学校長あいさつ

 

                                                希望の花と自立の誓ひ

                                                                                                                  校長 前田 浩二 

 

    今年4月にこの伝統ある武中学校に着任しました。どうかよろしくお願いします。
 
 コロナウィルス感染症が大分収まり、本校も今年度は通常の学校生活に戻れるのではないかと期待しているところです。
 そのような喜ばしい状況の中、490人の生徒と35人の職員とともに令和5年度がスタートしました。

 一年生は、ブレザータイプの新しい制服を着ての入学でした。制服改定にご協力くださいました関係の皆様、保護者の皆様に厚く感謝申し上げます。

 さて、始業式の中で、「希望にあふれた学校にしていこう。そして、希望をもって武中学校を卒業してほしい。」という話をしました。そのために、生徒一人一人の学力をはじめとする様々な力を伸ばし、自信をもたせたいと思います。また、他の人に認められた、役に立ったという思いである自己有用感を育むために活躍の場を増やしたいと思います。さらに、現在、様々な課題や悩みを抱えている生徒には寄り添いながら、共に希望を広げていきたいと思います。これらの取組を職員と一丸となって努力していきたいと考えています。

 始業式では、生徒たちへ「自立を目指してほしい。」という話もしました。小学校期までは、身の回りのことが自分でできるようになる生活の上での自立を、中学校では、自ら課題を見つけ自ら学ぶ学習の上での自立を、そして、ゆくゆくは社会に出て世の中の人のために貢献できること、つまり社会人としての自立を目指してほしいと思います。
 そのために、授業や自宅学習を大切にして、人のために何ができるかを意識した係活動や生徒会活動、学校行事等に積極的に取り組んでほしいと思います。

 校歌の1番に、「希望の花は 咲きほこる」という一節があります。2番には、「自立の誓ひ かためゆく」という一節があります。まさにそのような学校、生徒の育成を目指していきます。どうか保護者の皆様、地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。

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