涙あふれる 答辞 卒業合唱「卒業式を終えて」

2024年03月18日

 

 「このクラスは私にとって、本当に、とっても大切な存在で、大好きです。これからは別々の道を歩んでいきます。この中学校での三年間の思い出を胸に、それぞれの場所で頑張っていきましょう。たくさんの思い出をありがとう。」これは、3月12日に行われた第77回卒業式において、卒業生代表の答辞で國村琴梨さんが述べた言葉です。
 國村さんは、在校生や保護者、先生方、来賓の方々へ、それぞれに感謝の気持ちを述べたあと、最後に、同級生に向けて、声を詰まらせながらもこの言葉を送りました。
 中学三年間の学校生活では、行事にみんなで協力して参加したり、給食時間の他愛のない会話で盛り上がったりなど、いつも一緒にいて、些細なことでもたくさん笑い合えることができたと思います。また、クラスの仲間たちが、いつも支え合いながら、何度も元気づけれたことでしょう。
 第77回卒業生の18人は、コロナ禍でも、工夫し知恵を出しながら、授業や学校行事、部活動等に一生懸命に取り組み、1、2年生をリードしてくれました。
 1、2年生の皆さんも、卒業生がつないできた桜島中の伝統を、しっかりと受け継ぎ、次年度へ向けて飛躍してほしいと思います。
 3月25日の修了式が終わると、4月7日まで12日間の春休みに入ります。春休みは、新年度へ向けての準備をする時期です。各学年の復習をして、新しい学年への進級に備えたいものです。時間を有意義に使い、新たな気持ちで新学年を迎えましょう。
 この1年間、大きな事件や事故もなく、生徒一人一人が、健康で充実した学校生活を送ることができました。これも、保護者や地域の皆様のご理解とご協力の賜物だと、深く感謝申し上げます。春休みは、気分的にも開放感に包まれる休みになりますので、地域での子どもたちの見守りをよろしくお願いします。また、来年度も本校の教育活動に対しまして、ご理解とご協力を賜りますようにお願い申し上げます。             (学校長 川畑 哲也)

トップへ