学校長あいさつ
子供が育ち 教師が育つ
本校は、令和8年度、創立150周年という大きな節目を迎えます。また、鹿児島大学教育学部代用附属としても、112年目となる伝統と歴史のある学校です。10年前の創立140周年時に「子供が育ち 教師が育つ」という記念碑が建立されました。その言葉が表すように、本校の長きにわたる歩みは、教育研究、教育実習、地域貢献をとおして、本県の教育振興に対して、微力ではありますが、寄与できてきたものと考えております。
本校にひとたび足を踏み入れますと、西郷南洲翁ゆかりの学校としての誇りや、「田上魂」として根強く受け継がれている先輩方の教育研究に対する熱き思いなど、伝統的校風として校内に脈々と息づいている品格と伝統を感じていただけると思います。この田上小には長い年月とともに、この学校に関わり、温かく見守ってくださった多くの人たちの願いが込められています。全ての人が、田上小をとても大切に思い、田上小で学べたこと、一緒に過ごした仲間とともに成長できたことを誇りに思っていることと思います。
本校の子供たちは、生き生きと輝いています。それは、「教師は授業で勝負する」という実践的な研究にこだわりをもって取り組んできた田上小の研究の成果です。先輩方や同僚を信じ、理想の授業を追い求めた努力の積み重ねが、長い歴史と伝統にさらに重みを加え、磨きを掛けて田上小を輝かせていると信じます。
現在、新しい学習指導要領の改訂に向け、中央では審議がなされております。今後、次の新しい教育の方向性が明らかになってくることと思います。しかし、どのように社会が変わろうと、「流行」にあたる教育の変化があったとしても、教育の「不易」の部分や田上小の伝統に立ち返るとともに、常に変化する時代に柔軟に対応しながら、自らの人生を舵取りすることができる民主的で持続可能な社会の創り手を育む教育に取り組んでまいります。
今年度は、令和9年1月16日に創立150周年式典を計画しております。今後は、保護者や地域の皆様、卒業生など、多くの方々のご協力をいただきながら、子供たちにとっても例年以上に思い出に残る1年間になるように、職員一丸となって教育活動の益々の充実を図る所存です。今年度も、本校教育活動へのご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
校長 佐土原 隆
