呈です。鹿児島市の小学校では、およそ6年に1度、この運動を行います。オリンピックより間隔が広いですが、6年ということはどこかの学年で実施できるということです。
代表の子に授与されました。次は新設・桜島学校へ引き継がれることでしょう。
最後はみんなで記念写真。明日から12月です。昨年、あゆみちゃんが旅に出ましたが(2022.12.09ブログ)今年は、まもるくんが登場する予定です。お楽しみに!
【今日の献立】牛乳、ご飯、筑前煮、豆とレンコンのだしマヨ炒め
農林水産省のHPでは、筑前煮について「がめ煮」と表現されていました。それによると『「がめ煮(に)」という名の由来にはいくつかの説があります。とり肉や野菜などいろいろな材料を使うので、博多の方言で「よせ集める」という意味の「がめくりこむ」から名前がついたという説。豊臣秀吉が朝鮮に出兵するときに博多に立ち寄り、スッポンをつかまえて野菜と煮たことから、スッポンの博多弁「がめ」からきたという説があります。昔、福岡県北部を「筑前(ちくぜん)の国」といっていたことから「筑前煮」とも呼ばれます。』鹿児島の郷土料理、煮しめに似た味付けです。