科学への誘い(いざない)~10月便り~

2022年10月12日

秋と言えば…?あなたはどんな秋を思い浮かべますか?芸術の秋、スポーツ―の秋、食欲の秋、実りの秋、読書の秋とたくさんの秋を思い浮かべますよね。その中でも「実りの秋」にちょっと注目。鹿児島市内でもちょっと郊外に行くとまだまだ田んぼはたくさんあります。9月末から10月初めに稲刈りをしている風景を目にします。このお米1粒が春から秋の約6か月間で1600粒ものお米になるそうです。稲の花は、夏の暑い時期に小さな小さな花を咲かせます。これが自家受粉し、お米になっていくのです。

春の七草と言えば、「七草がゆ」にして無病息災を祈るものですが、秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しむものです。学校の敷地内にも尾花(ススキ)と葛花(クズ)の2種が咲いていました。他の5種も探してみてはいかがでしょう?

また校内で零余子(ムカゴ)も発見!これは、山芋などに見られる植物の腋芽で、むかごごはんにしたり、蒸したり炒ったりして食べることができます。

 

他にもイカの眼の構造を体験したり、宝石鉱物を観察したりと学びの秋を充実させてみませんか?

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