桜島大根 いい値!

2024年01月29日

1月26日金曜日 鹿児島市東開町、中央卸売市場青果市場は夜明けを待っています。高隅山を中心とした大隅半島も見えてきました。

5時50分に桜島港に集合した3・4年生の子どもたちはいつもよりかなり早起きしたため、「まだ眠いです。」「朝ご飯は食欲がなくて食べてこなかったから、お腹がすいてきました。」と話していました。

さあ、1年に一度の青果市場での『桜島大根まつり』が始まります。活気に満ちあふれていました。

このまつりに合わせて、子どもたちの絵も飾られていました。

本校の桜島大根も約50本並べられました。色も形もひげ根をきれいに切っていて、『映える』大根でした。

「買ってもらえるかな。」と、前日収穫した桜島大根と再会の喜びをかみしめました。

4年生は昨年もここに来ましたが、3年生にとっては初めてです。

さあ、始まりました! テレビ局の方々も桜島大根と子どもたちの表情をうまく映そうと必死です。

『御祝儀』も含めて、1本2,500円で落札されたものもありました。いいね!!エネルギッシュな競りの様子に圧倒されていました。その後は、2階の会議室へ移動。

おにぎりとお茶が準備されていました。ありがたいことでございます。

それぞれの学校の発表もありました。トップバッターは桜峰小学校でした。桜島大根プロジェクトや種まきから収穫の様子を発表しました。

楽しかったことや大変だったことを分かりやすく発表していました。全ての学校の発表の後は…

豚汁が配られました! 豚汁、ぶたじる、Butajiru…どんな文字にしても気持ちは高揚します!

「いただきます!」料理は『味』が一番かもしれませんが、この時季は『温かい』というだけで星の数が増えます。

おかわりもたくさんあったので、遠慮なく3杯目。中には4杯をたいらげた子もいました。

そして『競り体験』です。野菜や果物を競り落としていました。もちろん実際にお金は払いませんが、実物はお土産として持って帰ります。

指で値段を表現する方法も教えていただきました。1~5は分かりやすいですが、それ以上は少し複雑になります。

バナナをゲットしました!いくらで落札したのかな?

「ぼくは10円で買えました。」この量、少し安すぎやしませんか。

最後は会場全体で『晩白柚五(ばんぺいゆ)』の競りでした。大きな声で「1億!、10億!」など言っていました。思わずわたくし小声で「仮想通貨じゃないんだから…」と言っていしまいました。そんな中、競りを仕切る人は声でなく指の動きで判断するので、結局桜洲小のお子さんが『100万円』で落札しました。(ん~それでも高すぎる。)

青果市場を後にし、鹿児島港へ着く頃にはすっかりお天道様はぽかぽかと。水族館前で小休憩をしました。

青果市場での発表を27日(土)は『さくら市』でも発表しました。休日に送迎してくださった保護者の皆様も本当にありがとうございました。

現在開催中です。子どもたちが植えて、収穫した桜島大根もどこかの誰かがおいしくいただくことでしょう。

同じく土曜日は『桜島大根コンテスト』があり、桜峰幼稚園の子どもたちが寒さに負けず、太鼓を披露しました。園児が「きょうは、スパッツをはいていないから さむいよ~。」と言っていました。よかった、『デコンバッチ』って言わなくて。

28日(日)南日本新聞朝刊に、神南小学校との交流のことが掲載されました。

今朝「昨日の新聞にのっていたよね。」と、確認していた子どもたちでした。わたしも地域の方に「東京の子どもたちが来たんですね。」と、声を掛けられました。

来月25日は、テレビで放映もあります。お楽しみに!!

【今日の献立】牛乳、ご飯、ちゃんこ鍋、ひじきと大豆の炒め煮

ちゃんこ鍋と言えば、昨日、初場所が千秋楽だった『大相撲』を連想する方も多いのではないでしょうか。相撲部屋には関取前の力士が “ちゃんこ番”として料理を作っていて、それを全て『ちゃんこ』と言っているそうです。その中でよく作られる鍋が最も有名になり、『ちゃんこ鍋』となりました。部屋によってもちゃんこ番によっても味は違うそうですが、栄養も満点な鍋料理は体も心も温まりますね。

トップへ