できるために~持久走~

2023年12月05日

冬の花、玄関前の赤く咲いたサザンカの数は日に日に増えています。昆虫たちにとってはよき寝床になっているかもしれません。ここは、さざんかの宿。

学校図書館では煌びやかなクリスマス飾りができつつあります。お手伝いもありがとう。

 

【今日の献立】牛乳、セルフドッグ、冬野菜のスープ煮

今日は添え野菜(キャベツ)とソーセージが別皿で運ばれてきたのですが、ドッグパンに挟んでソースも掛けました。ソースの掛け方ものこぎりのように掛けるとおいしそうです。また、子どもたちは切れ込みの入ったパンに具を入れるとはみ出したり盛り上がったりしすぎてこぼすこともあります。そこでの工夫は、ぱかっと割ったパンの柔らかい部分を少し手で“ほじって”先に食べ、少し空洞にして具を入れることによって防げるのです!食べ方は自由自在ですけどね。さて、こんなに早く献立を載せたということは後半の盛り上がりがあるのでは?そうです。詳しくは最後の桜峰随想をお読みください。(長文ですみません。)

 

午前中の雨で本日開催予定の校内持久走大会は中止になりましたが、1・2年生のスタート前「エイエイオー!」ある意味『延期』になりました。

3・4年生のスタート。今回も黒神小のお子さんも一緒です。ん?少しフライング気味だったので、仕切り直してスタートしました。1.5km走ります。

5・6年生のスタート前、リラックスしています。6年生にとっては小学校での持久走大会ラストランです。

ラストランの勢いはさすがに6年生に分があり、5年生を引っ張ります。一人一人の写真を掲載しようと考えましたが、今回は各担任や保護者の心のアルバムへ。

新記録も出ました。今回、この『“延期”持久走大会』が開催されたのは…

【桜峰随想】

令和元年度末からのコロナ禍で様々な行事が中止になりました。一つ一つの行事に対し「もう、なくした方がいいのでは?」という声も少なくありませんでした。それが時に投げやりに感じることもありました。しかし、『できるためにはどうすればいいのか』と必死に考え抜いた方々もいました。

今日の持久走大会、朝からの雨や雨雲レーダーで8時の時点で『本日は中止』と一斉メールを流しました。持久走大会はできなかったけれど、明日以降の天気を見ながら体育の時間に学年部ごとに実施しようか…というところまで話していました。しかし、しばらくしてその後の雲行きを見ながら、『もしかしたら昼前には雨は上がるんじゃないか、もしかしたら午後ならできるんじゃないか』という話を職員としました。「明日以降だと、急に保護者の方はお休みをとれないだろう。いや、朝8時の時点で中止と分かったから急に今日の午後にしても混乱するだろう。」などという意見もありました。ただ、子どもたちは今日開催のモチベーションでいるはずだ。ということで高学年の児童に投げかけると、「今日できるなら、今日やりたい。」ということでした。そのため『よし、やろう。責任はとろう。』と判断。その後動き始めたのが、上の4枚の写真です。昼休みにぬかるんだところに砂を入れ、整地をしています。これが高学年だけでなく、中学年、そして職員総出で行っています。作業が終わった子は「他に何かないかな。」と声を掛け合ったり、職員に聞いたりしていました。大規模校だと職員は体育部任せ、子どもは6年生だけ。ということがあるかもしれません。本校は違います。『できるためにはどうすればいいのか』と必死に考え抜いた桜峰小の職員、子どもたちを誇らしく思います。

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