南北600km
太陽と向かい合い、話をしているようなニチニチソウのつぼみはアサガオのそれにそっくり。傘を閉じた形です。ピンクのニチニチソウの花言葉は『優しい追憶』だそうです。観賞すると穏やかで優しい思い出に浸れるかもしれません。
今朝も藤野地域のラジオ体操に参加させてもらいました。始まる前、写真の男の子は♪新しい朝が来た~♪に合わせて指揮をしていました。
背面から撮ったので正面には錦江湾が見えます。カブトムシやクワガタムシのTシャツがナイスです。
今回の参加者は先日より多かったです。みんな規則正しい生活を続けているようです。保護者の皆様、ありがとうございます。
中学生が『はんこ当番』夏休みラジオ体操で皆勤の子どももいました。さて、前回の更新で『次回は桜峰小から離れた所からの写真も掲載してみましょう。』と書きましたので、少し離れてみます。
なだらかな稜線から噴煙が! 実はこれ、先週月曜日に桜島の噴煙が4000m超上がった時に伊佐市から撮影されたものです。桜峰ふるさと特派員(^^)の方から送っていただきました。『鹿児島の北海道』と呼ばれる伊佐市は今朝の最低気温は24℃ほど。ひんやり~。さて、続いて離れるのは地上です。
左上に桜峰小学校、右下には桜島中学校。まだまだ離れますぞ!
豪華客船が停泊している『マリンポートかごしま』を真下に見ています。
手前の薩摩半島南端には池田湖や開聞岳が見えます。対岸は錦江町や南大隅町から佐多岬、その遠くには種子島です。
三島村の竹島です。大名竹が有名で、近海ではブダイやイセエビも泳いでいます。小中学校で8人の児童生徒が学んでいます。
同じく三島村硫黄島。海の色が違うのは火山の成分が海に流れ出しているからです。ジャンベのリズムが聞こえてきそうです。(黒島は撮影できず。)
洋上のアルプスと呼ばれる世界遺産の島『屋久島』です。海岸線の亜熱帯から宮之浦岳山頂の亜寒帯までの垂直分布。屋久島の地域はそれぞれの山に深い敬意を払っています。…屋久島のことを語ればきりがないので、この後また南下します。
入りきらない大きさの島は、奄美大島です。ここには現在32の小中学校があります。世界に誇る多様性や希少性のある生き物が多く、世界遺産にも登録されています。遠くの喜界島はぼんやりでした。
徳之島が確認できました。2年前はここにある岡前小学校と研修の交流をしました。さとうきびが送られてきて、子どもたちと試食しました。
涙の雫のような形をした沖永良部島です。隆起サンゴ礁の島で、昇竜洞という大きな鍾乳洞もあります。ここで勤務されていた教職員の方が着ていたポロシャツは、この島の形がワンポイントになっており、一瞬、アメリカのN社製かと思いました。
雲の隙間から何とかとらえることができたのは、鹿児島県最南端の島『与論島』です。幻の砂浜と言われる百合ヶ浜の渚で、ぼやけた六等星をみたい…。鹿児島市から直線で540km、那覇市までは110km。ここの小学生の修学旅行先は沖縄県だそうです。次は、明日どこかのラジオ体操に参加できたら、また更新します。
【桜峰随想】
今回のブログは趣向を変えました。『南北600㎞の教育』と言われる鹿児島県はそこに暮らす人々の歴史や文化、言葉も異なります。ただ変わらないのはそこにいる子どもたちの笑顔です。私たち教職員一人一人は、夏季休業中も子どもたちのことを思い、研修を積んだり、リフレッシュしたりしています。まだまだ暑い夏は続きます。皆様にとっても私たちにとってもよりよい日々を重ねていきましょう。