科学への誘い(いざない)~5月の便り~

2024年05月09日

 五節句の一つである端午の節句は、子の健やかな成長を祈願する風習があります。その一つである、青空にたなびく鯉のぼりは、竜門という名前の滝を鯉が流れに逆らって登り切り、そのまま竜となって天に昇ったという故事から、「登竜門」の言葉が示すように縁起の良い立身出世の象徴です。佐藤春夫の句と共に展示しました。

 また、端午の節句は菖蒲の節句とも呼ばれ菖蒲湯に入る風習もあります。そこで菖蒲に似た植物の見分け方を「開花順」「いずれがアヤメ(菖蒲)かカキツバタ」と題して紹介してみました。

 

 そして、なんと1年生の教室傍の庭で、アヤメ科の植物を発見しました。ニワゼキショウという名の6弁の小さな花ですが、とても可憐です。

 紫や黄色のカタバミ(カタバミ科)も咲いていましたので、3階標本室廊下に展示しています。是非、足を運んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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