校長室の窓
年度終わりにあたって
「さまざまの事おもひ出す桜かな(芭蕉)」
この1年間,瀬々串小学校の教育活動に対して御理解・御協力をいただき,心から感謝申し上げます。ここまで子供たちの命に関わるような大きな事件・事故にならずに済んだことにほっとしています。春休みの間も無事に過ごしてもらいたいと願っています。
さて,今瀬々串っ子は,担任を中心とした全教職員の指導・支援のもと,現在の学年における学習のまとめ,体力向上に日々継続して一生懸命取り組んでいます。令和4年度の1年間で,子供たちは心身共に大きく成長したと実感しています。また現在それぞれの学年で,卒業・進級を意識して生き生きと活動しているところがすばらしいと感じています。今後も家庭・地域と連携を一層密にして教育活動を推進したいと考えておりますので,引き続いての御理解・御協力よろしくお願いいたします。
辛夷(こぶし)が咲き,やがて山桜,そして校庭の桜のつぼみがほころぶ頃の3月23日には,いよいよ卒業式が挙行されます。本校といたしましては,新型コロナウィルス感染症予防策を引き続き行い,多くの来賓の方々への出席を見合わせていただくこととなりました。御理解・御協力ありがとうございます。
先行き不透明な現代社会ではありますが,間もなく卒業していく6年生16人が,大人になったいつの日か校門に立ち桜をながめながら,懐かしく,そして誇らしく思える瀬々串小学校であり続けたいと思います。