学校概要

 

 

    校門前のスロープを登ると,花と緑に囲まれた校舎が正面に見えます。

    この緑に囲まれた傾斜を上り校門から入ると,気持ちが引き締まってきます。

 

 本校は,鹿児島市北部に位置します。東西には500~600mの山地が連なり,その山裾に広がっている大原台地のほぼ中央に位置し,標高230mを超える高さにあるため,年に1~2度の積雪もあります。本城小,本名小,宮小,牟礼岡小の四つの校区で成り立っており,小中学校が連携を図りながら義務教育を見通した子供たちへのよりよい教育をすすめたいという雰囲気を大切にしています。

 

 校区民の方々は,おおらかかつ人情豊かで学校活動に協力的であり,子供たちの教育にも熱心です。近隣には鹿児島県総合教育センター,鹿児島県立青少年研修センターがあり,そこで行われる研修状況や教育活動も日ごろから見聞きされています。

 

 開校後の八十年近い年月を通して,多くの人材を輩出してきました。

 本校の歴史は,昭和22年新学制の実施により,生徒数297名で発足。昭和40年に479名に達した生徒数も,昭和50年には221名にまで減少しました。牟礼岡団地の造成により生徒数は再び増加し,平成10年には486名に達し,その後,ゆるやかに減少し,平成22年には300名を下回り,最近は約二百名で推移しています。

 

 子供たちは,そのような環境・歴史の中にあって,先輩たちの姿をみながら,よりよい伝統と気持ちのよい挨拶を大切にしています。

 教職員も,生徒に応えるべく日々研鑽を図っています。

 

 また,県総合教育センターの研究提携校として,昭和59年4月23日に県教育委員会から委嘱されました。研究に当たり職員の行き来も頻繁にあり,実践的な研究の提供を互いに行っています。昭和60年からは,研究発表や研究授業を伴う研究公開を行っており,県内外から多くの参加者を迎えています。

 

 なお,敷地内で吉田式土器(縄文前期)や旧石器時代の土器等が発掘されたことから,「大原遺跡」としても有名な場所です。

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