学校長あいさつ

更新日:令和6年4月8日

「歴史と伝統を新たな時代へ」

 鹿商ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
 本校は、明治27年10月、鹿児島市易居町に開校した「鹿児島簡易商業学校」を前身とし、

令和6年度で創立130周年を迎える歴史と伝統のある学校です。卒業生は約3万人、国内外のあらゆる分野で活躍しており卒業後もそのつながりはたいへん強いものがあります。校訓「誠実・勤労」を人格形成の基本理念として、文武両道の取組をとおして「知・徳・体」の調和がとれた心豊かでたくましい人間の育成を目指しています。
 これからの社会は、グローバル化や高度情報化、感染症や戦争による世界的な影響など、先行きを見通すことが一層難しくなってきています。これからの時代を生きていく生徒の皆さんにとっては、高校生活でどのような経験をし、どのようなことを学び成長するのかが、その後の人生にとって一層重要となっています。
 本校では、「考えること」「挑戦すること」を経営方針に掲げ教育活動を行ってまいります。今ある状況をしっかりと把握し、どうすれば解決できるか、よく考えること、何か工夫できることはないか考えること、そして考えた次の場面では、迷わず果敢に挑戦することを意識した教育活動を行ってまいります。この高い目標にトライした経験は、将来必ず生かされていくと思います。本校は生徒の「挑戦や失敗を応援する学校」です。その中で精神的な強さや心の持ちようなどについても学んでいきます。また周りの協力への感謝とともに、自他ともに大切にする「優しい心」を常に持ち続けることにも取り組んでまいります。
 さらに、令和6年度より学科再編を行うとともに、特色ある教育活動を全ての生徒の皆さんに受けていただくため共学となりました。高校生活がより楽しく充実したものとなるよう、多くの中学生から選ばれる学校となるよう、今後も進化を続けていきたいと考えています。歴史と伝統を受け継ぎながらも、時代に即した新しい教育にチャレンジし、授業、学校行事、部活動、生徒会活動など全ての教育活動を通して、生徒の資質・能力を高めてまいります。
 今後の本校の教育活動や生徒の活躍にご注目ください。

                                令和6年4月1日
                                鹿児島商業高校
                                校長 堀之内 尚郎

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