学校長あいさつ
学校長あいさつ
令和6年4月10日
令和6年度は,生徒数669名(1年生234名,2年生217名,3年生218名)と,教職員数46名でスタートしました。
私は、本校を生徒たちにとって「行きたい学校」、保護者や地域の方々にとって「あずけたい学校」、そこに勤務する教職員にとって「勤めたい学校」にしたいと思い、願いながら学校経営を行ってまいります。
子どもたちを中心として、我々教職員が、家庭・地域の皆さんと共に、明るく前向きに知恵を出し合い、協力して教育活動を展開していけば、きっと本校の歴史と伝統を更に発展させることができると考えております。
令和6年度の入学式では学校長として、これから中学校生活を始める新入年生に対して次の二つのことをお話しましたのでご紹介いたします。
1 「生き抜く力を身に付けてほしい」ということ
「なぜ」と思う疑問をとことん追求し、「分かる」が「できる」に、「できる」が「使える」に、そして「使える」が自分の人生に「よりよく生かせる」ようになるよう学び続けてほしい。
さらに、中学校3年間は、「生き方」を学び、将来の人生設計をする時期でもあることから、様々な人の生き方を知り、真っ白なキャンバスに自分自身の夢や目標を描いてほしい。何度書き直しても構わない。描き続けることが大切。
2 「自分の命も他の人の命も大切にしてほしい」ということ
自分の命も友達の命もかけがえのない尊いもの。身の回りにある全ての命に向き合うことや周りにいる大切な友達の立場や気持ちに思いを巡らせてほしい。思いは見えなくとも、思いやりは見えます。心は見えなくとも、心遣いは見えます。心でその思いを感じ取れる人になってください。
また、中学生になると、いろいろなことで悩むこともあるかと思いますが、悩むことは決して悪いことばかりではありません。その悩みを解決していくことでひと回りもふた回りも成長し、自分を強くしていくことにもつながるもの。しかし、悩み苦しみ、自分一人では解決できないと思ったときは、遠慮せず、周りいる友達や身近な大人の人にその思いを打ち明けてほしい。先生方は、常にあなたたちの心に思いを巡らせながら日々の学校生活を応援していくことを約束します。
本校職員は、保護者の皆さまからおあずかりします「かけがえのない尊い669名の命」を責任をもって全力で守り、育んでまいります。ご安心ください。
本年度も、本校教育活動に何卒ご支援よろしくお願いいたします。
本校におきましては,教育目標として「郷土を愛し 自ら学び 豊かな心で たくましく生きる生徒の育成」を掲げ,その具現化を目指して教育実践を取り組んでまいります。
谷山北中学校 校長 中村 克己