科学への誘い(いざない)~12月便り~

2022年12月14日

あっという間に師走に入り、2学期も残り2週間となりました。鹿児島の秋は短く、季節は冬になりましたが、相撲道場横の大イチョウは今が見頃です。

 

産振棟3階には、「炭化ケイ素」や「いろいろな色の話」が展示されています。この炭化ケイ素は、屋久島の豊富な水力を利用して作られたもので、日本で唯一炭化ケイ素の製造を行っている会社が屋久島にあります。炭化ケイ素は、ファインセラミックスや半導体の材料として注目されています。

すべての色は、基本の三種類の色から成り立っています。色の三原色とは、おもにマゼンダシアンイエローの三色を示します。展示されているろ紙をよく見ると、赤い部分や青い部分がにじみ出ている様子がよくわかります。世の中の色が、この三色によって構成されていると思うと不思議な感じがしませんか?

 

学校の中庭には、「ナンテン」や「ツワブキ」が咲いています。ナンテンは、音が「難を転ずる」に通ずることから縁起の良い木とされています。ツワブキの名前の由来は、「葉につやのあるフキ」。他の草花が少なくなった10~12月に黄色い花を咲かせ、秋冬の庭を彩らせます。

12月の科学への誘いもクリスマスモードに…みなさんはどんなクリスマスを過ごしますか?

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