伊敷長なす~「鉢上げ」を行いました

2024年03月18日

 3月12日・13日,鹿児島大学の中野八伯(はつのり)先生に講師としてご来校いただき,5年生が伊敷長なすの「鉢上げ」を行いました。小さなまき床では土も水分も少ないため,苗の生育を止めてしまわないように鉢上げが必要であることや具体的なポリ鉢への植え替えの仕方などを説明していただき,鹿児島大学の学生さんにもお手伝いいただいて一人ずつ丁寧に作業を進めていきました。
 授業の後半は各教室へ移動し,中野先生から「苗半生」(なえはんしょう)という言葉の意味について話をしていただきました。苗の時期の生育がその後の生長や収穫に大きく影響し,その短い期間で作物のできがほとんどが決まるということ,人の一生でいうと「小学生の今」がとても大切で,しっかりと学ばなければならないことなど,夢や目標をもって取り組むことの大切さなど,有名人の小学生の頃に書いた作文の資料を活用して心に響くお話をしてくださり,子どもたちも集中して聞いていました。
 来年度4月に新5年生に引き継ぐまで,ポット苗の育成に愛情を注いでいきます。

 

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