学校紹介
本校の特色
本校は平成5年に開校し,温かさのある創造性豊かな人間の育成と地域に根ざした魅力ある学校づくりを目指している。
校舎は,玄関を中心に普通教室や特別教室,屋内運動場等が配置され,各階の中央部分には,子どもたちが多様に活動できる場としての多目的スペース(ピロティ)が配置されるなど,快適な学校生活を考慮した多くの工夫がなされている。また,図書館は2教室分の広さに加え2層吹き抜けで,明るさとゆとりある空間をとり,校舎の中央部にシンボル的に配置してある。普通教室と廊下等は板張りで,コンピュータ室や放送室はカーペット敷きになっており,落ち着いた雰囲気の中で学習のできる環境となっている。
校歌に歌われている「夢の里」には,学校創立当時の職員や保護者,地域の方々の思いが込められている。以来「夢の里づくり」が本校の校風となり,また伊敷ニュータウンの意識ともなっており,平成9年度には,PTAの協力により開校記念碑(夢の里)が建立された。
これまで,研究面において,市,県,九州,文部科学省の研究公開または会場校として常に進取の気風を維持してきている。平成13年度から16年度までの4年間,文部科学省研究開発学校と して,自己表現力を身に付けさせ,生きる力を育てる教育課程の研究開発に取り組んできた。その研究開発のノウハウを生かし,平成17年度から新たに3年間の文部科学省研究開発学校の指定を受け,「こころの時間」を新設して「豊かな心を備え,新しい公共を創造する」教育課程の研究開発に取り組んできた。平成20年度は「九州地区音楽教育研究鹿児島大会」会場校,平成21年度 は「九州小学校国語教育研究大会」会場校,平成22年度は,「鹿児島市教育研究会確かな学力 の育成(言語活動の充実)」の会場校として役割を果たした。また,平成24・25年度は,鹿児島市教育委員会研究協力校として,「体力向上」の研究を進め,平成25年度に,県学校体育優良学校を受賞した。
校区の概要
本校は,市街地に最も近い最後の大型団地として造営された伊敷ニュータウンの北側に位置し,鹿児島市の中心部から北西へ約5kmのところにある。
校区は,日当平団地・伊敷ニュータウンからなっており,通学距離は2km未満である。幹線道路沿いには大型スーパーなどがあり,また,公園が13か所もあるなど住環境には恵まれている。バスの便もよく都市生活の利便性と快適性そして安全性を兼ね備えており,現在,約2400世帯の人々が生活している。住民は,県内外から集まっており,地域づくりは学校づくりと一体になっているため,教育への関心はとても高い。
校章
近代的でモダンな校舎で学習している意味を表している。
三角状の形は校舎を表すとともに、学校が未来に希望を抱き前進していく様子として表している。さらに、小学校の「小」の文字も表している。
三角状の下部は、伊敷台小学校の教育の土台が強固なもの、地に根を下ろしたものとしても表現している。また、めざす子ども像の「つよい体」「がんばりぬく」を表している。
学校のシンボルツリー(イチョウ)をデザイン化し、それを子どもたちとして擬人化し、学校や地域で仲良く,ささやきあってよく考えている姿としても表現している。さらに、学校がめざす子ども像の「やさしい心」「よく考え」を表している
校歌
心も体も たくましく 新たな歴史を 拓きつつ
共に伸びゆく 伊敷台
3 星座の中の 学舎で 時代を築く わたしたち
真理を求めて 磨き合う 豊かな未来を えがきつつ
共に輝く 伊敷台学校