自然の力~桜島大根収穫~

2024年01月25日

『冬はつとめて』今日は桜島大根の花も凍えそうな空気でした。ここは、桜島大根畑です。

桜島北壁の残雪は溶けることなく、おおよそ“南国の活火山”という雰囲気はありません。今日は神南小学校との『桜島大根プロジェクト・リアル交流』でした。

畑の脇には、たき火がありました。♪当たろうか 当たろうよ♪ 炎のゆらめきは、いつまでも見ていられる気がします。それでは、神南小学校の皆様の到着の様子から順を追っていきます。今日はいつもの2倍の写真量です!

※この時、御質問がありました『スマホのトップ画面(ホーム)に桜峰小ホームページのボタンを貼り付ける方法』を教えていただきました。宮浦小学校のN教頭先生がYouTubeにアップしてくださいましたので、最後にURLを貼ります。

昨日は鹿児島で歴史や文化、食に触れた神南小学校の皆様が、寒風の中 到着しました。

ようこそ!待っていました~!

KYT鹿児島読売テレビ、南日本新聞社といったメディアの皆様や桜島大根プロジェクト協賛の方々もお越しくださいました。

まずは自己紹介です。神南小学校の5・6年生の給食委員会の子たちです。去年も来校した子が5人。「また桜峰小学校に来たかったから、どうしても給食委員会に入りました。」と言っていました。イントネーションは標準語です。

次に本校の5・6年生。イントネーションはさつま標準語です。「ですです。」

植えて間引きをして4カ月半、こんなに大きくなりました。管理してくださったのはS様です。

抜き方のこつを教えていただいて「よいしょ!よいしょ!」もうひと踏ん張り!よっこいしょういち!

「これは大きいね!」がんばって!

1年生にとっては初めての収穫です。

「あんなに小さな種だったのにね。」という声も聞こえました。雨や風や太陽といった自然の力は大きいね。

2年生が二人がかりでやっと運べる大きさのものもありました。

お腹に抱えて運んでいました。「重いよ~」

初めて収穫した神南小の子は満面の笑顔でした。「去年は、お姉ちゃんがここ(鹿児島)に来て、家でその話がうらやましくて、やっと私の念願がかないました。」と言っていました。

都会のど真ん中でも子どもは子どもです。どろんこになっても気にしません。

一緒に抜いて記念撮影。未来の市長と区長の風格です。

しっかり持てるよう軍手を外して、素手になりました。気合が入ります。

「ぼくたちの頭より大きいよ!」ずっしりとした桜島大根は20kgほどありそうです。

「どんな匂いがした?」「桜島大根の花のにおいかな。」そりゃそうです。優しい香りでした。

お孫さんと一緒に作業をするのは充実した時間でしょう。

雲の合間から陽光が差し込むと少し暖かくなりました。いえ、作業を頑張ったからだね。

約70本、葉を結んでからトラックで運びました。

記念撮影です。正面からの写真は私以外のカメラで撮っていますので、またお披露目いたします。

感想を発表する神南小の子です。「本当に、この桜島大根の大きさにはびっくりしました。ありがとうございました。」

運んだ後はどろを落とし、スポンジや布で表面をきれいにします。

1・2年生は『ひげ根』の切り方を教えていただきました。はさみでチョキチョキ。

保護者の皆様の御協力も本当に感謝いたします。おかげで予定より早く作業が進みました。

学校畑の桜島大根も収穫しました。あさって土曜日に開かれる『桜島大根コンテスト』へ出品します。

薄く切って生で。「あま~い! おいしい!」普通の大根とはやはり違いますね。

給食前にそんなに食べるの?笑顔があふれていました。

「給食で使ってください。」と給食室へ。

「いつもありがとうございます。」と給食週間での感謝の言葉も忘れません。

神南小の子どもたちへPTAからお土産です。克灰袋に入れた中身は特産品や思いやりが詰まっていました。(うまい!桜島大根の薄切りほど!)

何本あるか数えています。話しかけたら途中で分からなくなったようです。明日は青果市場に並べられます。トラックも待機していました。

後半や給食のことを掲載したら写真があふれるので、次の更新をお待ちください。明日は3・4年生は、早朝5時50分にフェリーターミナル集合です!わたくしはせりに行った後、別な出張のため、学校を不在にするために、明日のブログ更新はお休みです。(もしかしたら、遠隔で行うか、土曜日の桜島大根コンテスト・さくら市の後にアップするかもしれません。)

 

それでは、下の文字をクリックするとN教頭作のYouTubeへ

桜峰小アイコンの作り方ios編 (youtube.com)

 

【今日の献立】牛乳、ご飯、ぶり大根、なます

『見てください!このぶり大根を!』と、卒業式の『見てください!この晴れやかな姿を!』風に言ってしまいましたが、『桜島ぶり』の大きな切り身と大根ももちろん『桜島大根』(なますも)でした。この調理を考えた方は考えすぎて夜も眠れなかったそうです。ぶりはしょうがをまとい醤油や酒やみりんで、大根とは別に煮て『あとのせ』でした。桜島大根も先に30分ほど下茹でしてから調味料ともう一度煮たそうで、味が浸み込み、柔らかく、歯がいらないほど。ぶりをちょこんと乗せたあとに少し褐色になった白ご飯をほおばりながら思いました。幸せってこんな近くにあるんだ…と。

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