「耳」からの読書
2018年10月22日
職員による読み聞かせでスタートした月曜の朝。
くじ引きで,ランダムに決まった学級へ・・・。
担任以外の職員が出向いて読み聞かせをします。
私が当たったのは1年生某クラス。
身近な大人の声で読んでもらう。
そして,字を読むという技術を自分で使わず物語を楽しむ。
そんな,素敵な企画です。
もちろん,サプライズで登場。
「ええっ?校長先生なの?」
ざわざわする中に,大型絵本の「大きなかぶ」と,なぞなぞ絵本を紹介。
「さかだちすると,かるくなってしまうどうぶつなあに?」
これにはすぐに反応されてしまいました。
こたえは「イルカ⇒かるい」
さすがは1年生です。発想が柔らかですね。
職員は,まず発達段階を考え,自分の学年以外の「選書」をします。
この過程が,自ら子供たちを本の世界へ誘うために必要な「いい時間」。
聞き慣れない大人の声による,新鮮な「耳」からの読書。
これからも,ずっと続けていきたいと強く思う今朝でした。