学校長あいさつ
明日も行きたい紫原中学校に!
はじめまして。令和6年度がスタートしました。
本年度は、新1年生250人,新任の先生15人が加わり,新2年生209人,新3年生257人,教職員56人,総数772人が乗船した紫原中学校丸が1年間の旅に向けて出航です。
昨年4月本校に着任しました2年目の校長の伊口です。簡単に自己紹介します。今年還暦60歳に,出身は奄美大島の沖永良部島です。20年ほど前,となりの西紫原中学校に勤めていたこともあり,紫原に何らかの縁を感じております。
本年度,校長として5つの課題認識(①確かな学力の育成 ②豊かな心の育成 ③望ましい学習環境・学校環境 ④教職員の資質向上&業務改善 ⑤家庭・地域社会との連携・協働)をもって学校として取組1~7について取り組んでまいります。
現在は多様な価値観を認める時代となっている中で,私としては,上記の課題を含め,今,絶対にしなければならないことなのか,しなくてもよいことなのかをしっかりと見極め,「不易流行」を肝に銘じ,しなければならないことであっても,「余裕のある一生懸命」をもって生徒,教職員,保護者とともに取り組んで参ります。
1年後に紫原中学校丸に乗船した772人全員が,健康で無事に帰って来られるよう頑張ってまいります(余裕をもって)のでご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
取組1 学ぶ楽しさや成就感を感じる授業(主な内容)
〇 学ぶ意欲の向上と学習習慣の確立
〇 「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善
〇 ICT機器活用の充実(一人一台端末の活用促進)
※ 家庭学習へのタブレットの持ち帰り促進
〇 総合的な学習の時間の充実(探究学習の導入)
※ 鹿児島市未来探究プロジェクトの実施
取組2 豊かな心を育む教育活動(主な内容)
〇 自己肯定感・自己有用感を育む開発的生徒指導の推進
〇 「居場所・絆づくり」に視点を置いた学年・学級経営
※ フレンドルームの新設
〇 深い生徒理解に基づくチームによる不登校支援
〇 「考え,議論する」道徳科授業の実践
※ 担任のみによらない道徳授業
取組3 落ち着いた学習環境づくり(主な内容)
〇 生徒指導体制の確立と関係機関との行動連携
〇 「凡事徹底」の学校生活
※【一校一改革】3Mの実践(黙想・門礼・無言清掃)
取組4 学校課題と結びついた職員研修
〇 授業を通した研修による授業力の向上
〇 より深い生徒理解に資する研修の充実
※ 研究指定(「学習者主体の授業」実現プロジェクト)
取組5 不祥事根絶・業務改善に向けた取組
〇 服務規律の厳正確保に向けた取組
〇 意識改革による業務改善
※ 学級通信等のスクラップ&ビルト←ICTの活用
〇 協働・一体感を感じる職員室
※ 特別支援部の新設
取組6 C・Sを生かした地域社会との連携・協動
〇 学校運営協議会の充実
〇 地域学校協働活動(学校支援ボランティア)との連動
〇 生徒による地域貢献の場づくり
取組7 校舎新築工事に伴う対応
〇 学習内容、行事の見直し
〇 グラウンド利用する部の活動場所の確保
(校舎新築工事日程)
・令和6年7月~12月・・・・ プレハブ校舎建設(校庭の3/4)
・令和7年1月・・・・・・・・ 北校舎の学年・特別教室,中校舎の引越
・令和7年2月~10月・・・・ 北校舎,中校舎の解体工事
・令和7年11月~令和9年2月 新校舎建設
・令和9年3月・・・・・・・・ プレハブ校舎から新校舎へ引越
・令和9年4月~8月・・・・・ プレハブ校舎解体
・令和9年9月~令和10年3月 校庭の改修工事