１年生理科 植物の観察と分類の授業風景
2023年05月13日
中学生になって初めての理科の学習は、「生物の観察と分類の仕方」から始まります。吉野東中学校は、学校内にたくさんの種類の樹木や植物があります。また、学校主事の春山さんが育ててくださっている花が校内にあふれており、植物の観察をすることがとても楽しみな学校です。１年生の生徒たちはノートにメモやスケッチをしながら、楽しそうに観察をしていました。
今、連続テレビ小説で、植物学者、牧野富太郎博士をモデルにしたドラマ「らんまん」が放映されています。牧野博士は幼いころから植物に興味をもち、野原の植物を観察してまわったり
、祖母が買ってくれた植物の図鑑や本を読みふけったりしました。９４年の生涯で、収集した標本は約４０万枚、蔵書は役４万５千冊、新種や新品種など約１，５００種類以上の植物に名前をつけて、日本植物分類学の基礎を築いたといわれます。その功績は今でも、世界の植物学者の注目を集め続けています。
観察をする１年生の姿を見ながら、この中から未来の牧野富太郎博士が育つのではと楽しみになりました。
