学校長あいさつ

「考える」「挑戦」

 

 鹿商ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
 本校は,明治27年10月,鹿児島市易居町に職員7名,生徒数327名で開校した「鹿児島簡易商業学校」を前身とし,戦後,昭和21年4月に復活した「鹿児島商業学校」を昭和32年4月「鹿児島商業高等学校」に改称し現在に至っており,令和4年度で創立128年目を迎える歴史と伝統のある男子校です。卒業生は約3万人,国内外のあらゆる分野で活躍しており,卒業後もそのつながりはたいへん強いものがあります。「誠実・勤労」の校訓を人格形成の基本理念として,文武両道の取組をとおして「知・徳・体」の調和がとれた心豊かでたくましい人間の育成を目指しています。
 さて,今の世の中を見渡してみますと先行きを見通すことが一層難しくなってきており,高校生活で,どのような経験をし,どのようなことを学び成長するのかが,その後の人生にとって一層重要となっています。鹿商では,「考える」「挑戦」を経営方針に掲げ教育活動を行ってまいります。今ある状況をしっかりと把握し,どうすれば解決できるか,よく考えること,何か工夫できることはないか考えること,そして考えた次の場面では,迷わず果敢に挑戦することを意識した教育活動を行ってまいります。この高い目標にトライした経験は,将来,必ず生かされていくと思います。本校は生徒の「挑戦や失敗を応援する学校」です。その中で「粘り強さ」や「へこたれずに前を向くこと」を学んでいきます。また,周りの協力への感謝とともに,自他ともに大切にする「優しい心」を常に持ち続けることにも取り組んでまいります。
 鹿商では,歴史と伝統を受け継ぎながらも,時代に即した新しい教育にチャレンジし,授業,学校行事,部活動,生徒会活動など全ての教育活動を通して,生徒の資質・能力を高めてまいります。今後の本校の教育活動や生徒の活躍にご注目ください。

 

令和4年4月1日 
鹿児島商業高校 校長 堀之内 尚郎 

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