一番の楽しみは,給食時間!

2021年09月21日

 2学期がスタートして,およそ3週間が過ぎました。

 新型コロナウイルス感染症に伴うまん延防止等重点措置延長のため,時差登校が続いています。本校では,出席番号によって各クラスを午前登校の組と午後登校の組に分けているため,子どもたちはクラスの友達全員に会うことができず,授業も1日3時間で,楽しみな行事や昼休み等もなく,なかなか思うような学校生活を送ることができない日々を過ごしています。子どもたちの口からは,「早くクラスのみんなに会いたい。」,「早く時差登校が終わって,普通の学校に戻ってほしい。」,「早く昼休みに遊びたい。」等々,切実な声がこぼれ始めています一日も早く,通常の学校生活に戻れることを願うばかりです。

 さて,そんな中,子どもたちの心に潤いを与え,癒しの時間になっているのが,給食時間です。密を避けるため,給食も午前の組と午後の組の2回に分けて設定し,感染リスクを下げるために,食缶の運搬や配膳も,全て職員が行っています。食事中は,全員間隔を空けて席に着き,正面を向いての黙食です。それでも子どもたちは,互いに顔を見合わせながら目で「おいしいね!」の合図をしたり,親指を立てて“Good!”のサインをしたりしながら,毎日,とてもおいしそうに食べています。

 食は,人の心を潤し,癒し,和ませ,豊かにしてくれます。このような状況下だからこそ,そんな給食の義の大きさとありがたみに,改めて気付かされます。

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