理科室からの実験報告 ~ 7月号 ~
2024年07月21日
実験項目 :「酵素 カタラーゼのはたらき」
実験者 : 3年1・2・3・5・6・7組の生物基礎選択者
時 期 : 6月上旬
目 的 : 肝臓片に含まれるカタラーゼと酸化マンガンの触媒作用について調べる。
小石、生と煮た肝臓片、酸化マンガンと煮沸した酸化マンガン、生と煮たジャガイモを用いて、気体の発生する様子と発生した気体は何かを学習しました。
生の肝臓片の気体発生の多さに驚いていました。線香を気体に近づけるとポッと音をたて、炎が大きくなりました。酸素の発生を確認しました。
また、パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素ブロメラインの働きでゼラチンが溶けていく様子も観察しました。
実験項目 :「成分元素の検出・沈殿反応」
実験者 : 3年1・2・3・5・6・7組の化学基礎選択者
時 期 : 6月中旬
夏の風物詩でもある花火。これは薬品の炎色反応を利用しています。本校では白金線の代わりに、紙紐を4㎝程度に切ったものを用いています。
今回は7種類の試薬で炎の色を観察しました。生徒たちは、7種類の色の炎に、どの成分元素が含まれているのか真剣に取り組んでいました。
また、沈殿反応では、精製水・水道水・塩化ナトリウム水溶液に硝酸銀水溶液を加えて、液色の変化を観察しました。水道水が白く濁ったことに、多くの生徒が興味を持って、観察していました。